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2013年2月12日 カウアイ島の旅


■さて今日はカウアイ島への旅です。カウアイ島については、以下の Wikipedia をお読みいただくとよく分かります。

 ハワイ諸島の最北端に位置し、直径約50kmのほぼ円形で、総面積1430.4km²。火山活動によって形成された島であり、その形成時期はもっとも古いとされ、約500万から600万年前に海面に姿を現した。一時期はニイハウ島と地続きになっていたと考えられている。

 中央に聳えるワイアレアレ山の影響により太平洋上からの貿易風が遮られるため、島東部と島西部で極端に気象状況が変化する。西側のケカハでは年間降雨量は300mmに満たないのに対し、キラウエアの年間降雨量は1755mmである。また、山頂付近では高度と気温の関係から年間12000mmもの降雨量を記録する。豊富な降水などによる侵食作用が、ワイメア渓谷、ナ・パリ・コーストといった独特の景観を形成した。

 山林地帯はきわめて植生豊かで、特にアラカイ湿地帯ではハワイミツスイ類などの貴重な鳥や、この島独自の2500種もの植物が生息している。

 1778年、ハワイ諸島に到達した最初のヨーロッパ人となったジェームズ・クックが、最初に上陸したのは、カウアイ島南西部のワイメアであった。

 現地島民(アメリカ人)は「カワイ」と発音している。


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 Wailua heritage trail にて。たまたまツアーでご一緒することになった小豆島から来られた平井さんご夫妻。そうめんを作られています。楽しいお話を沢山聞かせせて頂きました。


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 さもない風景ですが、実はこの辺りで映画「ジュラシック・パーク」の撮影が行われたそうです。そう言われてみると、確かに、あーあ、あの場面か、と思われるから不思議です。

 カウアイ島のジャングルは毒蛇や危険な猛獣がいないので、映画の撮影には持ってこいだそうです。


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 ここは、かの有名なシダの洞窟。1000年の昔、ハワイ諸島に渡ってきた先祖たちが初めて暮らし始めたのが、このワイルア川の流域。かつて王族たちが結婚の契りを交わしたのが、このシダの洞窟。

NHKの名曲アルバムでも、「ハワイアン・ウエディングソング」の中で、この場所が取り上げられていました。王朝の離宮の中に作られた名門ホテルで撮影されたのが、映画「ブルーハワイ」。エルビス・プレスリーによって最後の結婚式の場面で歌われ、一躍有名になりました。

ホテルは現在では閉鎖されています。数年前に、この地を襲ったハリケーンのために観光客の足もすっかり遠のいてしまったようです。


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洞窟の前で観光客相手に地元の踊りを紹介していました。時期的なためでしょうが、閑散としていました。


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ワイルア川州立公園の看板


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帰りの便に乗るための船着場


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カヌーなどを楽しむ人々で混雑していました。


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■ 昼食と取った、「アストン・ワイメア・プランテーション・コテージ」。ネットによれば、------

 ロケーション…リフエ空港から45分。カウアイ島西海岸、ワイメアキャニオンの入り口に位置。コテージは27エーカーのココナッツの木々の中に点在している。

 1800年代、プランテーションはハワイの人々の生活の中心であり、ポリネシア、アジア、ヨーロッパの文化が混ざり合い、現代のユニークはハワイの文化を形成した場所でした。アストン・ワイメア・プランテーション・コテージは、”ガーデン・アイランド”と呼ばれる静かなカウアイ島西岸の隠れ家的なコテージで、古のハワイの人々が暮らしていた懐かしい思いを垣間見ることができます。このコテージを訪れれば、ハワイでも他に類を見ない経験をすることができるでしょう。

