嫌われる勇気

(月曜日:晴れ)

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■今朝は走るつもりが寝過ごしてしまいました。花粉症のためか、体が重くて困ります。くしゃみは出るは鼻水タラタラでは、診療にも差し支えます。以前は春先に酷かったのですが、ここ数年は春先よりは、むしろ秋になってからの方が酷いように思います。金木犀の花の匂いが漂ってくると、どうもひどくなるようです。

 いよいよ今日、明日で9月も終わり。残り三ヶ月となります。3/4 が終わったことになります。今年も色々ありましたが、「嫌われる勇気」を読んだことは、その中でも大変大切なことの一つでした。これまでの自分の人生を振り返ってみると、むしろ自分の生き方が、アドラーの指摘する幸せになるための道を自然と歩いてきたような気もしました。

 あまり人に好かれようとして自分を無理して抑えたりは、してこなかったように思います。本の中にもある通り、10人の人間がいると、どうしても自分の事が嫌いだ、という人間が一人はいる、というのです。そして二人は自分のことを理解し応援してくれる。あとの7人はどうでもよいという立場で、どっちでもないという指摘は自分のこれまでの人生経験では、確かにそんな塩梅かな、という気がします。

 そのどうしても自分の事を嫌う人間のために自分を変えようとしたり、自分の事を嫌いになったり、そんなことをする必要など無いのです。他人を変えることなどできないのです。変わることができるのは自分だけ。課題の分離が良き人間関係構築の入り口だ、という指摘はとにかく重要だと思いました。

 アドラーが言うように、人間の悩みの全ては人間関係の悩みである、という指摘は、これからの、それほど長くはない自分の人生においても、大いなる指針となりそうです。



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