ベトナム支援隊活動テープ起こし

(日曜日:雨)

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■今日は新沼津カントリークラブの月例、だったのですが、家を出た7時過ぎから雨が激しくなりました。クラブハウスに到着した頃には、土砂降りの雨。久しぶりに坂口さんとご一緒できるということで、本当に楽しみにしていたのですが、こればかりは致し方ありません。参加を中止しました。

 それでも何名かは残って天候を確認していたようです。午前10時13分現在では、自宅周辺の雨は上がっていますが、山の方はどうなのでしょうか。

 お陰で家に帰って大掃除が出来ました。整理しなければいけないと思っていた資料の片付けができました。残す必要のある資料は裁断してスキャンにかけ、残りは古紙回収に回します。愛読書自炊装置を揃えてからは、必要なものは全てデジタル化して保存しています。

■ということで、時間が取れましたのでベトナムでの活動の資料を整理していました。家庭訪問の際に録音した資料のテープ起こしです。今は小型軽量の優れたICレコーダーがありますので、電池一本で100時間以上の録音が可能です。

 その場で家族状況を書き取るなどということは、とてもできません。今日は最初の二軒分を整理し終わりました。どちらも農村での生活ですから、近くに住む子ども達やお隣さんが何くれとなく面倒を見てくれるおかげで、年老いた親も何とか生活できているようです。 

 とは言っても、親とてもいつかは旅立たなければなりません。どの親御さんも、障害を持った子ども達の行く末を按じていたのは、これまでの家庭訪問でも同じでした。同じ親として、その気持はよく分かりました。

 国からの支援金もあるのですが、もちろんそれで十分ということはなく、程度の差こそあれ、文字通り食べていくのがやっと、という家庭が多かったようです。アメリカは、こうした被害を未だに認めていませんし、もちろん賠償金も支払っていません。

 昨夜はオリバー・ストーン監督の作られた、「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」というビデオを見なおしていましたが、ベトナム戦争が共産主義と戦った大義ある戦争だった、ということを未だにアメリカは言い続けているのです。そうでないと、5万人のアメリカの若者の死が犬死になってしまう、というわけです。

 いっぽう第二次世界大戦でヨーロッパに投下された全爆弾量よりもベトナム一国に投下された量の方が多かったのですが、それによって失われた人命は、380万人とも言われています。何とも、やりきれない思いです。そして戦時中に散布された枯葉剤の量は、7,200万リットルだった、と番組の中で指摘されていました。



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