父の一周忌

(日曜日:晴れ)

画像の説明

■今日は父の一周忌。品川のビジネスホテルを出て、鎌倉に向かいました。北鎌倉駅で降りたのは9時24分。すでに観光客の人たちが集まっていました。お寺に付いてみると義兄が待ってしてくれました。

 みんなが揃って一周忌を終えて駅近くのお店で昼食を取りました。親戚通しで集まれるのは、こんな機会でもないと無理です。それぞれが集まって話をしていると、自分の知らなかった両親の意外な一面や、あるいは兄弟が親に対して抱いていた思いなどを知ることができて、驚くことがしばしばでした。

 親と子といっても、実はあまりよく知らないで終わってしまっていることも多いのです。父親にもこんな面があったんだ、とか、あるいは自分だけが知っていた父親の一面を再認識したり、人間を理解するというのは本当に難しいものです。親ですら、そうなのですから、ましては他人のことを理解するなどというのは、まさに至難の業に相違ありません。

 そうした意味で、年忌法要というのは、実は故人のためでなく生き残っている家族のために行うのかもしれません。


コメント


認証コード7975

コメントは管理者の承認後に表示されます。