2012年3月1日ー3日


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 調べてみると前回スキーに行ったのは、2008年3月30日-4月2日でした。のんとあやと四人で行ったのです。そしてホームページの最後には、こう書いてありました。「次回は家内と二人だけのスキー旅行となるかも知れません」と。

 まさに思っていた通りになってしまいました。まぁ、それだけ子ども達も大きくなって一人前になった、ということで、喜ぶべきことなのでしょう。

 今回は、リフトでたまたま一緒に乗りあわせてお話をすることができたのが、高校を卒業したばかりの二人のお嬢さんでした。東京の某有名私立中高一貫高に通っていたお二人のようです。スキーの他にも何かスポーツをしていたのですか、と尋ねたところ何と、テニス部でした、とのお答え。ぐっと親近感が増したから不思議です。

 お一人の方とは長いリフトの合間にお話を聞く時間がありましたが、びっくりしました。何しろヨーロッパのクラブメッドに何回も出かけていたからです。スペイン、シャモニー、えーと、それから忘れましたがチュニジアにも行かれたそうです。まるで別世界の人のような気がしました。

(●^o^●)

 シャモニーのスキー場の雪はパウダースノーで最高だったそうです。うーむ。私も行けるものなら行ってみたいものですが、無理そうです。

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 大学は仏文学科に進むそうで、夢多き年頃の素敵なお嬢さんお二人でした。友人のお嬢さんが通っている東京女学館でのお話をしたら大喜びで聞いてくれました。長谷川さんのお蔭です。感謝、感謝です。

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 まず驚いたのは、フランスからでしょうか、多くの子ども達が団体で来られていたこと。学校の旅行でしょうか。円高にも関わらず日本に来られるわけですから、裕福な家庭の子どもさん達に違いありません。日本を好きになって帰ってくれれば良いのですが。

 さらに結構な年配そうに見える日本人の方も来られていました。スキーって年配の方には、ちょっと敷居が高いような気がするのですが、上手になってしまえばそうでもないのでしょうか。スンではないですが、歳を取ると、ゲレンデでスキーをしていていったん転ぶと事は重大です。何しろ起き上がるのが難行苦行だからです。

 身体は硬くなっている、体重は増えている、筋力は衰えている、と三重苦もいいところですから、本当に大変です。歳を取ってから失敗すると再起するのが大変なのが分かるような気がします。あまり直接的関係は無いのですが。

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 ということで、二人だけのスキー旅行でしたが、天候にも恵まれて楽しい三日間でした。何しろ怪我もせずに帰って来ることができたのですから、これ以上の幸運はありません。

 自分自身は、前回の時よりも少しは進歩したような気がしました。つまりは体重移動が円滑にしっかりとできるようになった、ということでしょうか。最後のあたりでは、くるぶしのみならず、股関節で滑る感覚というのが少し分かったような気がしました。まぁ、ヘボのたわごとでしょうが、来年が楽しみです。

 本当に楽しいスキー旅行でした。次回が楽しみです。


2012年3月4日(日曜日)曇後雨


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昨日は9時過ぎには床に入りました。さすがに疲れました。普段使わない筋肉を使うと疲れることが、また実感できました。困ったものです。

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 コーチのミチさんに教えてもらったのですが、筋肉痛を取る秘策です。サウナの後に入る水風呂と熱いお風呂に交互にフクラハギを漬けるそうです。一分間を、それぞれ三度ほどすると、かなり筋肉痛を防ぐことができるようです。ただしサホロの水風呂は氷のように冷たかったので参りました。

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 そのお陰かどうか、確かにあまり筋肉痛には今のところ苦しんでいません。歳の割には、まだ筋肉は若さを保っているのでしょうか? 眉唾です。明日からが心配です。


2012年3月5日(月曜日)雨


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今のところ筋肉痛には襲われていません。まだまだ若いってことかな?

