2011 年 07 月のページ


07月01日(金曜日:晴れ)  Ayaちゃんの誕生日


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今日はあやちゃんの誕生日です。もう ? 歳になりました。早いものです。毎日仕事で忙しいようです。でも若い時は忙しくて当然。大変で当然です。そうして成長していくのですから。

 8月にそちらに行けそうだから、母と一緒にのんと四人で一杯飲みながら話が出来ると良いね。

昨夜は沼津西RCの最終さよなら例会。久松年度の終了です。

 今年度は昨年の7月1日に始まり、6月30日まで続くという文字通りの長丁場。しかも 20 周年記念という節目の年でもあり、会長の気苦労は例年以上だったに違いありません。

 さらに、あの大震災。すっかり予定が狂ってしまいました。予定を立てて予定どおりに事を運ぶのも、もちろん大変ですが、すっかり狂ってしまった予定を修正しつつ、事を滞りなく完結する、というのは何倍ものエネルギーが必要です。

 会長・幹事、そして20周年実行委員長を務めた芹沢さん、本当にご苦労さまでした。

 そして新年度は、宮島会長・杉山幹事年度となります。みんなで助け合って良い年となるように頑張りましょう。


7月2日(土曜日:晴れ)


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今夜はすんと二人であやちゃんの誕生日を祝いました。いつもの「ひろ繁」とディナーと洒落ました。美味しいご飯とお酒。楽しい一時でした。子ども達と一緒にご飯を食べる機会は、もうなかなか難しいのが現実です。

 それでも 8 月には、何とか実現できそうなので本当に楽しみです。

さてさてパソコンの世界に変革の波が押し寄せています。つまりは、今までの定番、インテルの CPU にマイクロソフト社のウインドウズ、という定番です。これによってパソコンは、いわば日常家電になり、劇的に廉価になりました。

 ところが今、常識が変わろうとしています。いくつかの記事がありました。

 記者が子供の頃の1970年代は、i8080、Z80、MC6800などがマイコン用8ビットCPU(Central Processing Unit)として全盛だった。それに続いたのが16ビットCPUで、米Intelのi8086がパソコン分野の勝者となった。それがx86アーキテクチャーの始まりである。x86アーキテクチャーは32ビットになり、64ビット(これは「x64」とも呼ぶ)になり、今やWindowsパソコンもMacも企業のサーバーもx86だ。でも、x86の全盛期は終わったのではないだろうか

 x86の強力なライバルが二つ浮上してきた。一つは英ARMのARMアーキテクチャーだ。消費電力が少ない割に高性能なARMは携帯機器に多く採用され、「Microsoft、次期版WindowsでARMアーキテクチャーをサポートへ」といった動きも報じられている。米Microsoftは以前、WindowsでAlpha、MIPS、PowerPCをサポートしたことがあったから、浮気はこれが初めてではない。前回はIntelはとにかくがんばって製品を改良し価格を下げてAlpha、MIPS、PowerPCへの移行を食い止めた。ARMとの競争においてIntelはもう一度がんばれるだろうか?




 夏のボーナス商戦に合わせ、メーカー各社からAndroid 3.x搭載タブレット端末が出そろった。すでにiPad 2対抗機として販売されているKDDIの「MOTOROLA XOOM Wi-Fi」とNTTドコモの「Optimus Pad」に続き、台湾ASUSTeK Computerが「Eee Pad Transformer」、日本エイサーが「ICONIA TAB A500」を相次ぎ発売した。東芝も7月下旬から「REGZA Tablet」を出荷する


 さらに私が重要だと思うのは、「節電」です。パソコンは電力食いです。パソコン本体、モニターも含めて、膨大な電力を消費します。ところが、「Eee Pad Transformer」は数秒で起動し、最長 16 時間も充電無しで使用できます。つまり省電力だ、ということです。私はこの面がもう少し強調されても良いと思います。この夏の電力不足を乗りきるために、ウインドウズ・パソコンからAndroid 3.x搭載タブレット端末に切り替える、というのも決して荒唐無稽な話ではない、と私は信じているのですが。

7月3日(日曜日:晴れ)


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今日はすんと一緒に久しぶりに映画を観に行きました。映画でも行かない、と誘ってみたものの色よい返事がもらえませんでしたが、織田裕二の映画案内が出ているのを見た途端、「久しぶりだから行こうかしら」。映画は、

 織田裕二扮するクールでスタイリッシュな外交官・黒田康作が活躍する最新映画『アンダルシア 女神の報復』


 アンダルシアとは言うまでもなくスペインのアンダルシアです。私の愛読書「地中海のほとり」にも登場する太陽の地方です。私にとっても見る気をそそられる題名です。

 さて駅前の Vivi に行ったのですが、人通りの閑散とした様子に驚きました。以前は、もう少し人出も多かったように思います。コンベンションセンター建設のために駐車場が閉鎖になっているのが災いしているのでしょうか。なんにしても駅前に賑わいが無いのは寂しい限りです。

7月4日(月曜日:曇り)


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今日は一日強風が吹き荒れました。窓を開けるのが憚れるような風でした。と言って、窓を開けずにいると暑苦しいし、何事も程々がよろしいようです。

さてさて、スマートグリッドです。一体全体スマートグリッドとはなんの事だ、と思われるのが正常です。大山鳴動して鼠一匹、ではありませんが、ずいぶんと騒がれている割には実態が今ひとつはっきりしません。以下の記事はいかがでしょうか。

 一部を引用すると以下の通りです。

 スマートグリッドとは通信と電力を融合させることで、多様な電力を効率的かつ安定的に送信することを可能にするシステムと説明される。それが実現すれば、これまでのように大規模な原発や火力発電所のみに頼らずに、誰もがいろいろな形で電気を作るようになっても、安定的に電力を供給することが可能になるという。

