「チーム  堂場 瞬一 (著)」読了

(土曜日:曇)

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■今朝は走りました。通常の月、水、金曜日の予定が昨日の雨で狂いました。おまけに鶴ちゃんが身内の不幸で今朝はウォーキングは中止。ということで、今朝は一人でのウォーキングなのですが、一人で歩くというのは、もう耐えられなくなりました。走った方が楽に感じるようになったのです。

 以前やはり突然鶴ちゃんの都合が悪くなって、たった一人で百澤神社まで歩かなければならなくなったのですが、その時に呆然としました。今まで二人で歩いていた時には何も感じなかった往復3キロほどの道のりが、まるで金星にでも行くかのごとく、はるか遠くに感じてしまったのです。あの時は驚きました。これまで10年近く毎朝のように歩いていた同じ道程が、そんな風に感じられるなんて想像もしなかったからです。

■さて昨夜「チーム」を読み終えました。箱根駅伝の学連選抜チームを主人公にした小説です。駅伝という日本独自のスポーツを興味深く描いています。以下の言葉は、自分の現在の思いもあり、とても心に残りました。

誰かのためを思って走る時、人は一段強い存在になれるのだ。


 私の場合、友人が癌と格闘中だったり、脳出血後のリハビリ中と闘病中なのです。私にできることは、もちろん何もありません。ただ心のなかで応援するだけです。マラソンを走っていて苦しい時に、こうした友人を思い出すのです。

 走っていて思い出すのは、夢に向かって格闘中の Taku のことが、もちろん一番多いのですが。上記の言葉は、しみじみと、そのとおりだなぁ、と痛感するのです。



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