2014.11.23
カテゴリ：残日録
膝の異変
（日曜日：晴れ）
■昨日の夜から左膝の違和感が出現しました。特に痛みがあるわけではないのですが、スムーズに関節が動きません。これは重大事です。
何しろ来月にフルマラソンへの参加を予定ているからです。ここで無理をしてこじらせたら、元も子もありません。今日は東京へ行ってランニング・ショップ主催のランニング教室に参加する予定だったのですが、自重することにしました。
ランニングショップに朝電話して、断りの連絡をしました。コーチが正しい走り方を指導してくれ、完走へのアドバイスをもらえる、という内容です。
最近は、こうしたランニング・ショップ主催の走ろう会へ何度か参加しています。きちんとしたサポーターが一緒に走ってくれますので、とても安心です。先頭はコーチがペースメーカーとして一定のスピードで先導してくれます。ペースキープの練習にもなりますし、何よりも安心です。
不思議なもので、こうして先頭に引きづられるように走っていると、長い距離も苦になりにくいのです。一人で 20 キロ走れ、と言われると私などはメゲてしまうのですが、こうした走ろう会は実力以上の距離を走ることができます。来年もこうした走ろう会、40 キロ走に挑戦するつもりです。
■高倉健さんが亡くなって、追悼番組が何度も放映されています。高倉さんのインタビューを見ていると、アドラーの言う、優越性の追求、という言葉を思い出します。未完成な自分から理想の自分を目指す向上心、というのでしょうか。人は全くの無力状態で生を受けます。あまりに無力な状態で生まれるために、常に劣等感を抱えて生きなければならない一面があります。
良い意味での劣等感とは、努力によって人の成長を促します。決して劣等感は悪いものではないのです。