 スマートグリッドはまた、単なるエネルギー供給の枠を超え、われわれ市民生活のありかたや国の形へも大きな影響を与えるだろう

 富士通総研主任研究員の高橋洋氏は、今日スマートグリッドが注目されるようになった背景に「供給の分散化」「需要の自律化」「蓄電池の発達」の3つの技術革新が起きていることを指摘する。なかでも需要者(ユーザー)自身が電力を節約したり売ったりする「自律化」が、とても重要だという。これまで電力会社は消費者に自律性など期待できないと主張してきたが、震災後、多くの人々が自発的に節電を行ったことで、いみじくも消費者の自律性が証明された


 どこよりも早く安定したスマートグリッド社会を構築した地域が、より多くの企業を呼び込むはずです。そこにこそお金をつぎ込むべきではないでしょうか。

7月5日(火曜日:雨のち曇り)


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午後からは青空が覗く天候になりました。雨雲が覆えば欝陶しと嘆き、青空が覗けば暑苦しいと嘆くのは人間のわがままというものでしょう。

さてさて節電の夏がやって来ました。400名ほどの従業員を抱える工場の責任者の友人によれば、節電対策は気苦労が多いようです。家庭と違い様々な書類を提出し、罰則まであるようですから大変です。

 いかに安定した電力を確保するかは、まさに死活問題です。そんな中で以下の記事は参考になります。

 一部を引用すると、

 原子力の代替電源としても期待が高まっている再生可能エネルギー。再生可能エネルギーというと、太陽光発電や風力発電などが頭に浮かぶが、実は今、大きな期待が寄せられているのが「小水力発電」である。千葉大学法経学部教授の倉阪秀史さんに状況を聞いた

 小水力発電は、水の勢いでタービンを回し、電力を得る。日本は欧米の約2〜3倍の雨量があり、山が多いため急流も多く、2〜3mの落差の水勢を簡単に得られる。発電量から見ると、急流として著名な神通川がある富山県富山市が、2位に2倍程度の差をつけてトップだ。ただ、2mの落差があれば発電は可能だと言われているので、適地は多そうだ。「日本人の原風景に、風車はないけれど水車はあります」と倉阪さんが指摘する通り、小水力発電は日本の環境に適している


 日本の原風景には水車がある、という指摘は、映画「七人の侍」を思い出させば容易に想像できます。三船敏郎演じる菊千代が、焼けだされ親に死なれ孤児となった赤子を抱いて、「こいつは俺だ」と叫ぶ場面が忘れられません。

 農村に水車は原風景だったのですね。

7月6日(水曜日:晴れ)


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九州では先月梅雨明け宣言が出されたにも関わらず、ここ数日大雨。保育園の生徒達が体育館に避難した地域もありました。

 明日は七夕ですが、今年も逢瀬は叶わないようです。

さてさて、「ボーイング787の報道で少しだけ残念なこと|山崎元のマルチスコープ」と題する以下の記事を読んで、私自身溜飲(りゅういん)を下(さ)げる、と言いますか、胸のつかえが取れたような気がしました。

 NHKニュース 9 での報道を私も見たのですが、何かすっきりしませんでした。ボーイング787の重要な部分には日本の最先端技術が応用されており、日本の物作りの勝利だ、と言った塩梅で、万々歳、という報道内容だったのです。

 確かに、その通りなのです。主翼を初め炭素繊維を使用したおかげで軽量化に成功したことが、ボーイング787成功の鍵であったことは論をまちません。炭素繊維は日本の独壇場なのです。しかし、しかしなのです。

 しかし、ボーイング787で日本の企業はどれだけ利益を上げているのでしょうか。よく引き合いに出されるアップル社の iPhone や iPad には日本の物作りが詰め込まれています。しかし巨額の利益を上げているのはアップル社であって日本企業ではないのです。

 いまこそ、物作り大国日本、などと言ったおだてに乗らず、日本社会が本当の豊かさを手にするにはどうしたら良いかを真剣に考えるときではないでしょうか? ぜひ、お読みください。


7月7日(木曜日:雨)小暑


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今日は小暑。Wikipedia によれば、

 梅雨明けが近付き、暑さが本格的になるころ。『暦便覧』には「大暑来れる前なればなり」と記されている。

 蝉が鳴き始める。

 小暑あるいは大暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送る。小暑の終わりごろに夏の土用に入る。

 小寒と互いに半年後・半年前である。大寒と大暑も同じ関係である。


 と、あります。いよいよ夏本番です。昨年の今頃はのんちゃんの国試は来年だね、なんて言いながら、連れ合いと二人でハラハラドキドキしていたんですね。一年など、あっという間です。

さてさて話題の Facebook に、いよいよビデオ電話が登場するようです。以下の記事をご覧ください。

 20年近く前に始めてインターネット電話に出会った時の驚きは今でも忘れません。本当に驚きました。本当にすごい時代になったものだ、と実感しました。本当にハマりました。当時は電話代が信じられないほど高額でしたので、料金固定時間帯の早朝に起きて世界中の人と英語で話をしました。拙い英語のうえ、相手の顔が見えないで話すのは大変です。汗だくになって懸命に聞き取ろうと努力しました。

 様々なネット電話ソフトが出現しましたが、Skypeで大勢は決しました。優れていたからです。ルーターを介しても1対1で会話がきちんとやりとり出来ました。しかも無料で手に入るのですから事実上の標準になりました。いくつかの企業に買収された後、つい最近、あのマイクロ・ソフトが買収しました。

 時代の移り変わりをつくづくと感じます。


7月8日(金曜日:曇り後晴れ)


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今にも咲きそうな蓮の花です。今日は東海地方が梅雨明けしました。名古屋では青空のもと、猛暑だったようですが、沼津は終日曇り空で強風が吹き荒れていました。昨年よりも 9 日早い梅雨明けですが、今年の夏はどうなりますことやら。

 我が家の改修工事もほぼ終わり、二階リビングの西側の窓に待望の網戸が入りました。建築する時の設計では、当然網戸が入る予定だったのですが、どういう訳か完成後も網戸無しで、夏の夜は冷房を入れないと辛い毎日でした。

