羽田空港から
木曜日:曇り
■昨日からめっきりと涼しさが募りました。何しろ久しぶりに日中冷房を入れずに仕事をしました。涼ししということが、これほど楽なことだとは、当たり前のことなのですが、人はすぐに忘れてしまいます。でも忘れるから生きていける、とも言えます。辛く苦しい事は忘れるしか無いからです。
アドラーの言うように、「トラウマなど無い。人は、今ここから生まれ変わることができ、誰でもが幸せになれる」と信じたいものです。
■さて、今日の午後から遅い夏休みです。お盆に休日当番になってしまい、休むことができませんでした。これから少し仕事を離れて、のんびりする予定です。
毎日の決まり事として、仕事は有難いものです。もし、明日から仕事をしなくても良いよ、と言われれば楽な反面、何をしたら良いのか戸惑ってしまうのが現実に違いありません。何もしなくて良いから好きに過ごして良いよ、と言われて、きちんとした毎日を送れる人は、賢者に相違ありません。私には、とてもできそうにありません。
とは言っても、60歳定年制を採用した先人の知恵には、なるほどと思う今日この頃です。昔の60歳と今の60歳は、ぜんぜん違うでしょうが、社会に出て40年間も働き続ければ、金属疲労に陥るのは無理からぬことです。
ただ漫然とだらだらと働き続けるのではなく、インド人のように「人生の四期」をいつも意識しながら、本当の実りある人生を送ることは、とても大切に思えてくるのです。