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さてさてフランスで物議を醸す法律が制定されたようです。

 一部を引用すると、

 2000年12月31日以前に出版された書籍で現在流通していない作品を、文化省認定団体が電子化権を強制取得し、半年以内に作家本人から拒否連絡がない場合は、そのまま電子化権を発行元出版社・フランス国立図書館にライセンスするという内容


 こうした試みに私は賛成です。絶版された書籍は、まず手に入りません。もちろん古本としてネットや神田あたりを探し回れば手に入るかもしれませんが、特別な稀覯本は別として、あまりにも読者を蔑(ないがし)ろにしているのです。

 そうした絶版本のデジタル化権を国が出版社にライセンスすることで電子書籍として蘇ってくれれば読者としては、これに勝る喜びはありません。

 4月に発売されるアマゾンのキンドル日本語版。アマゾンと角川書店グループが販売契約を交わしたようですが、とても楽しみです。電子書籍端末で読書することをいったん知ってしまうと、特別な本以外は印刷物で読む気はしなくなります。私の経験では、そうなります。はたして日本の読書の行方がどうなるか。心配とともに楽しみでもあります。


2012年3月6日(火曜日)


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今日は啓蟄。中国地方では春一番が記録されました。南風が吹きまくり、静岡市では 25 度を超え暑いほどの一日でした。

 仕事を終えて二階に上がってきて、びっくりしました。リビングの、何と明るいことか。時間を間違えたかと思ったほどです。日暮れが、それだけ遅くなっているのです。突然今日から日暮れが遅くなったわけでもないのですが、どうしたことでしょう。

さてさて中国なくしては世も日も開けない昨今ですが、まだまだ日本人は精神的にも道徳的にも彼の国より優れている、みたいな論調が目につきますが、以下の指摘にも私は驚きません。

 日本人だけが世界中で唯一、清く、正しく、美しいはずが無いのです。それは夜郎自大というものです。

 一部を引用すると、

●崩れた日本人社員への神話

 日本本社の資材調達担当の幹部が、下請けの会社の中国人幹部社員と結託して密かにトンネル会社を作り、私腹を肥やす光景があれば、中国ビジネスの現場にいる日本人幹部が赤裸々にリベートを求めるケースもあった。

 年末になると、資材調達担当幹部が口実を作って上海に出張する。本当の目的は、そのトンネル会社の年末決算に立ち会い、黒い配当金を懐に入れることだ。もちろん、会社には一切内緒である


2012年3月7日(水曜日:晴れ)


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今日は拓の 27 回目の誕生日です。もう 27 歳になったんだね。お母さんがお父さんと結婚した歳だよ。

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 「雌伏して時の至るを待つ」、という言葉があるけど、いまの拓にぴったりだね。つまりは、「実力を養いながら活躍の機会をじっと待つこと」。人生には、必ずそうした時期があるし、必要なんだ。いつか、きっと分かる時がくるよ。

さてさて自分も来年還暦を迎えようかという年齢になりました。昔は還暦というと、もうお爺さん、というイメージでした。自分が還暦なんて、信じられない思いです。

 そんな中、例えばNHKの趣味の講座で講師役を務められたゴルフの古市プロの言葉。70歳から 75 歳までは毎回プレイをする度に、自分はエイジシュートをすることができる可能性がある。それが夢なのだ。それまで体力と技術を磨いておくつもりだ、というのです。凄いですね。

 私が心に残っている言葉に、映画『安城家の舞踏会』(あんじょうけのぶとうかい)での原節子さんの台詞があります。映画の中で、ちょうど還暦を迎え、これからの人生を悲観している父親役の滝沢修さんに向かって、こう言うのです。

 「還暦になってから本当に素晴らしい絵が描ける気がする、とお父様は仰っていたではありませんか」

 なるほど、そうかもしれません。60年も生きていると、人が見えるようになってきます。少しは物の道理も分かってきます。それからが本当に、その人らしい人生を送ることができるのかもしれません。何も悲観することはない。いやむしろ、それからこそが、本当の自分を試される時期かもしれないのです。

 自分の人生が、本当に試される時期の始まり。それが還暦かもしれません。


2012年3月8日(木曜日:曇)


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火曜日の春一番以来、花粉症で来院される方が、どっと増えました。ところが好事魔多しでした、自分が花粉症に悩まされるハメに。鼻は出るは身体は怠(だる)いはで、参りました。

さてさて橋下大阪市長が、またまた大胆な改革構想を発表しています。民間に任せるべきは任せ身軽になった上で、行政サービスの質を上げよう、という取り組みです。

 私は大賛成です。行政に対する必要性は多様化しており、何でもかんでも行政が対応しようとすると、肥大化するばかり。やはり選択と集中を決断しなければなりません。民間でできることは任せないと行けません。一部を引用すると、