 網戸が入ってみると、今のところ、夜になれば風が十分入り空調は必要ありません。節電の夏に向かって有難い限りです。また南側のベランダには、「立て簾(たてす)」を置きました。すると外部から覗かれる心配もありませんので、せいせいと窓を開けることが出きるようになりました。これで風通しが格段に良くなり、本当に楽になりました。伝統の知恵、というのは、バカにできません。

さてさて、トイレの便器も壊れてしまったので新しいものと交換しました。ビックリしたのは、その使用水量の少なさです。いったい今までの、あの盛大なお水は何だったのだ、と思いたくなります。そんな中で、以下の記事は興味深いものです。

 一部を引用すると、

 トイレに入ったときに使う水の量は人それぞれだが、我々は知らず知らずのうちに、想像以上に多くの水を使っているものだ。世の中で節水ニーズが盛り上がるなか、トイレメーカー各社は、より高度な節水が可能な製品の開発にしのぎを削っている。

 創業から60年以上を数え、世田谷区の閑静な住宅街に本社を置く老舗メーカー・木村技研もその1社。業界では「中堅」と呼ばれる事業規模ながら、売上高ベースでは前期の約24億円から今期は約30億円へと、堅調な成長を続けている。

 同社の成長を牽引している主力製品は、大手顔負けの節水を実現する過剰水量防止装置「アクアエース」。これは、水量メーターを内蔵し、利用者をセンサーで感知して滞在時間によって大小を判定し、それぞれに最適な流量で流し分ける機能を搭載した「バルブ」である。このバブルを取り付けた便器を提供しているのだ。

 試算によると、通常のバルブが設置されたトイレでは、1回20円、年間14万4000円もの水道料金が使われるが、アクアエースを使えばその費用を半減することができるという。まさに「大手顔負け」の節水技術なのだ


 ぜひともウォシュレットとタイアップしてもらいたいものです。いくら節水してくれても、ウォシュレット無しの便座は使いたくありません。アメリカ人は、このウォシュレットが絶対に嫌なのだそうですが、国民性の違いでしょうか。私には理解できません。


7月9日(土曜日:曇り後晴れ)


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さてさて菅総理の指導者としての資質が問われています。私は昨年の民主党代表選挙の演説会などを見て、どうみてもこの人は一国の指導者としてはふさわしくない、と感じたのですが、悪い予感が的中しました。

 今になって、代表選挙の時のインタビュアーなどを小沢一郎さんとの比較で見ると、人間性に大きな違いを感じるのは私だけでしょうか。例えば、以下のビデオをご覧ください。菅総理の発言を聞いていると、思わず吹き出してしまいます。そのまま、菅総理自身に問いかけたくなるのです。本当に笑えますから、ぜひご覧ください。一人二分ずつの総括ですので退屈しません。このビデオを見ていると、菅総理は政治家よりもお笑いの世界の方が向いている、と私は真剣に考えるようになりました。みなさんは、どう感じられましたか?

 代表選挙で菅直人さんに投票した議員には、次回の総選挙では絶対に投票してはなりません。利己的な目的から国民を不幸に陥れた政治家を許してはならないからです。


7月10日(日曜日:曇り後晴れ)


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久しぶりに四人揃っての月例でした。午前中は曇り空でしたが、午後からは青空が覗き傘をさして歩かないと大変でした。43,46。自分としては、上出来です。OBも一回しましたが、それでもそのホールはダブルボギーで済みましたから、最小限のダメージで切り抜けました。

さてさて、日本と諸外国のパソコンの普及率の違いを考察した記事がありました。

 この記事に対するコメントの中に、以下のものがありました。

 アメリカに長年住んでましたが、原因は学校教育や仕事場でのITかです。例えば、学校(小、中、高)で多くの宿題はPCやインターネットを使うものが殆どです。特に、宿題のレポートはワープロで作成し、プリントアウトするのが常識です。だから、PCを買えない子供には学校に無数のPCがあり、自由に使えます。

 対して日本では、まだ、レポートは手書きなのかな?入学願書や履歴書も手書き、銀行や役所の申し込みも手書き、などなど、アメリカに比べるとITは 10 年以上遅れていると思います。


 なるほど。この点に関しては確かにその通りだ、と思います。学校には山ほどのパソコンが並んでいるのですが、十分使いきれているとは思えません。とても、もったいない気がします。もう 10 年以上前から、感じていました。あまり変わっていないのでしょうか。

7月11日(月曜日:晴れ)


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いよいよ猛暑が、やって来ました。震災地東北でも真夏日に大変だったようです。これから、まるまる二ヶ月我慢の夏になりそうです。

さてさて電力の安定供給が風前の灯火です。何やら突然出現した、「ストレス・テスト」なるもののために、原発の再稼働は当分先の事になりそうです。

 今日になって以下のような報道がなされています。つまりは町長の親族企業が九州電力から多額の建設工事を受注していた、というのです。今までテレビに散々登場した町長の印象も、このニュースでずいぶんと変化するはずです。残念です。まさに、李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)という格言が思い起こされます。

 原発に関しては、こうした利権絡みのために身動きが取れない状態になっていたのでしょう。巨額の研究費を受け取り安全宣言を出していた学者の皆さんから始まって、日本中が麻薬中毒患者のごとき行動を取ってきたわけです。廃棄物処理の問題、社会的対策費とでも呼ぶべき上記のような費用を考えると、原発は他の方法に比べて低い費用で発電ができる、というのは殆ど机上の空論で、原発は経済的にも成り立たない、という日本経済新聞の記事もありました。

 そして、今回のメルトダウン。生まれ変わる良いチャンスです。

 やはり一つのキーワードは、スマートグリッドやスマートメーターでしょう。以下の記事は参考になります。

7月12日(火曜日:晴れ)


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猛暑が続いています。熱中症で倒れる人が続出です。来週一杯は、警戒が必要のようです。

