資本主義の終焉

(火曜日:晴れ)

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■今朝は走りました。今朝の写真は満月の様子です。スマホでは、この程度に撮るのが精一杯でした。朝の5時半では、まだ真っ暗なのです。

 日曜日にLSDをしましたので、今週は疲れが溜まらないように要注意です。14日のフルマラソンに向けて調整の一週間です。ということで、今朝は 5 キロで止めました。30分超です。

 サブフォーを目指すためには、キロ5分30秒で走る必要がありますが、これは今の自分には結構大変です。頑張ってもキロ6分が限界のようです。とにかく当日は前半の20キロを、キロ6分30秒ほどで通過するのが目標です。

■さて昨夜は、『資本主義の終焉と歴史の危機 』(集英社新書)水野和夫著Kindle 版を読み終えました。実に興味ふかい内容でした。経済学が専門ではないので、真偽の程は想像するしか無いのですが、私には水野さんの主張は、正鵠を射ているように思えます。

 資本主義の成立時から、そもそも中心と周辺を設け、中心が周辺を収奪することで資本の自己増殖を可能にしてきた、という論点。そして世界が均一化し、世界から周辺が消滅してからは、国内に、その中心と周辺を作ることで富の集中を図ってきた、というのです。ボロ儲けしている大企業と派遣労働者、という構図です。

 人口1%の人々が、99% の人々から収奪している金融空間は、3年に一度はバブルの崩壊をもたらす、という指摘。実際に、そうなりつつあります。残念ながら日本の大手マスコミは、霞ヶ関の情報を垂れ流すばかりなので、歴史の行方を見る上ではあまり参考になりません。

 やはり自分で情報を取捨選択しないと、結局誤った選択をするばかりになってしまいます。

■NHK 19 時のニュースを観ていて驚きました。東京 12 区で立候補した次世代の党の田母神俊雄候補に若い有権者が近づき、「日本を守ってください」と、真剣に訴えているのです。本当に驚きました。なぜなら今のまま集団的自衛権が認められ、アメリカの戦争に日本の軍隊が参加することになれば、派遣されるのは、その若者自身だからです。

 テレビに登場した若者は、何か勘違いをしているのではないでしょうか。日本を守ってください、と他力本願な訴えをしていましたが、戦場に行って命をかけるのは自分自身なのです。田母神候補が代わって戦場に行くことは、決してないのです。

 本当に驚きました。テレビやマスコミの洗脳作業が実に見事に成功していることに本当に驚くとともに、実に暗澹たる思いに沈みました。このまま日本が突っ走れば、本当に大変なことになります。子どもや孫達に、決してそんな日本を手渡してはなりません。

 自分自身の頭で考えないとダメなのです。私達の世代は逃げきれるかもしれませんが、若者はそうはいかないのです。なぜ若者は自分たち自身の未来を考えないのでしょうか。



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