 原案では、現業部門を担当する技能職員の割合が多いと指摘。病院、上下水道、保育所、幼稚園など現業部門の民営化や独立行政法人化、事務事業の見直し、大阪府との業務統合などを進め、15年10月現在の職員数(非常勤を除く)を約1万9000人に削減するとした


 それだけ大阪市の財政状況が深刻だ、という裏返しなのでしょうが、夕張市のように結局は破綻するまで指を咥(くわ)えていた首長がほとんどである中で、橋下市長はさすがです。

 我が街にも、こうした真の改革者が出てきて欲しいものです。


2012年3月9日(金曜日:雨)


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朝から雨です。春が近づいています。

さてさて以下の記事には興味をひかれます。たかがトイレ、と思うのは豊かな生活をしている先進国の住民だけです。

 私たち仲間が支援しているベトナムでは、枯葉剤の障害から子ども達が視力を失い、トイレで用をたすことが命がけになっている家庭もあるのです。以前沼津西ロータリークラブでもミャンマーに、やはりトイレを寄贈しましたが、この問題は深刻です。

 ビルゲイツさんは、さすがに眼の付け所が凄いですね。どんな成果が出るか、実に楽しみです。

 一部を引用すると、

 昨年の夏、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が水のないところでも衛生的に使用できるという革新的なトイレを開発しようとしていることが明らかにされたが、資金援助を受けている研究チームが、革新的なアイディアを提案したそうだ


2012年3月10日(土曜日:雨)


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昨日、今日と寒さが逆戻りです。今夜は名古屋での勉強会に出席のために、午後から出掛けなければなりません。雨が止んでくれると良いのですが。

今夜は名古屋での勉強会の後で、三人で待ち合わせて一杯やりました。あやちゃんとは、久しぶりでした。会う度に綺麗になっていくよ。親の欲目かな?

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 二人とも忙しい中を駆けつけてくれました。沖縄料理店で料理とお酒を堪能しました。本当に楽しいひと時でした。

 たくも会うごとに落ち着きと自信を感じさせてくれるようになりました。新しい世界での悪戦苦闘は、当分続くと思うけど、毎日少しずつ進んで欲しいと願っています。


2012年3月11日(日曜日:名古屋は晴れ)


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今日は大震災から、ちょうど一年。昨年の今日は平日でちょうど診療中でした。とにかく揺れが永遠に終わらないのではないか、と思えるほど長く揺れていました。

 関東大震災にも耐えられるように、と設計はしてもらいましたが、万が一のことも心配して患者さんには外部に出てもらいましたが、とにかく長く感じました。

 そのうちテレビで津波の報道がなされ、ただただ驚くばかりの一日でした。あれから、もう一年が経ったのです。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。

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 名古屋城公園の梅園です。一輪、健気に咲いていました。被災地の皆さんにも一刻も早く春が届けと心の中で祈りました。



さて今日は名古屋で行われた「名古屋ウィメンズマラソン」をたくと二人で観戦しました。名古屋城を見学した後に、沿道に陣取り声援を送りました。コースは片道四車線の広い道路での競技ですので、応援する方もゆとりを持って安心して応援できました。

 野口みずき選手が目の前を走り抜けて行きました。ミーハーになって、「みずきちゃん、頑張って」と声を限りに叫びました。

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2012年3月12日(月曜日:晴れ)


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爽やかに晴れ渡りましたが、朝は霜が降りていました。明日は新潟では、また雪が降るようです。北国の春は遠いのです。

さてさて、どこの国も医療問題では頭を痛めています。一定の水準の医療を可能な限り安価で、可能な限り均一に提供するのが理想です。理想は理想であって、どこにもそんな国はありません。命の沙汰もカネ次第、の国もあれば、三時間待って三分診療の国もあります。どこにも理想的な制度などありません。

 以下の記事を読むのは、大変興味深いものがあります。しかし、だからと言って、お隣りの国は酷い国だ、などとは私は決して思いません。10倍の人口を抱えた国が、あまねく良質な医療を提供するなどということが果たしてできるのか。可能とするには、膨大な費用がかかるのです。ようやく、それができるだけの国力を付けてきたのです。隣人が豊かになることは、本当に喜ばしいことです。

 お隣りの国をこき下ろす記事を散見しますが、その了見が私には理解できません。アジアの中でお隣りどおしが喧嘩して喜ぶのは、遠い国々であることは歴史が証明していると思うのですが。


2012年3月13日(火曜日:晴れ)