さてさて、興味深い記事がありました。アメリカでは、成人肥満の増加が社会問題となっています。テレビや映画で観ていても、あちらのデブは日本のデブと一桁違うように見えます。連れ合いが「太ったかしら」と聞くので、アメリカに行けば痩せているね、と言われるよ、と慰めています。

(●^o^●)

 現実は深刻です。肥満は病への近道。ピンを外してから 10 年で爆発する手榴弾をポケットに入れて生活しているようなものです。先日も、52歳の女性が外来に来られました。数日前から右眼が充血しかすみ始めた、というのです。結膜炎か、などと高を括ってはいけません。顕微鏡で、よーく前眼部を確認し虹彩炎がないかの確認が重要です。

 この女性も虹彩炎がひどく、虹彩後癒着をきたしていました。調べてみると、予想通りひどい糖尿病でした。随時血糖は 400 を越え、HbA1c は 12台でした。糖尿病網膜症も、もちろんありました。

 今では、こうした症例は決して稀なものではありません。こんな症例ばかりを診ている私は、糖尿病だけにはなりたくない、という強い思いがあります。先日の人間ドックでは、BMI は 22.8 。体脂肪率 = 20 %。HbA1c = 4.9 。ウェストは 77 センチでした。仮に、BMI が 30 とすると、私の場合体重は何と、81.7 キロとなります。今より 20 キロは重いということですから、動くのは大変です。20 キロのリュックを背負って移動するようなものですから。

 一見貧困と肥満が結び付きにくいのですが、安くて腹持ちの良いもの、というと、いわゆるジャンクフードに行き着く訳です。アメリカでは裕福な人ほど食事に注意をはらい、「Work out」、いわゆるフィットネスクラブに日参するのです。体型を維持するのも競争社会を生き抜く上では不可欠なのです。

 自分を律することは、本当に難しい事です。食事が絡むと難行苦行になります。しかし元気で長生きするためには生活習慣が何より重要です。遺伝子を交換する事が、いまだ出来ない現状では、それしかないのです。

7月13日(水曜日:晴れ)


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今日も猛暑でした。これだけ暑いと外出するのは大変です。患者さんも、わざわざ来院してくださることに、頭が下がるばかりです。来院して、少しでも安心して、気分良く帰ってもらえるように心がけるのが務めというものです。

さてさて、いくつか興味深い記事がありました。まずは、パソコンの値段が暴落している、という話です。

 買う方の立場からすれば安い方が良いに決まっています。しかし日本の会社も製造・販売している事を考えると、そう単純に喜んでばかりはいられません。

 今やパソコンは台湾のメーカーが受注し、中国で生産しているものがほとんどです。今使っている、このDELLのパソコンも、ご多分に漏れず「 Made in China 」です。日本の会社でパソコンを国内製造している会社がもちろん無い訳では無いのですが、多勢に無勢です。

 いやいや、日本で作られているパソコンは品質が違う、とおっしゃる方もいるかも知れませんが、そうお考えになる方は、本当に少数派です。標準をアメリカのメーカーに抑えられ、特徴を出せなくなった段階で、日本は敗北しているのです。もう日本の出る幕は無いのです。ハードで儲けるのではなく、収益を上げる仕組みを構築する方が、よほど利益が出るのです。そして、そうした分野は日本の一番苦手の分野ときていますから、暗い気持ちになってしまうのです。

 一部を引用すると、以下のとおりです。

 こうした価格下落は、われわれユーザーには歓迎すべきことだが、国内のパソコンメーカーは苦しい状況に置かれている。ある国内メーカーの技術者は「今やパソコンよりもスマホを作るほうが利益が出る。これでは、パソコンを作る意味が問われかねない」と自嘲気味に話す。別のメーカーは「戸田さん、今度ライバルメーカーの所に行ったら、これ以上引かないように言ってください。このままでは共倒れです」と悲鳴を上げる。彼らが、体力勝負の過酷な状況に置かれていることがうかがえる。

 国内メーカーは、今後難しい舵取りを迫られる。これまで彼らは、A4型ノートパソコンを二つのカテゴリーに分けて販売してきた。1つは実勢価格が15万円前後の高級機モデル、もう1つは10万円を切る普及機モデルだ。今後、普及機の分野は、外資系の安値攻勢と真正面からぶつかることになる。採算悪化を承知のうえで、この分野でも彼らと互角に渡り合うのか。それとも、この戦線から撤退し、高級機路線1本に絞って勝負するのか。判断を迫られる時期が近づいている





もう一つの話題は、以下のとおりです。

 この記事の中で、本当だ、と膝を打ったのが、

 英検1級を目指す英語スクールの子どもに「勉強っておもしろいの?」と尋ねると、「え、わからないことがわかるようになるっておもしろくない!?」という回答が返ってきたというエピソードが綴られていた


 の部分です。この言葉を聞いて思い出したのが、論語の中にある、

子曰く、学びて時に之を習う、亦た説ばしからず乎


 です。学んだことを機会がある度に何度でも復習、練習する。すると、今まで出来なかったことができるようになる。何とも嬉しいことではないか、というのです。 

 人生で何が一番の幸せか、と人に問われれば、「今まで、できなかったことが、できるようになった時」と、私は答えるでしょう。もちろん、それは容易な事ではありません。練習で 100 回同じ事が成功しても、実際の場面でそれができるかは、別問題です。だからこそ、現実の場面で思ったようにできたときの喜びは、何にも代えがたいのです。

 学校で学ぶことが楽しくなくなっているとしたら、それほど悲しく残念な事はありません。ぜひとも子ども達が学校で、そうした喜びを掴んで欲しいものです。それは一生の財産なのです。

7月14日(木曜日:晴れ)


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今日も猛暑でした。朝は曇っていたものの昼前からは日差しが眩しい天候となりました。午後からはロータリークラブの例会。今日は静岡第三分区の伊東 哲夫ガバナー補佐が期首訪問をされました。クラブ協議会でご指導をいただきました。

