不安

(土曜日:晴れ)

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■今日の写真はメキシコのカンクンの海です。カリブ海になるのでしょうか。

■今朝は寝過ごしてしまいました。夜中に一度起きたのですが、その時にそのまま起きだしてしまえば良かったのですが、まだ早いと早合点して、そのまま再び寝込んだしまったのが、失敗でした。疲れも溜まっていたのでしょう。今週は計画している週三回の走りこみができていますから、まぁ、それで良しとしましょう。

 午後からは母の見舞いに行く予定です。

■さて仕事を終えて慌ただしく昼食を食べ、駅に向かいました。12時40分の東海道線で熱海に行き、乗り換えて茅ヶ崎まで行きました。何と居眠りをしてしまい一駅乗り過ごしてしまいました。疲れていたのでしょうか。今週は頑張り過ぎかもしれません。やはり連日の走りこみは、私の体力ではオーバーワークという事になりそうです。

 辻堂駅で下りの電車を待ちましたが、幸いにほとんど待たずに乗ることができました。ラッキーでした。駅ビルでゼリーを買って施設へ向かいました。受付で母の状況を教えてもらい、来週には心療内科の受診のために病院へ連れて行ってくれるそうです。部屋に行って母に話を聞くと、腰の痛みをしきりに訴えていました。脊椎の圧迫骨折があるようです。確かに痛いのでしょう。

 さらには不安が襲ってくるに違いありません。一人で部屋にいると不安に襲われます。これは間違いありません。元気な時にはまるで気にならなかったことが、どんどんと膨れ上がって風船のように弾けんばかりに肥大してしまいます。人間とは弱い存在です。

 二人でゼリーを食べながら話そうと思ったのですが、どうも要領を得ません。体位を言われるままにいろいろ変えてみましたが、やはり痛みがあるようですが、うとうとしているようでもあり、はっきりしません。すっかり小さくなってしまった母には、やはり悲しい思いが込み上げてきます。

 自分が子供の頃病弱だったために母に背負われて、よく病院へ通いました。背負われながら、母の背中から見た街の風景は未だに目に焼き付いています。そして何度かに一度は二人で街の中華料理屋さんに入ってラーメンを食べました。あの頃 40 円でした。その美味しいことといったら、なんと言えばよいのでしょうか。今はなんでも美味しい時代です。まずいものがありません。

 逆に言えば、本当に心から美味しいと感激することもあまり無くなりました。何を食べても美味しいからです。インスタントの味噌汁でさえ、十分美味しいのです。その頃のラーメンを今食べてみると、きっと大して美味しいとも思わずに、がっかりするに違いありません。でも母と二人で食べた、あの支那そばは本当に美味しかったのです。

 その母が、本当に小さくなってしまいました。私が背負えそうなほどです。老いるということの現実は、本当に厳しいものです。



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