誰のために

(金曜日:曇)

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■昨日Takuマンボの花が咲きました。サクランボの木です。やはり青空を背景にしないと、その可憐さが分かりません。次回の快晴の日に、また撮りましょう。

■今朝は夢を見ました。目覚ましが鳴って起きなければいけない、起きなければいけない、という夢です。目が覚めて時計を見ると、まだ3時21分。さすがに、起きだすにはまだ早すぎます。いったん、もう一度眠りにつきました。そのまま6時に起き出せば、たぶん睡眠のリズム、REM睡眠でしょうか、調度よい頃合いなのでしょうが、5時に起きだすとなると、これは間が悪いのです。割と深い睡眠中に起き出さなければならないからです。

 それでも起きだして走り始めましたが、今朝は3キロで止めました。無理をしても意味がありません。体と相談しながら継続することが一番大切です。

■さて当初は箱根駅伝を扱った小説として軽い気持ちで読み始めた、堂場瞬一さんの「チーム」でしたが、再読するようになりました。箱根駅伝を所属大学のチームでない、いわば寄せ集めの学連選抜チームの一員として走らなければならなくなった主人公たちの思いを描いています。誰のために走るのか、という問いに対する回答を探しながら主人公たちは走るのです。

 なぜ再読するようになったかと自分なりに考えると、誰のために走るのか、という問いは、結局のところ誰のために生きるのか、という問いにも通じるからではないか、と思い始めたからです。もちろん自分自身のために人は生きているわけですが、宇宙の中でたった一人で暮らすことができないように、私達は人々の間で生きなければなりません。駅伝という競技を通して人は誰のために生きるのか、という永遠のテーマを考えさせられる本でした。



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