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朝は冷え込みました。ウォーキングに出かけると、何と水たまりが凍っていました。滑って転びそうになりました。明日も名古屋では真冬並みの冷え込みのようです。

とはいえ、我が家の庭のタクマンボが咲きました。タクが中学入学を記念して植樹したさくらんぼの木です。

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 青空を背景に可憐な花を咲かせました。タクの夢も、こんな花を咲かせるといいね。


2012年3月14日(水曜日:晴れ)


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今日は一日爽やかな青空でした。ただし気温は思ったより低く、まだまだ桜の蕾は硬いままです。今年の満開は、いつ頃になるのでしょうか。例年4月の最初の週末に、さくら祭りが行われるのですが、とっくに花が散ってしまう年、満開には程遠い年、本当に様々です。

OSS運動というものがあります。リナックスを始め、全てがオープンになっていて、全ての人が自由に、その改造に参加することができるソフトウェアの運動です。全てが公開されていますから、世界中の人が日夜、その改善に取り組んでいます。

 以下の記事を読むと、OSSが世界を救う、と言っても過言ではないかもしれません。

 貢献することで幸福感を得たいと願う人びと。そもそも人間には、そんな精神が宿っているに違いないのです。


2012年3月15日(木曜日:晴れ)


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爽やかな青空が広がる一日。我が家の太陽光発電が絶好調です。太陽光は天気任せで充てにならない、とよく言われますが、改めて見直されているようです。つまりは電力ピークを迎える夏の昼間に太陽光発電は大いなる支えとなる可能性があるのです。

 シリコンは、あまり温度が上がると発電効率が悪くなるそうで、我が家でも一番発電してくれるのは、5月と10月です。それでも、エアコンの消費電力がピークを迎える今年の夏、原発分を補填するのは、なかなかに大変ですので、これからでも間に合います。

 それぞれの家庭が、何%かでも自力で発電すれば、社会全体では大きな力になるはずです。原発反対を叫ぶのは容易ですが、そうした人に限って電力を無駄遣いしたりしています。

 いずれ原発は全廃すべきだ、と私は思いますが、それにはまず足元から見なおして行動しないとダメですね。何事も口にするだけは簡単です。行動しなければ単なる絵に描いた餅に過ぎません。


2012年3月16日(金曜日:晴れ)


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沈丁花でしょうか、朝ウォーキングに出かけたら、とある家の庭から、あの独特の香りが漂ってきました。春が、そこまでやってきたのです。それでも、冷え込んだ朝でした。

以下の記事を読むと、一つの時代の終わりを実感します。昔は百科事典が家具替わりになっていたのです。殆ど読みもしない百科事典を並べておくのが、一つのプライドだったのです。我が家にもありました。平凡社の百科事典でしたでしょうか。少しは読んだ記憶があります。

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 百科事典がCD版となり、マイクロソフトが発売したエンカルタを購入しました。今では当たり前のパソコンで映像や音声を楽しむ、ということが、とても新鮮だったのです。いまエンカルタは、どうなっているのでしょうか。最新版が発売された、というニュースは聞いたことがありません。

 今や百科事典は絶滅危惧種、とも言えます。いや、辞典自身がそうなのかもしれません。昨今ではネットで検索は常識です。それが、どれほど信頼性が置けるかどうかは別にして、まずは「Wikipedia」で調べることが広く行われているはずです。

 最後は成書に当たって確認するべきなのでしょうが、そこまで必要なことはほとんどありません。デジタル化されたものは限りなく無料に近づく、とはある評論家の言です。確かに、そうなりつつあります。


2012年3月17日(土曜日:雨)


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今日は一日雨でした。夜はベトナム枯葉剤被害者 はればれ支援隊の定例会でした。今年度の支援ツアー日程が決まりました。7月31日から8月5日までの6日間。詳細な活動予定は、これから詰める予定です。

 どれだけの人が参加し、どのような内容の活動ができるか、楽しみであると同時に不安でもあります。


2012年3月18日(日曜日:曇り時々雨)


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今日は久しぶりのゴルフでした。先月の如月杯以来です。古市プロのレッスンを実地で検証する良い機会だったのですが、結果は散々でした。

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 世の中、そう甘くはありません。理屈では分かっていても体が思うように動いてくれないのです。右に行ったり左に行ったり。本当に疲れました。2万歩以上歩きました。