 平和なココナッツ林の中に位置する本当のサトウキビプランテーション時代にプランテーションで働いていた人々が暮らした家々が、当時を偲ばせる家具と現代的な設備を備えて修復されています。それぞれのコテージはフル装備のキッチンと芝生を見渡す正面ポーチが備えられていますが、一軒一軒装飾などが異なり、それぞれのパーソナリティがあります。ホテルルームタイプの客室は、リビング/キッチン・エリアは共有スペースとなります。

 お客様は庭になるフルーツや花を摘んでいただくこともできます。またハンモックに揺られながら、黒砂の海岸を散歩したり、オーシャンフロントのプールで気だるい午後をお過ごしいただけます。


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昼食でいただいたタロイモのパン。美味しかったです。


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コテージから海を見ると、眩しい海岸線が見えました。


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 仲良しになった平井さんの奥様とご一緒に。何と綺麗な海でしょう。


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 海側から見たコテージです。しばらく、のんびり滞在するのも素敵ですね。当分無理な話ですが。

(●^o^●)


■さて続いては、ワイメア渓谷です。ネットによれば、

 カウアイ島ウエストサイドのワイメア峡谷は、「太平洋のグランド・キャニオン」と言われています。規模と歴史ではアリゾナの本家に負けますが、このような驚異的な地層はハワイでは他にありません。長さ22㎞、幅2㎞、深さ1,097m以上のワイメア峡谷展望台からは、切り立った丘、ごつごつした険しい岩山、深い渓谷を見渡す景色がずっと遠くまで広がっています。

 下の展望ポイントとワイメア峡谷展望台へは、ワイメア・キャニオン・ドライブがつながっています。この道路はさらに山岳地帯に入り、最終的にコケエ州立公園まで続きます。バラエティ豊かなトレイルもあり、トレッキング初心者でもベテランでもきっと満足できるはずです。


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ワイメア渓谷展望台


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雄大な風景です。これ以上は怖くて近づけませんでした。


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 SUNは、ここが一番気に入ったようです。人間が雄大なのかな?

(●^o^●)


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女性同士、すっかり意気投合したようです。


■さて続いては、カウアイ島サウスショアの潮吹き岩です。ネットによれば、

 カウアイ島1番の写真撮影スポット、カウアイ島サウスショアの潮吹き岩。ポイプの波が天然の溶岩洞に流れ込み、大きなうねりが寄せると噴水のように放出され、その時の「シュー」という叫び声にも似た音がハワイの伝説になっています。

 ハワイ先住民は、カイカプという大きなトカゲの魔物がこの海岸線を守っていると信じ、この地域で魚を取ったり泳いだりすると魔物に食べられてしまうと恐れていました。ある日、リコという名の少年が海に入りました。カイカプが襲いかかりましたが、リコは鋭い棒を魔物の口に突き刺して、溶岩棚の下に入り込み、小さな穴を通って地上に逃げたのです。魔物はリコを追いかけましたが、溶岩洞の中で引っかかってしまいました。潮吹き岩から噴き出す音は魔物の叫び声、水しぶきは魔物の吐く息だと言われています。

 潮吹き岩公園は広い駐車場もありアクセスが便利。夕焼け時に展望台から見る景色はきらきら光り輝いています。ポイプの海岸線もまた、12月~5月のホエール・ウォッチングシーズン中はザトウクジラを見るには絶好の場所です


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 まさに潮吹岩です。船の左手、水平線に近くザトウクジラの潮吹きが何度も見られました。



■飛行場に行く前に、あるホテルに立ち寄ってくれました。Kauai Marriott Resort です。ジャック・ニクラウスさんが設計したゴルフ場が隣接していて人気だそうです。

 Kalapaki beach が、とても素敵でした。

 ホテルの中には、10メートルを超える丸太船が展示されていました。かつて先祖たちが、これを駆使して太平洋を自由に航海していたのでしょう。

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あまりの大きさに、びっくりしました。


■こうしてカウアイ島での一日が終わりました。平井さんご夫妻と色々お話ができたことが、一番の収穫でした。ハワイアン航空でオアフ島へ戻りました。