昔と今
(月曜日:晴れ、強風)
■今日、Ayaちゃん桜が咲きました。河津桜です。
■今日は今年の冬一番の冷え込みのようです。午後8時44分会合から帰宅したSunの話によると、とにかく寒い、とのこと。ニュースで見る富山市の様子は、午後三時から車は吹雪のためにヘッドライトを点灯していました。こちらでも愛鷹山の山頂付近が白く色変わりしていました。明日は水道管が凍らなければよいのですが。
さて昨日は時間があったので黒澤明監督の作品を鑑賞しましたが、天国と地獄を見ていて思うのは、昔の映画には喫煙場面がこれでもかというほど登場することです。最近の映画を見慣れていると、とても違和感を感じます。あれでは周りの人は迷惑だったろうな、と思いますが、あの当時はなんの違和感も無かったのです。
私が子供の頃は、確か国電の中でも乗客は喫煙していました。そんなことは、ほとんどの人が忘れてしまっています。日本ではアメリカほど、タバコが癌の大きな誘因だ、という啓蒙がなされていません。コーヒーと同じように個人の嗜好の問題だ、という意味の事を言われる人もいますが、これは明らかに公衆衛生というものを、あまりにも知らない人の言い分です。
無責任な人の定義、とは色々あると思いますが、私はその一つとして、「我が子の前で平然と喫煙する人」と定義したくなります。最愛のわが子の健康を平気で踏みにじっているからです。
黒澤明監督も愛煙家だったようですから、当時としては少しの違和感もなかったのでしょうが、時代が変われば常識も変わらざるをえない、という一例です。