 まぁ、気長に少しずつ取り組むしかありません。何事も同じです。その単調さに耐えられるかどうか。それが全てなのです。


2012年3月19日(月曜日:曇り時々晴れ)


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青空の見える一日でした。昨日は模様でしたが、それでも気温が上がってくれて助かりました。寒いのは辛いです。歳を取ると、なおさらです。今年 89 歳になる父が、以前やはり同じようなことを言っていました。その時は、私も若かったので、あまり実感がありませんでしたが、今年 59 歳になるとなると、本当に実感できます。春が恋しいのです。

さてさて、与謝蕪村の直筆の掛け軸が新たに発見されました。蕪村ファンとしては、嬉しいニュースです。

 掛け軸の中には、有名な彼の句、「不二ひとつ埋ミのこして若葉かな」が書かれていた、とありますが、私は知りませんでした。不勉強の証です。

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 毎年、毎年新たな発見がある、ということは、まだまだ知られていない作品が、どこかに知られることなく眠っている、ということです。本当に不思議な気がします。

■蕪村の活躍した時代18世紀後半は、スペインでは画家のゴヤが宮廷画家への階段を登っていった時期です。お互いに知ることもなく遠く離れた地で生きていたわけですが、とても不思議な気がします。いま堀田善衛さんの著書「ゴヤ」を読んでいるところですので、なおさらそう思います。


2012年3月20日(火曜日:晴れ)春分の日


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暑さ寒さも彼岸まで、と言います。今日は朝は寒いぐらいでしたが、午後からは暖かな陽気に恵まれました。

さてさて、ウルムチ、と言ってもピンと来ない方が殆どではないでしょうか。以下の記事を読むと、普段はマスコミで取り上げられることのない地域の一端が垣間見えます。テレビだけ見ていると、それこそ日本人は総白痴化だけでなく、脳みそまでガラパゴス化しそうです。

 特に印象深かった部分を引用すると、以下のとおりです。日本は変わらなければいけないのでしょう。

 残念ながら、最近はウルムチでも日系企業はあまり歓迎されなくなってきています。経営トップが直接やって来て、話を決めて次の日入金即事業スタートという欧米企業に対し、何ヵ月も検討した上で参入するのをやめることもめずらしくない日系企業は、ウルムチ政府、ローカル企業から見ても「組みたくない企業」なのです。

 日本が高度経済成長期の頃は、(外国から)変な国と思われていた日本にも、ビジネスのために外国が合わせてくれました。しかし、主役が入れ替わった今、日本側が変わっていかなくてはいけない時期に来ているのだと思います


2012年3月21日(水曜日:晴れ)


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今日は高知で全国のトップを切って、ソメイヨシノの開花が宣言されました。例年より一日早い開花宣言です。静岡はもう少し時間がかかるようです。

 また関東や東海地方では、12年ぶりに春一番が吹かなかったようです。以下は記事の内容です。

 春分の日の 20 日は、平年より気温が低い地域が多かった。関東地方では、立春から春分までの間に、気象庁が設けた条件を満たす南風が記録されなかったため、2,000 年以来、12 年ぶりに春一番は吹かずじまいとなった。

 東海、近畿地方でも、今年は春一番がなかった。



さてさて、新しい iPad が発売されました。評価は様々です。その画面の美しさ、視認性の良さは紙を用いた活版印刷術以来の大発明だ、という意見もあれば、先代の iPad と大差がない、という辛口まで色々です。それだけ影響力が大きい、という証です。

 以下の記事は、そんなパソコンに与える影響を論じています。タブレットがパソコンの全てを置き換えるとは私には思えません。ただ、かなりの部分パソコンの代替役を勤めることにはなる、と思うのです。つまりは、パソコンを買い換える期間が長くなり、販売されるパソコンも数量が減少する、ということです。

 結構なことだと思います。ウインドウズが発売された頃から、全ての作業をパソコンで処理しようというのは、ハエを取るのにバズーカ砲を用いるようなものだ、という比喩がありました。

 携帯電話の普及で、そしてスマートフォンの登場で、パソコンに向きあう時間が減った方も多いのではないでしょか。iPad を中心に、タブレット端末が普及すれば、ますますパソコンに費やす時間は減少し、買い替えの期間は先へ先へと伸びるはずです。

 はたして、どうなりますか。5年後が楽しみです。


2012年3月22日(木曜日:晴れ)


