2012年8月19日(日曜日:晴れ)



■まずは東京都美術館です。公式ホームページによれば、以下のとおりです。周囲の環境も少し変わったようです。入場口も以前の所と違っていました。

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 リニューアルオープン記念
「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」

2012年6月30日~ 2012年9月17日

 リニューアルオープン記念「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」

 待望のフェルメール「真珠の耳飾りの少女」来日中!

 2012年夏、東京都美術館のグランドオープンを飾るのは、「王立絵画館」の名で世界的に知られるオランダ・マウリッツハイス美術館のコレクションの数々です。


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お目当ては何と言ってもこの名画です。


 さて東京都美術館での鑑賞を終わって、アメ横へ向かいました。昼食を取るためです。とにかく暑い一日でした。日差しが強く、普段室内での仕事しかしない自分には、いささか強烈すぎました。日傘をさして涼を取りながらではあったのですが、体力の消耗は思いの外でした。

 アメ横では、豚骨ラーメンを食べました。美味しかったです。そして食後にもう一度上野公園に向かいました。

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 国立西洋美術館では、「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」を鑑賞しました。

 フェルメールの「真珠の首飾りの少女」が、お目当てです。フェルメールの作品は一点だけでしたので観客も、それほど多くなくゆっくりと鑑賞することができました。


 さて国立西洋美術館を後にして、地下鉄に乗り、今度は銀座へ向かいました。

 フェルメール・センター銀座で行われている福岡伸一監修 「フェルメール 光の王国展」を見るためです。「ようこそ光の王国へ」と題した福岡先生の案内には、以下の言葉が記されています

 フェルメールに魅せられた者として足かけ4年にわたって世界中を旅し、彼の作品をつぶさに観てまいりました。その結果、痛切に感じたことは、フェルメール自身の旅路を、時間の軸に沿って追体験することなしには、フェルメールをほんとうに理解することはできないということでした。

 画家を志した20歳のころ、彼は迷っていました。自分のスタイルを見つけることができないでいたのです。やがて彼は、自分がなにをどのように描くべきかを徐々に見出していきます。静けさの中で女性がたたずみ、手紙を書き、あるいは楽器を奏ではじめます。物語のない物語が語られはじめます。いわゆる「フェルメールの部屋」の発見です。やがて彼は光の粒を自在に操ることができるようになり、時間を止めることに成功します。そして数々の傑作を生み出すのです。そのみずみずしい過程を知るために、彼の全作品を制作年順に並べて、その場を行きつ戻りつしながら鑑賞することができれば、どんなにすばらしいことでしょう。

 私は夢想をかたちにするひとつの方法を思いついたのです。このほど私たちはフェルメール理解へのひとつの試みとして、現存する全フェルメール作品を最新のデジタルマスタリング技術によって、彼が描いた当時の色調とテクスチャーを推測して、原寸大で、所蔵美術館と同じ額装を施して一堂に展示する場所を作ろうと考えました。それを可能としたのが、リ・クリエイト画像技術であり、それを実現したのがここ、「フェルメール・センター銀座」です。

 フェルメールがたどった軌跡を存分に楽しんでいただくことができるように工夫をこらしました。どうぞ自由に、ご自身のフェルメールを発見してほしいと願っています。

福岡伸一(分子生物学者/本展総合監修)


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福岡先生と対談して。いえいえ、もちろん単なるパネルです。


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「デルフトの眺望」


 ネットによれば、以下の説明がありました。

 デルフトの眺望

 (Gazicht op Delft) 1659-1660年

 98,5×117,5cm・油彩・画布・マウリッツハイス美術館
 
 数少ないフェルメール作品の中でも一際貴重な風景画作品のひとつ『デルフトの眺望』。

 本作はロッテルダムとデン・ハーグとの中間に位置するオランダ南ホラント州の都市で、画家が生まれ生涯を過ごした≪デルフト≫の朝七時頃(作品内の時計塔は同時刻を指している)の街並みを描いた風景画であるが、街の前景に影を、後景に光を当てる光彩描写や、理想的な美しさを求め現実の街の姿を変革し描いた表現は、同時代に制作された風景画の中でも特筆に値する出来栄えを示している。


 さて、これで今日の名画鑑賞は終わりです。今度は地下鉄に乗って銀座に向かいました。ちょっと買い物です。

 20日メダリスト達が二階建てのバスでパレードをした通りが、今日は歩行者天国でした。人ごみは、大したことありませんでした。みなさん、出疲れでしょうか?

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 50万人の観衆が沿道を埋めた銀座中央通り。明日の予告が貼り出されていました。


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 最後はSUNも加わって一杯やりました。美味しかったこと。

 でも、さすがに疲れました。今日はぐっすり眠れそうです。いろいろ準備してくれたTAKUに感謝しなければいけません。

 いつも、有難うね、TAKU。

 明日から、また仕事です。