孤立

(土曜日:雨)

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■今朝はゆっくりと休みました。昨夜は夜間待機当番で、21時過ぎに鉄片が目に刺さったとして患者さんが来られました。昼間にも同じ症状で来られた方がいましたので、仕事中に防御メガネを着用していても、隙間から飛び込むようです。

 さて今日は夜間例会です。お花見例会ということでご家族の皆さんもご一緒に三島のお店で楽しく懇親を深めます。ロータリークラブの活動も家族の理解が合って可能です。そういう意味で、とても大切なことだと思います。

 初めて行く三島のお店は、予約のお客さんで一杯。すごい混雑でした。庭がライトアップされて、季節に相応しいひとときでした。

■さてAIIBの概要が固まったようです。AIIBとは、Wikipediaによれば、「アジアインフラ投資銀行(アジアインフラとうしぎんこう、英: Asian Infrastructure Investment Bank、AIIB)は、中華人民共和国が提唱し主導する形で設立を目指している、アジア向けの国際開発金融機関。2015年の業務開始を予定している」と、あります。

 当初どこまで参加国が広がるか注目が集まりましたが、結局のところ参加を見送った主要国は、米国と日本のみとなりました。

 日米が主導するアジア開発銀行(ADB)では賄いきれない増大するアジアにおけるインフラ整備のための資金ニーズに、代替・補完的に応えるということを目的として、中国が設立を提唱した

 当初は東アジア、東南アジア以外の国の参加はないと観測されていたが、実際には創設メンバーとなるための期限である2015年3月31日までに、イギリス、ドイツ、フランス等ヨーロッパの主要国を含む5大陸51の国と地域が参加を表明した。一方、AIIBと業務内容が競合する可能性が高いADBの筆頭出資国であるアメリカと日本は、ガバナンスの有無や出資の透明性に欠ける、国際金融機関が融資先に対して課しているのと同様の高い基準の確保の有無に関して疑問がある、などとして参加を見送った。

 ただし、中国は日本とアメリカの参加を待ち続けると表明している


 様々な解釈があるのでしょうが、これから東南アジアを仕切るのは中国だ、という宣言でしょう。私はそれで良い、と思っています。アジアは中国が強く安定している時代には平和だったのです。秩序が確立されていたのです。ところが19世紀中国が思いの外、弱いということが暴露された途端、欧米諸国はハイエナのようにアジア諸国に群がったのです。

 インド、パキスタン、ミャンマーなどなど、英国一流の分割統治を受けた国々は、いまだにいがみ合いから脱却できずにいます。イエメン然りです。本当に、ろくでもない国の支配を受けたものです。

 アメリカと心中しようという日本の方針は、アメリカと戦争してコテンパンに打ちのめされた、という歴史の延長線上に、いまだに日本がいることを、如実に示しているように私には思えます。歴史は、やはり千年の単位で考えないと行けないのでしょう。

 

 



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