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どうも体調が良くないのは花粉症のためでしょうか。身体がだるいというか、すっきりしません。例年花粉症の時期にはくしゃみや鼻水が出て大変なのですが、今年はそれほどでもありませんでした。

 でも、どうやら、やってきたようです。目も重苦しいし、何だか痒い気がします。眼のアレルギーもピンきりでして、本当に酷いものになると角膜まで影響を受けて視力障害が発生しますから大変です。何にしても先進国に多いようですので、単に杉を戦後大量に植樹したから、という単純な理由だけではないようです。

それにしても、本当に日が長くなりました。春分の日を過ぎて、毎日、毎日昼の時間が伸びているわけですが、与謝蕪村の句、

遅き日の つもりて遠き むかしかな


 蕪村の句は、歳を取るごとに味わいが深くなっていくような気がします。


2012年3月23日(金曜日:雨)


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春は行きつ戻りつです。今日は一日雨模様。しかも、夕方からは雨脚が強まり21時を過ぎて豪雨の様子です。明日の朝までに、どれだけの雨が降るか。朝には上がってくれると良いのですが。何しろ土曜日の鶴ちゃんとのウォーキングが、とんとご無沙汰です。一ヶ月ほど雨に祟られているでしょうか。

さてさて以下の記事は、意外の感がします。つまりは日本の木材を中国へ輸出しよう、というのです。何だか逆のような気がしていました。つまりは日本の林業は外国からの安い外材に圧倒されて瀕死の状態だ、という認識です。その中には、当然中国産も入っているのかと思っていました。

 重要だと思ったは以下の部分です。そしてマスコミを中心としたプロパガンダ、というのでしょうか、国民は目眩ましを受けていることに気づいていません。

 木材交易は双方にとって模索段階であり、この試行錯誤に、互いに根気よく取り組めるかどうかが成功のカギとなる。

 それには、日中双方のパートナーシップがものをいう。他方、最大のネックとなるのは“中国アレルギー”である。小さいことだが、まずは問い合わせの電話に積極的に応じて欲しい。それに対応できる中国語資料も用意しておいてほしい。

「中国は怖い」という先入観を取り払った先に、地方経済の活性化が見えてくるのではないだろうか


2012年3月24日(土曜日:晴れ)強風


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今日は静岡市でソメイヨシノが開花しました。本州では最速のようです。しかし明日は、またもや冬に逆戻り。寒さが襲ってくるようです。

 富士山は、むしろ三月になってからのほうが真白き富士らしく、美しい姿を見せています。それまでは所々に黒いものも見えていました。

さてさて小児の医療費を無料化する自治体が増加しています。以下の記事は、そんな様子を報道しています。

 この件に関しては賛否両論あるようです。友人の小児科医の話では、親御さんが無料であることを良いことに、救急でもないのに救急当番日に来院したりして、小児科医を、そして小児科の救急体制を疲弊させている、ということなのです。

 確かに無料ならいつでも良いや、と考えるのが人間です。やはり無料は良くありません。救急車が良い例です。無料ですから、タクシー替わりに呼ぶ人が後を断ちません。結局、本当に救急の人が後回しにされて仕舞います。

 限られた資源をいかに友好的に活用するか。そろそろ、本音の議論をしないと手遅れになるのではないでしょうか。


2012年3月25日(日曜日:晴れ)強風


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今日は爽やかな青空が広がったものの、強い風が終日吹き荒れました。日本海側では雪になっているかもしれません。

さてさて、今日は新沼津CCの第42回理事長杯予選の日。出場者から32人にメンバーを絞り、来週からマッチプレーによって戦います。一昨年初めて予選に出場しましたが、あえなく予選落ち。昨年初めて予選を通過し本戦にコマを進めましたが、一回戦であえなく敗退。

 しかしマッチプレイの楽しさを初めて体験しました。昨年は2ダウンから一つ戻し、1ダウンとして迎えた16番ホール。相手の方がドライバーを大きく曲げ隣のホールへ。こちらはナイスショットでフェアウェイ。第二打でピンまで30ヤードほどまで運び、どう転んでもイーブンに戻せる展開でした。ところが、何とそこから二回もチョロする始末。結局そのホールを分けるハメに。

 がっくりして迎えた17番では相手の方が、見事なセカンドショットを放ち、1ホールを残して敗退でした。スポーツは何事もそうなのですが、ゴルフは本当に精神面での対応が大切です。本当に勉強になりました。

