思い込み

(金曜日:晴れ)

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■我が家の屋上から見た、今日お昼の富士山の様子です。雲に隠れていますが、時折顔を見せています。昼過ぎに義兄からメールが来て、姉も無事に退院したとのこと。何よりです。あと問題なのは、私だけです。

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■昨日は午後から無理をお願いして診察していただきました。いつもは患者さんを診察する立場なのですが、いざ患者さんの立場になると、心細いものです。

 医師にとっては当たり前のことも、患者さんには理解不能なことになります。「そんなこと、心配しないで大丈夫だよ」と、患者さんには話しているものの、自分が痛みに苦しむ立場になると、本当に大丈夫かなぁ、と不安を拭いきれません。

 自分の勝手な思い込みで治療していたのですから、良くなるはずはないのです。危うく肺炎に悪化し、また一騒動になるところでした。14日のフルマラソンで寒風吹きすさぶ遠州の野を5時間半も駆けまわったのですから、気管支が悲鳴を上げて当然です。それを単なる疲れと筋違い、などと勝手に判断して湿布をしていたのですから、お笑い種です。咳、痰、そして発熱。さらに背中の痛み。危機一髪でした。

 処方して頂いた薬のお陰で、昨夜は久しぶりに安眠できました。何しろ背部痛で仰向けになれないのですから安眠できるはずがありませんでした。

 今日はネブライザーも到着し、さっそく夜から始めました。アレベールとビソルボンシロップを混ぜて使っています。心なしか肺の隅々まで清められた気がするから不思議です。昨夜なら、聖しこの夜、でしたが。

(●^o^●)

 あとは背中の痛みが消えてくれれば、すべて元に戻った、ということです。健康の有り難さを、またまた痛感しました。健康あっての毎日です。

 これで月間の走行目標 100 キロを達成することは無理になりました。まだ 24 キロ足りません。来週が残っていますが、無理は禁物です。完全に治ってから走り始めても遅くはありません。結局のところ、フルマラソンを走った分、二週間走れなかったことになり、週三回8キロを走ったことと同じになりました。人生はどこかで帳尻が合うのでしょう。

 今年の目標の一つを達成したのですから、よくやったと自分を褒めてもバチは当たらないでしょう。

■夜のニュースを見ていたら、あの山本太郎議員が生活の党に入党した、という記事が目に飛び込んできました。報じているのが産経新聞ですから、いつもの意地悪な悪意に満ちた書きっぷりですが、私は良かった思っています。

 政治家というのは歴史によって評価されるのです。小沢一郎という政治家を、ただの騒動屋みたいに報じている産経新聞はお笑い種ですが、報じている自分たちは自分は正しい、と思っているのですから、本当に不思議です。

 日本の癌、あるいは日本を貶めているのが誰なのか、それを知るために一番分かりやすいのは、小沢一郎という政治家に対する報道姿勢を見れば簡単明瞭です。

 記者クラブ制度の廃止を公言している小沢さんは、所属の新聞社にとっては天敵なのでしょう。NHKしかりテレビ局も同じ穴のムジナです。霞ヶ関とグルになって私利私欲のために走り回っているわけです。日本が再度焦土と化すことになるのが、その結果なのは、アメリカの様子を見ていると容易に想像ができます。

 0.1% の人たちが、20% の富を、いわば独り占めにしてしまう社会を、本当に日本人は望んでいるのでしょうか。もっとしっかりと自分の頭で考えないと、本当に日本中が地獄に落ちてしまいます。

 あえて火中の栗を拾った山本議員の勇気に拍手を送りたいと思います。



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