過去に目を閉す者は現在にも盲目となる

(日曜日:晴れ)

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■今日は終日最高の日和でした。北海道では大荒れのようです。被害の無いことを祈るばかりです。日本は小さな国だ、とは私達が外国人に対してよく口にすることですが、考えてみれば、日本は随分と南北に細長く、気候的にもその多様性は大したものです。

 また江戸時代のお陰でしょうか、それぞれが独立国の様に、300有余藩が独自の文化を築き上げたために、単に日本と十羽一絡げにできないところもあります。明治になって近代国家に生まれ変わるにあたっては、先人は大いに苦労したに違いありません。言葉ひとつにしてもしかりです。井上ひさしさんの、「國語元年」などには、そのあたりの悪戦苦闘ぶりが見事に描かれています。

■さて今日は大村さん、植松さんと三人でゴルフを楽しみました。仲良し四人組ですが、今日は久松さんが都合が悪く三人でのラウンドでした。天候は最高。風も殆ど無く、本当に素晴らしい一日でした。

 人生の先輩として大村さんが事業を立ち上げた頃の苦労話などは、大いに学ばねばならない点です。同じ業種の仲間とばかり話をしていると、視野が狭くなっていけません。そういう意味でも、本当にロータリークラブはありがたい存在です。

 さて今日のラウンドは、まるでダメでした。先週頑張って一時間走を三回もした疲れが、取り切れていないようです。足腰が安定せずに参りました。久しぶりに 100 回を超えてしまいました。何をやっても、うまく行きませんでした。反省ばかりです。

■今日の東京新聞朝刊の一面は、ドイツのワイツゼッカー元大統領の死を報じています。「過去に目を閉す者は現在にも盲目となる」という彼の言葉を引用しています。同じ敗戦国でもドイツだけが立派で日本はダメだ、などとは少しも思いませんが、やはり学ぶべき点は多々あります。

 トルコを主とする移民への態度は決して褒められたものではありません。アジアを見下した傲慢な西欧そのものです。イスラム過激派のテロに対するフランスの反応も、同じような態度が感じられます。

 学ぶべきところは学び、他山の石とすべきはきちんと冷静に判断することが大切です。



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