 私がガバナー補佐を務めた年度の沼津北クラブの会長さんが、伊東ガバナー補佐でした。色々助けていただきました。真のロータリアンです。一年間、お忙しい中大変だと思いますが、健康に留意されて無事に大役を終えられることを祈っています。

さてさて、熱中症への注意から水分を十分取ってください、と盛んに警告されます。ところが、こんな危険もあるのです。「ペットボトル症候群」という言葉をご存知でしょうか。やたらに清涼飲料水をがぶ飲みすると急激な高血糖から意識を失う危険性すらあるのです。

 以下の記事をご覧ください。

 一部を引用すると、

 節電のためエアコンの使用を控えていると、冷たい飲み物をたくさん飲みたくなる。ただ、糖分の多い清涼飲料水を大量に飲み続けていると、急激に血糖値が上がる「ペットボトル症候群」に陥る危険性がある。

 近年、若年層を中心に患者が年々増えているが、まだ認知度は低いまま。専門家は「今年は特に夏場の水分の取り方に気をつけてほしい」と注意を呼びかけている。
 
 糖分の過剰摂取で血糖値が上がると、それを薄めようとしてさらに水分を欲して喉が渇く

▽尿の回数も増える

▽喉の渇きに任せてさらに甘い飲み物を飲む

−という悪循環に陥る。福田医師は「危険なのは夏場に中高生が部活動で水代わりに大量に清涼飲料水を飲んだり、毎日2、3リットル飲んでいたりするような場合。突然倒れる場合もある」と警告する


7月15日(金曜日:晴れ)


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今朝のウォーキングで、この夏始めてセミが泣くのを聞きました。セミも、梅雨明けのあまりの早さに追いつかなかったのでしょう。いよいよ、本格的な夏の到来です。

とても嬉しいニュースです。夏、私の一番の好物はスイカです。血流改善や動脈硬化の予防に効果があるとされるアミノ酸の一種で、スイカに多く含まれる「シトルリン」をほとんど失わずに発酵させられる新たな方法が見つかりました。

 一部を引用すると、

 スイカの果汁から「スイカ酒」や「スイカ酢」を造る醸造法の開発に、県産業技術センター(鳥取市)が成功した。

 血流改善や動脈硬化の予防に効果があるとされるアミノ酸の一種で、スイカに多く含まれる「シトルリン」をほとんど失わずに発酵させられるのがポイントだ。

 県はスイカの生産量が全国4位(2009年)の一大産地。大半が生で食べられており、今後は加工品の開発や規格外の果実の有効利用につながることが期待される。

 シトルリンはウリ科の植物に含まれ、中でもスイカの含有量はメロンの3・6倍、キュウリの19倍と際立って多い。保健機能食品への応用を視野に特産品の使途を広げようと、同センターの西尾昭・発酵生産科長(48)が2008年4月から醸造法の研究を続けていた


 スイカ大好き人間には、とても楽しみです。


7月16日(土曜日:晴れ)


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蓮の花が咲いています。赤い花、白い花。やはり純白の花には得難い美しさがあります。毎朝ウォーキングをしていて、友人の山田さんのお宅の前の鉢に植えられた蓮を見るのが楽しみです。

さてさて、電力事情が焦眉の急です。電気自動車は電気を使って走る以上、節電を求められれば立ち行かなくなるのではないか、という疑問を誰もが持ちます。

 
 それに対して、日本発の独創的な電気自動車SIM-Drive社長の清水浩氏のインタビューが掲載されています。読んでいて、本当に夢ワクワクとはこうしたことを言うのでしょうが、ぜひご覧ください。

 一部を引用すると、

 電気自動車(EV)は電力会社から供給された電力を使って充電しなければ動かない。このため、電力の需給に余裕が無くなり、節電が求められると立ち行かなくなるのではないだろうか。深夜に充電し、昼間に使う電力のピークシフトには役立つかもしれないが、トータルの石油消費量はガソリン車よりも増える可能性がある。このような質問に対し、EVの技術開発を行う企業SIM-Drive社長の清水浩氏ははっきりとEVの方が有望であることを示した。

 蛍光灯2本分の電力(77wh/km)で1kmを走行できる同社のEV「SIM-LEI」(図1)の性能を、ガソリン車の燃費に換算すると70km/Lにも相当する。1Lのガソリンを給油した従来のガソリン車よりも、同じ1Lを石油火力発電所で燃やして発電し、EVに充電した方が、より長い距離を走れることになる計算だ


 こうした夢のある計画に、日本の大手自動車メーカーが関わっていないのが気になります。自分たちのお株を取られるのを恐れているのか、将来性を買っていないのか。どちらにしても、日本独自とも言うべきこの企画を育てないのは日本全体の損失のような気がするのですが。

7月17日(日曜日:晴れ)


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昨日は静岡でのロータリークラブの会合終了後に清水駅で待ち合わせて、すんと二人で三重県の伊勢神宮にやってきました。以前から伊勢神宮に一度は来たいと思っていました。連休でもあり、ちょうど良い機会だ、とすんも同意してくれました。

 とは言っても、4時間のドライブは結構辛いものがあります。運転が好きな人なら楽しいのでしょうが、正直私は車の運転は好きではありません。ただ今回始めて通った伊勢湾岸自動車道は快適でした。愛知県豊田市の豊田東JCTから三重県四日市市の四日市北JCTに至る高速道路ですが、片側三車線でゆったりしており、東名高速道路のように後ろから煽られたり車線をしょっちゅう変更したりしなければならないストレスがありませんでした。平均 120 キロ以上のスピードでスムーズに走れると、運転も楽しくなります。プリウスちゃんも存分に期待に応えてくれました。


7月18日(月曜日:晴れ)


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今朝は 3時 45 分に起きて女子ワールドカップの決勝を見ました。日本対アメリカ。これまで 24 回対戦して一勝もできなかった日本が、どんな戦いを見せるのか、本当に楽しみにすんと二人で観戦したのです。

