2009年8月17日(クアンガイにて)

 夜行列車の中では日本食の弁当を用意してくれました。夜12時近くまでみんなでわいわいがやがや歓談。ダナン駅からバスでホテルに向かいました。途中大衆食堂で昼ご飯。今年初の本格的なベトナム料理。一年ぶりです。

 正直美味しかったです。向かって右手にある、ちまきのような一品。ただしこちらは笹の葉ならぬバナナの葉でしょうか、で包まれたのは魚肉のようです。まるはソーセージ、と言えば想像していただけそうです。

昼食

 とても美味しく感じました。飲み物は、「チャダー」つまり冷たいお茶。これ以後ずっと付き合うことになりました。ベトナム料理は野菜が多く、とてもヘルシーです。街では肥満の人を殆ど見ませんでした。でも生活が豊かになり洋風化すると変わるのでしょうね。かつての日本のように。ただし香りの強い葉物が多く、嫌いな人には辛そうです。和風ドレッシングを持参すれば良かったかもしれません。


クアンガイのホテル

 ダナン駅から三時間ほどバスでかかりました。地元資本の石油会社のホテルのようです。十分豪華でした。

 昨夜は夜行列車での宿泊。シャワーも無かったので、ホテルで慌しくシャワーを浴びました。さっぱりしました。休む間もなく、さっそく一軒目の農家訪問。農家の自立を支援する目的で昨年から始めた子豚の贈呈です。今年は一軒目の農家の子豚を「Nago-Chan」と名付けてもらいました。北村元さんが作ってくださった、可愛い豚のアニメ入りの証書をお渡ししました。

子豚の贈呈

大釜一男さんと共に子豚の贈呈。丈夫に育ってくれると良いのですが。


14歳6キロの女の子

 二軒目の農家では、障害を持った娘さんがいました。14歳で6キロの体重しかなく、殆ど寝たきりの生活。月に1-2度は病院に行くとのことでしたが、行く末を思う母親の気持ちを想像すると本当に辛いものがあります。

 夜はクアンガイ省枯葉剤被害者協会(VAVA)のカイ会長を中心に夕食会。大村保二さんから寄付していただいた文房具を寄贈しました。

文房具を贈呈

大村保二さんからいただいた文房具を被害者協会に寄贈しました。