今日は、2番ホールで何と二回もOBを連発。手堅く行こうとドライバーを持たずにきざんだのが裏目に出ました。もう、どうあがいても予選通過は絶望的な状況だったのですが、とにかく諦めずに自分にできることを積み上げるしかない、と腹を括って出直しました。結局そのホールはアプローチが冴え、何とか8で切り抜けました。

 その後も悪戦苦闘でしたが、とにかく投げやりになることだけはしない、と心に決めて最善を尽くしました。ハンディキャップのお蔭で、何とか予選は通過できたようです。強風のために、みなさんも成績が悪かったようです。

 午後からの最初のホールで、あまりの強風のために、これは力んでも仕方がない、とむしろ振り抜くことだけを考えて打ったショットが、今まで探していた閃きを与えてくれました。つまりは、振り抜くということです。分かっていてもヘボにはできないのです。今日は本当に良い勉強になりました。


2012年3月26日(月曜日:晴れ)


霜柱が一杯

寒い朝でした。上記の写真はウォーキングの途中で見つけた霜柱です。3月も終わろうというのに、本当に寒い日が続きています。

 昨日の疲れは意外なほどに残っていませんでしたが、夜行われた社会保険の会議では寒くて参りました。危うく風邪を引きそうになりました。くわばらくわばらです。

さてさて震災からの復興のニュースで、日本各地で製造業が頑張っている様子が伝えられています。職人さんが古来より尊敬される風土を持つ日本では、やはり物づくりはDNAに刻み込まれているのでしょう。当時の最新鋭の武器や機器類を、恐れもせずにあっという間に構造を理解し同じようなものを作ろうとする日本人に、幕末日本へやってきた欧米各国の人々が驚いた、という記録が残っています。

 もっとも種子島に漂着したポルトガル人がもたらした鉄砲という最新兵器を、あっという間に自家製造し、世界で最先端の戦略を生み出したのが、あの織田信長であったわけですから、やはり日本人のDNAに刻み込まれているのでしょう。

 ところが、どっこいそうも行かなくなってきているのです。以下の記事を読むと深く考えさせられます。


2012年3月27日(火曜日:晴れ)


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桃澤神社へ行く途中の空き地にある桜の木に一輪の蕾がほころんでいます。でも桜は一輪ではダメですね。梅とは違います。あと一週間か二週間か。まだまだ時間が必要です。

さてさて消費増税法案の行く末を国民が固唾を飲んで見守っています。私には、どうもザルの上から蛇口を盛んに開こうとしているようにしか見えないのですが、どうなのでしょう。ザルをボールに替えることなしに蛇口をいくら全開にしても水は溜まるものではありません。以下の記事は、なるほどと私には得心が行くのですが。

 あまりにも贅肉が付きすぎているのに、まずは身体をスリムにしなければ何をしてもメタボを進めるだけです。なぜ国民は、そのことに気づかないのでしょう。若い世代は、もっと怒らなければダメです。


2012年3月28日(水曜日:晴れ)


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さてさて日本の今後の電力を、どのように確保していくか、の議論がなされています。福島原発の事故があった今となっては、原発の新設は国民感情からみても無理であることは明白です。発電コストの低さが原発の長所だ、とはよく言われることですが、賠償問題で振り回される現在の東電をみれば、それが真実でないことはこれまた明白です。しかも今までの発電コストには放射性廃棄物の処理費用が勘案されていません。

 段階的に脱原発に向かうのが日本の道であることは、大多数の国民の意見ではないでしょうか。さて、現在原発が担っている電力を代替するものは何か。以下の記事は、その一つの解答です。

 もう、どかんと何かどでかい発電所を作って解決する、という解答は見つからないでしょう。とにかく地道に節電に務めることと、再生可能なエネルギーを極限まで開発することしか、日本の進む道はないような気がします。


2012年3月29日(木曜日:晴れ)


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昨夜は眼科医会の皆さんが集まって、4月からの診療報酬改定の勉強会をしました。医療財政が逼迫する中、厳しくなっていくのはやむを得ません。私たちは決められた範囲で最善を尽くすしかありません。

さてさて我が家も結婚 30 周年を記念して先日 iPad を注文しました。全然関係ないのですが。

(●^o^●)

 裏に刻印してくれるというので、「Sun と Suke の結婚 30 周年記念」と入れてもらいました。来週には中国から到着する予定です。

 さて、そうして記事を見ていると、以下の記事が目に飛び込んできました。会議の度に資料の山を見せられている私としては、こんなふうになってくれると地球環境のためにも良いと思うのですが。