 前半は 0 対 0。後半は二度も先制されるも、その度に追いつく粘り強い戦い。結局延長戦でも決着が付かず、PK戦で見事な勝利。素晴らしい戦いでした。よく言われる台詞ですが、「諦めずに最後まで戦い抜く」という、本当にお手本のような試合でした。体格だけから言えば、大人と子どもの戦いに等しいほどですが、そんな中でも自分たちの持ち味を生かした戦術は、これからの日本人に多くの示唆を与えるに違いありません。

アメリカとの、いわば総力戦を制したこの戦いは、日本人が戦後ずっと抱いてきた太平洋戦争の心的トラウマに大きな影響を与えるに違いありません。心理学者、精神分析学者として有名な岸田 秀(きしだ しゅう 1933年12月25日-)さんは、新聞への投稿記事の中で、鬼畜米英からアメリカ礼賛に転向しなければならなかった戦後日本人の心的トラウマを解消するには、もう一度アメリカと戦争をして勝つしかない、と冗談交じりで語られていました。心理学的には、たぶんそれしかない、と心の底では思われているのでしょうし、私にもそう思えます。もちろん現実的には、そんなことは不可能です。

 今回のなでしこジャパンのアメリカに対する歴史的な勝利が、日本人の精神的な独立のきっかけになってくれれば、と願っているのです。心の底では反発を覚えながらも、いつまでもアメリカに頼り切った精神思考は、今や百害あって一利なしです。

 民主党への政権交代が、その端緒になるはずだったのですが、アメリカ頼みの勢力は強力です。しかし、いつまでも、いわば分裂した精神状況が日本人にとって健康的であるはずがありません。自立した個人、自立した国家が日本に確立されるのは、いつのことになるのでしょうか。


7月19日(火曜日:雨)


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5月にアメリカから購入したキンドルが故障してしまいました。画面の上 2/3 が切り替わらなくなってしまったのです。結局本が全然読めなくなってしまいました。サポートにメールを送ったのですが、音沙汰無し。日本 Kindle の会のページを見ると、同様のトラブルを体験した人の書き込みがありました。

 アメリカのアマゾンのサイトにログイン後に、キンドルのサポートに電話してね、とクリックすると、数秒後に自宅に電話がかかってきました。その素早さには驚きです。

 何しろ英語でのやりとりですので、困ったものですが、向こうも世界中に電話しているためか、忍耐強くこちらの話を聞いてくれます。結局新品を送るから登録をやり直してくれ、メールで追って指示する、という内容(だったと思います)でした。

(●^o^●)

 もっと早く電話すれば良かったのですが、何しろ英語でやりとりするのは勇気がいります。それでもインターネット電話で鍛えた経験はだてではありませんでした。今は相手の話を聞くときか、それとも、こちらが答えるべき時か、の判断は何とかできていると思います。

 とにもかくにも、不良品として処理してくれることには感謝です。到着が楽しみです。不具合の様子を写真に撮ってメールに添付しておいたことも解決をスムーズにしたのでしょう。係の女性(ジェーンさんかな)も、添付写真を即座にきちんと確認してくれました。

 たいしたものです。これだけのサポートシステムを作り上げるのは大変です。本当に凄いの一言です。アマゾンからのメールには、こうありました。

We're Building Earth's Most Customer-Centric Company.


7月20日(水曜日:雨)台風 6 号接近


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台風が接近し落ち着かない一日でした。台風に地震と、日本は自然に振り回されながら生きてきました。寺田寅彦が言った、「天然の無常」とはこうした日本の自然を深く考察した結果の言葉なのでしょう。

さてさて、なでしこジャパンの優勝は、本当に快挙でした。日本中が勇気をもらった一日でした。様々な賞賛記事が見られますが、以下の記事は大変興味深いものです。敗北したアメリカ側の反応を伝えたものです。

 こうした記事を読むと、アメリカ人の、そしてアメリカ精神の素晴らしさに感銘するのです。それこそ世界中から人が集まって作られたのがアメリカという国ですから、何よりフェアネスを尊ぶという精神は理解できる気がします。なかなかできることではありません。よほど強靭な精神力がないと、フェアネスを貫くことは困難です。長いものには巻かれろ、が国是の様になっている日本とはだいぶ趣を異にします。

 もっとも、どちらがより立派だとか、より優れている、という問題ではないでしょう。そもそも国の成り立ちが異なるわけですから、同一に論じて優劣を比較するのは、あまり意味が無い、と思われます。

 ただ、こうしたフェアネスを私たちも貫けるだけの気概を持ちたいものだ、とつくづく思うのです。

7月21日(木曜日:晴れ)


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ようやく朝から蝉しぐれが始まりました。こんなに暑い夏なのに、どうして蝉がだんまりを決め込んでいるのか不思議でした。大地震の予兆ではないか、などなど様々な憶測が乱れ飛んでいたようです。やはり、夏は蝉しぐれです。

と思いきや、今日は爽やかな一日でした。台風が南に進路を取ったためか北風が吹き荒れ、この時期としては珍しいほどの爽やかさ。こんな爽やかさをもたらすなら台風もたまには良いか、と言いたくなるほどの気候でした。

 そのためか午前中は大混雑。そして午後からは、以前お世話になった市立病院の元婦長さんが世話人を務める「あゆみ婦人学級」という高齢者中心の勉強会でお話をしました。

 パソコンでのプレゼンでしたが、なるべくお話を中心にしました。スライドを次から次へと流すのは、学会では良いのですが、こうした集まりでは、あまりに味気ない、という気がするからです。やはりできたら話術で惹きつけられれば最高です。もちろん、とても難しいことではありますが。

 何とか2時間を楽しく過ごすことができました。開会の挨拶で会長さんが、私が沼津朝日に投稿したベトナムでの体験を元にした原稿を引用されていたのには恐縮しました。読んでくださっているのですね。

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お世話になった松本婦長さんと。いつまでもお若くて 30 年前と少しも変わりません。


7月22日(金曜日:晴れ)


