スマホで読書

(水曜日:晴れ)

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■今朝も青空です。日本海側では猛吹雪が荒れ狂っているようです。今朝のニュースでは、宗谷岬で風速 29.9 メートルを記録していました。昨年 8 月に二人で出かけた宗谷岬を思い出しました。

 夏だったにも関わらず夕方には冷え込んできました。これが冬だったら、どうなるのだろう、と想像したものですが、いまの宗谷岬は強風が吹き荒れているに違いありません。

■さて今朝の東京新聞の読者欄に、16歳の高校生の投書が掲載されていました。スマホを置いて本を読もう、という内容です。電車に乗れば、人々がいかにスマホに浸りきりになっているかが、よく分かります。

 特に若い人々はラインを初め友人間との連絡は、スマホ無しには成り立たないようです。いわゆる格安スマホでラインが使えない私の品物は、まさに時代に背を向けたスマホに違いありません。

 では不便かといえば、もちろんそんなことはありません。私もスマホなしでは生活できなくなりつつあります。仕事の都合上、電話には極力出ない、という方針の私は、友人との連絡も基本的にメールしか受け付けないので、スマホは必須です。

 やたらと長電話している人を見ると、この人は一日中電話に費やして終わっているのではないか、とさえ思うことがありますが、貴重な時間を無駄に費やしている、と私には思えます。もっとも、若い人にはいくらでも時間があるでしょうから、その程度の時間の浪費も若者の特権かもしれません。

 さてスマホですが、実は私も電車の中ではスマホに向き合っています。ただし、しているのはスマホで読書です。還暦を超えた年寄りがスマホで読書は、たいていの場合目が辛くて実用的ではないのですが、近眼の強い私にはメガネを外せばスマホの小さい字も苦になりません。

 片手で手軽に読書できるスマホは、タブレットよりもむしろ便利なのです。昔はガラケーの携帯とデジカメとランニングウォッチと3点セットだったのですが、今ではスマホだけ携帯すれば、何とか事足りるようになりました。

 ということで、スマホと読書を対立的に考えるのではなく、相補的に考えてみる事も必要ではないでしょうか。

■昼休みに郵便局へ行きました。来年の学会や伊豆マラソンへの参加申し込みのためです。久しぶりに昼休みにでかけました。風も強く寒々しい中での外出は避けたかったのですが、明日は雨になりそうですし、明日、明日と思っていると申し込みの期限も知らないうちに過ぎてしまいます。思い切ってでかけました。

 帰りがけに街の本屋さんに立ち寄りました。大勢のお客さんがいて、ほっとしました。残念ながら私には欲しい本が見当たらなかったので、何も買うこと無く、そそくさと帰ってきました。

 まだまだ電子書籍が普及しているとは言いがたいので、街の本屋さんも大丈夫そうですが、いつまで持つかは疑問です。我が家の隣と言っても良い場所に、ビデオ屋さんがあります。いつ見ても駐車場は大混雑ですが、これもいつまで持つかは疑問です。

 アメリカでは、こうしたビデオのレンタル店は壊滅に等しい状態です。インターネットで取り寄せて、つまりはダウンロードして映画を観るのが一般的になったからです。いずれは、日本でもそうなるに違いありません。その方が、ずっと便利だからです。今のところ日本では、ネットで配信されるのは、まだまだ少数なので一般的ではありませんが、いずれは充実してくるでしょう。

 テレビもしかりです。クロムキャストというグーグルが発売している機器は優れものです。テレビに接続して、ちょっとした設定をすれば、スマホで観ているユーチューブの映像を、そのままテレビに流せます。Wi-Fiが必要だ、という弱点はありますが、いままでのテレビの楽しみ方が変わるのも時間の問題です。

 こうしてみると、あと五年すると、私達の生活はインターネットが無かった時代と、その後の時代のように様変わりしそうです。その時に、どのような企業、あるいはサービスが生き残っているか。本当に難しい時代です。



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