マルタのことづけ

(水曜日:雨)

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■今朝は雨でした。未だに日曜日の地獄の特訓のための筋肉痛が取れないのですが、明日はいよいよベトナムへの旅立ちです。準備もまだ半ばですので、今日中に仕上げをしなければなりません。

 被害者の皆さんに寄付する医薬品などは、仲間で分担し運搬することになりました。男どもは着替えだけあれば事足りますから、何とかなるでしょうが、女性はこうした旅行では大変に違いありません。

 その他にも障害者を持つ家庭に現金の援助も、少しですが用意していきます。5人での支援の旅ですから、大仰なことができるわけでもないのですが、少しでも役に立つことができれば幸いだと考えています。

 そして何より大切なのは被害者の皆さんに、「自分たちは見捨てられてはいないのだ」という気持ちを持ってもらうことではないでしょうか。今までの支援の旅で感じたのは、日本では想像もできないような田舎の片隅で、誰からも顧みられること無く、障害を持った我が子と向き合う母親の心細さと、そして同時に母親の強さでした。

 我が子が障害児であることが判明した段階で、夜逃げした父親の話も幾度か耳にしました。そんな時の母親の絶望感といったら、私のようなものには想像もできません。それでも毎日、毎日、障害を持って生まれた我が子と向き合っている母親の偉大さといったら、実際に自分の目で見てみないと分かりませんでした。

■さて、そんなことを考えていたら、我が愛する映画評論家 秋山登さんの映画時評が掲載されていました。

 たった 716 文字の記事ですが、いつもながら余韻は深いのです。記事は登録しないと全文読めませんので、ぜひ登録してお読み下さい。その価値は間違いなくあります。



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