 一部を引用すると、

「社内での紙利用を精査してみると、6割が提案等の用途で会議用は4割でした。会議用資料のうち15%が幹部会議用であり、ペーパーレス会議の導入効果が高いのはここだと判断したのです」と上田氏。

 幹部会議には最大60名程度が出席するが、15前後の各部署から集められた1人分の資料は1回あたりA4用紙で60枚にも及んでいたという。年間約60回の会議が繰り返される中、膨大な紙が消費されていたのだ。

●紙資料が不要になった結果、約80%のコスト削減を達成

 幹部会議用の紙資料は、各部署が作成コピーしたものを集め、事務局担当者が丁合いして全員分の資料を作っていた。幹部会議は月曜日の朝に開催されるため、資料作成は金曜日の夕方から行われ、作業は5~6人ほどで対応していたという。

 しかし、ペーパーレス会議システムが稼働して以降、データの集約・確認は3名が関わっているものの、最終的なサーバへのアップロードは1人で行っている。データは会議出席者が個別にダウンロードするため、配布する必要もない。

「資料の集まりもよくなりましたし、直前の差し替えもファイルを入れ替えるだけですから簡単になりました。印刷する手間もなくなりましたし、コピー機の調子が悪くて作業が止まってしまうこともありません」と、導入効果を語るのは、情報コミュニケーション事業本部 事業戦略本部 事業戦略部の森部千乃氏だ。

 実際にペーパーレス会議システムが稼働したのは2011年の6月。採用後、最初の会議で紙資料とともにiPadが配布され、その1回のみ紙資料とiPadが併用された


2012年3月30日(金曜日:晴れ)


雪を被った富士山

各地で開花宣言が出されています。地元では来週が地域のお祭り。何とかドンピシャで満開の桜をみんなで楽しみたいものです。明日は嵐になりそうですが、桜には影響なさそうですので安心です。つまりは枕を高くして眠れる、ということです。そんなことを考えると、唐の孟浩然の詩「春暁」は、身につまされます。

春眠不覚暁   春眠暁を覚えず

処処聞啼鳥   処処啼鳥を聞く

夜来風雨声   夜来風雨の声

花落知多少   花落つること知る多少ぞ


さてさて消費増税関連法案の閣議決定に抗議し、黄川田副大臣ら4人が辞表を提出した、と報道されています。

 すべて順序が逆ではないか、と私は思っています。まずは国の形をどうするのか、大きな政府にするのか、小さな政府にするのか。大きい政府なら、どこまで国が面倒をみるのか。何が無駄に使われ削減できるのか。何が問題なのか、を徹底的にあら出すことから始めないと、最初に税率を上げてしまえば麻薬のようなもので、30% に上げても追いつかないでしょう。

 民主党に期待したのは、まずはしっかりと贅肉を削減した上で、さぁ、どうしましょう、という議論をしてくれるものと思っていたのですが、結局は今の政権では自民党と大差なし、ということでした。国民の失望は、実に大きいに違いありません。つまりは選挙を通してでは国を変えることができない、という絶望感です。その反動が大阪市長の橋下さんへの期待という形で現れているに違いありません。

 民主党政権の罪は、実に大きいのです。


2012年3月31日(土曜日:曇り後雨)


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いよいよ弥生3月も今日で終わりです。一年の 1/4 が終わろうとしています。歳を取るのが速いはずです。

 朝は何とかウォーキングができました。曇り空ながら、往復 80 分。ところが仕事を始める頃から雨が降り始め、お昼前には嵐です。明日は暖かくなってくれると良いのですが。

さてさて日本には素晴らしい企業が、たくさんあります。アメリカのように短期での数字ばかりを追うのでなく、長期的な戦略を持って製品開発を進めている、という点がよく言われます。例えば、炭素繊維がそうです。今では殆どを日本企業が製造していますが、以前は物にならないと散々でした。炭素繊維の未来は、本当に楽しみです。航空機、自動車などなど、あらゆる製品に使用される日が目の前です。その時、大変革が起きるでしょう。

 ところが、です。以下の記事を読むと心配になります。

 ソニーやパナソニックが凋落する中、上記の指摘は実感できるのです。変化できるものだけが生き残る、というダーウィンの指摘は、生物界に限ったことではないのです。