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今日の写真、真ん中の青く見えるのが、まさに飛び立ったばかりのカワセミです。ウォーキングで毎朝通る柳沢の川で最近良く見ます。カワセミは飛んでいる後ろ姿が一番綺麗です。逆に言えば、それ以外の姿は、あまり他の鳥と代り映えしません。

さてさて、今日は昼休みに休んでいると、宅急便屋さんが来てキンドルちゃんを届けてくれました。火曜日の夜にアメリカに電話して故障品に換えて新品を送りますよ、と約束してくれましたので、何と三日弱で日本に到着したことになります。凄いですね。

 取り込んでいたのは青空文庫のキンドル版ばかりですので、自分のパソコンから再度取り込むだけの手間で以前と同じ環境が構築できます。ただし、読みかけだった「次郎物語」第五巻のどこまで読んだかの記憶が定かではないのが唯一の心配の種です。通常は読みかけのところをキンドルちゃんが自動的に記憶してくれていますので、その場所からスタートできるのですが、新品となるとそうはいきません。
 
 それでも、やはりキンドルちゃんは読みやすいです。読書が楽しくなります。病みつきになること請け合いです。

 そんな中での以下の報道は、淋しさを禁じえません。

 時代の流れを逆行させることは誰にもできません。昔小学校の時に教科書で読んだランプの話を思い出します。村に電線が引かれ各家庭に電灯が灯るようになってランプが必要なくなった。そのランプを作っていたランプ職人の家の息子が主人公だったように記憶しています。ランプが要らなくなる、というのは本当に寂しいことです。しかし時代の流れは、いかんともしようがありません。

 電子書籍が普及することで書店が店を閉じる、ということも、時代の流れなのでしょう。今の日本でも本屋さんは凄まじい勢いで減少しています。しかし、それは電子書籍のためではなくて、単に日本人が本を読まなくなったのが原因のようです。

 日本でも電子書籍は急速に普及するはずです。今年が、その元年になるのかどうか。そして、その時に街の本屋さんがどうなっているのか。時代が動くときには期待と不安がいっぱいです。


7月23日(土曜日:晴れ)


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今日は午後から静岡での会合に出席しました。昨日の昼休みに届いたキンドルちゃんを持って出かけました。火曜日の夜に電話交渉で不良品だと認定してもらい、新品を再発送してもらいましたが、何と三日目には到着という素早さ。たいしたものです。

 結局読みかけだった「次郎物語」を読み終えました。下村湖人の名作です。キンドルちゃんが無ければ、たぶん決して読み終えることは無かったでしょう。本当に感謝、感謝です。eInk システムが極めて読みやすいということもありますし、一ページがちょうど原稿用紙一枚弱と読み進めるのに負担が少ないのです。

 これからも、版権の切れた古典を読み進めたいと思っています。この年になって読書がこれほど楽しいとは嬉しい限りです。

 今日は友人の鈴木先生にもキンドルちゃんを紹介しました。私よりも近眼の軽い先生にとっては、いささか字が小さく感じたようです。もう一段階上のキンドル・デラックスバージョンが良いかもしれません。視認性と携帯性という相反する点を、どの大きさで折り合いを見つけるかは、難しい問題です。


7月24日(日曜日:晴れ)


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あと一週間で7月も終わりです。猛暑になるかと思ったら、台風の影響で、まるで秋がやってきたような涼しさ。蝉も泣き出すタイミングを掴めずに、何だか寂しい夏になっています。

さてさて、以下の記事は大変興味深いものがあります。日本企業のトップの方たちが愛読書に上げるのは、司馬遼太郎さんがダントツです。確かに司馬さんの本は読みやすい上に、日本人の自尊心をくすぐるものがあります。分かりやすく読み進むのも容易です。

 どうも欧米の企業のトップとは、読書傾向で大きな違いがあるようです。

 一部を引用すると、以下のとおりです。

●採用はどのように行っているのでしょうか。

 社員の半数は業界外出身です。青田買いは日本を弱体化させるガンの一つだと思っているので、新卒の定義は30歳未満としています。自分の頭で考える人が欲しいため、社員でも解けないような難しいテーマで字数無制限の論文を書いてもらいます。

 内勤だけで何万人もいる大手生保とたった70人で競争していくわけですから、同じことをやっても勝負になりません。人と違う考え方をする人材が必要なんです


 求められるのは以心伝心の情緒でなく、ガチンコでの頭と頭の勝負なのです。


7月25日(月曜日:晴れ)


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日本のあちこちから夏祭りの様子が伝えられています。ここ沼津も今週末には花火大会です。まさに夏真っ盛りです。

さてさて中国の列車事故には驚きました。やはり高速鉄道となると単に早く走れば良いというものでもないですし、いかに安全に多くの列車を走行させるか、という全体の仕組みが何より重要です。その辺りが、いささか安普請だった感は否めません。どうか、これ以上の事故が起こらないことを祈るばかりです。

 報道管制が厳しい中国でもインターネット上では、政府を批判する内容の書き込みが盛んに行われているようです。民主主義という観点からすれば、中国もずいぶんと進歩したものだと思います。

ところで、日本ではどうなのか。一見何もかにも自由で全てが公開されているかに見えますが、実はどっこい怪しい部分もあるのです。以下の記事は大手新聞社が財務省とグルになっている様子がよく分かります。社会の木鐸とは、とても言えそうもありません。都合の良い時だけ、どうやら木鐸に変身するようです。

 またこんな記事もありました。

 新聞が読まれなくなるはずです。何も知らない無垢な国民ばかりならいざ知らず、インターネットが出現した今となっては、何が一番本当らしいかを自分の頭で考える国民の数は、以前とは比較になりません。かなりの少数派であることは事実ですが。

 結局は、政治と一緒で、国民のレベルにふさわしい新聞しか国民は持つことができないのでしょう。


7月26日(火曜日:曇り)


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ノルウェーの首都オスロで起きた爆弾テロと南部ウトヤ島で起きた銃乱射の連続テロで逮捕されたアンネシュ・ブレイビク被告( 32 )事件には驚きました。童話の国、平和で安定した国々という北欧のイメージが瓦解しかねません。

 以下の記事の中で驚くのは、犯人の声名の中に、「十字軍」という言葉が出てくる事です。湾岸戦争でも、イラク戦争でもアメリカ大統領が引用したのは旧約聖書であり、「十字軍」でした。同じ一神教同士。歴史の中で培われてきた愛憎というものの強さは、日本人にはとても理解できそうもありません。歴史というものを感じさせる事件です。

 被告は「イスラムの潮流に対抗する十字軍」と自称し、事件当日に至るまで詳細な犯行準備をつづった日誌を記し、犯行直前にインターネット上に公開していた


7月27日(水曜日:雨)


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何だか鬱陶しい毎日です。まるで梅雨が戻って来たような天候が続いています。

 もう柿の実が成長しています。「柿の実が実る頃、医者は青くなる」と、よく言われたものです。柿の実が青い頃は、医者はどんな顔色をしているのでしょうか。

(●^o^●)

最近は寝る前にキンドルちゃんで夏目漱石の「三四郎」を読んでいます。何度も挑戦しながら最後まで読み終えたことがありません。今年は「カラマーゾフの兄弟」も読み終えたし、「吾輩は猫である」も完走しました。まぁ、だから何だ、と言われると、ただそれだけよ、としか返事ができませんが、私の中ではよく頑張った、と自分に言ってやりたいのです。

 キンドルちゃんのおかげで、まだまだ読書の夢が実現しそうです。キンドルちゃんは偉大です。

(●^o^●)


7月28日(木曜日:雨のち曇り)


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シェールガスを御存知でしょうか。今や間違いなく時代のキーワードの一つです。今まで採掘不可能だった天然ガスが技術の進歩によって取り出せるようになったのです。

 そうなると、今までエネルギー資源を海外に頼らざるを得なかった国が、自立できる可能性が出てきます。これは国際政治上も大きな因子となります。ただし、日本には開発の余地はないようです。

 ぜひご覧ください。

 一部を引用すると、

 世界のエネルギーバランスが揺らぐなか、シェールガスをめぐる攻防が激化している。

 米国エネルギー省は5月、FTA 締結国に限られていた液化天然ガス( LNG )の輸出解禁を認可、太平洋横断という新たな LNG 流通ルート開拓に着手した。

 国内では大手商社が欧州という新市場のシェールガス権益獲得に乗り出した


7月29日(金曜日:曇り)


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前線の影響で新潟県では記録的な大雨。信濃川が溢れそうです。一時間に 100 ミリ近い、まさに豪雨。これから、まだ降りそうですので、本当に心配です。

さてさて、以下の記事には驚きました。確かに、倒産前の GM は、自動車会社というよりは金融業者だ、という指摘があったことは知っていました。本業の自動車販売での利益よりも、自動車関連金融からの利益の方が大きいという内容です。

 しかし、まさかトヨタまでが、そんな状態とは夢にも思いませんでした。物作りの頂点であるトヨタ自動車が、本業よりも金融業で儲けざるを得ない、という事は国の一大事に違いありません。

 今こそ、政治の出番なのですが、本当に困った事態です。

 一部を引用すると、

 5月11日に発表されたトヨタ自動車の2011年3月期決算は、いくつかの点で刮目(かつもく)すべき内容を含んでいた。

 第1は、設備投資の地域別動向である。前年度に比べて日本国内での投資は減少しているのに対して、海外投資は約2倍に増えている。前回、経済産業省の資料で海外投資が激増していることを見たが、それより顕著な形で海外シフトが進んでいることがわかる。

 第2は、営業利益の大部分が自動車事業ではなく、金融事業(自動車ローンやリースを中心とした事業)によってもたらされていることだ。すなわち、11年3月期営業利益4683億円のうち、自動車事業によるのは860億円にすぎず、金融事業が3583億円と全営業収益の77%を占めている。トヨタはいつの間にか金融業に変身していたのである


7月30日(土曜日:曇り)


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今日は午後から大村さん、坂部さん、尾島さんと熱川に向かいました。会社の寮に寄せてもらったのです。途中で夕食の買出しをして、寮に到着。ゆっくりと風呂に入ってから、四人で楽しく歓談。本当に楽しい一時でした。

 それぞれが責任ある立場で活動する人々。積もる話も山ほどでした。到着した頃から雷と雨が激しく降り始め、明日はどうなることかと心配しながらの懇談でしたが、話に熱が入ってくると、そんなことも忘れてしまいました。


7月31日(日曜日:曇り時々雨)


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今日は四人で楽しいゴルフでした。大村さんのセットアップで、本当に楽しい一日でした。先月からフォームを修正し少し成果が出てきたところなので、楽しみでしたが、思った以上に結果が出ました。

 この年でもまだまだ上達する、というものが持てるというのは、本当に嬉しいことです。もちろん、これからプロになれるはずもないのですが、努力の成果が目に見える、というのは、本当に嬉しいことです。

さてさて、悲しいニュースがありました。以下のとおりです。

 サッカー・イタリア 1 部リーグ、インテル・ミラノの日本代表 DF 長友佑都が 30 日、プレシーズンマッチ「ダブリン・スーパーカップ」のセルティック戦で右肩を脱臼した。

 クラブの公式サイトが伝えた。長友は出場 10 分で右肩を負傷。病院に運ばれ、右肩を固定された。

 ガスペリーニ監督は長友について、「(8 月 2 日からの)北京遠征には連れて行けないだろう」と語った


 と、いうのです。実は私も学生時代に左肩を脱臼した経験があります。その後、何度も脱臼し半ば習慣性になっているのですが、ここ 10 年ほどは筋トレやストレッチなどの手入れのおかげか脱臼していません。

 経験があるだけに、長友選手の苦しさが手に取るように分かります。本当に息が出来なくなるほど痛いのです。そして何より、これからの長友選手の活躍に支障が出ないことを心から願うのです。

 ゆっくり治療して再発が起こらないように、と祈るばかりです。