地方創生

(月曜日:曇)

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■今朝は走りました。昨日は雨でしたので、ゆっくりと一日、掃除や片づけで過ごしました。こういう日があっても良い、とつくづく思いました。Sunと二人でニューウェルサンピア沼津で、ゆっくりとお風呂に入り、夕食はお肉を食べました。トンカツです。野菜が食べ放題なので、心ゆくまで様々な惣菜を少しずつ食べることが出来ました。

■さて夜は、堂場俊一さんの、「BOSS 」を読み終えました。ついつい途中で止められなくなってしまい、夜更かしをしてしまったようです。時計を見てしまうと翌日の朝起きだすのが怖いので、そのまま眠ってしまいました。

 米国へ渡った主人公がメジャーリーグベースボールの世界でゼネラルマネジャーにまで上り詰めたのですが、文化の違いに苦しみながら地区優勝を果たす、という物語です。日本的な情の経営とアメリカ的なドライな経営との葛藤かと思いきや、内容はまさに真逆の展開だったのが意外でした。

 絶対に謝らないアメリカ人との戦いを勝ち抜いてGMまで上り詰めたのですが、意外や意外、首を切られたのも、そして失意の彼を拾ってくれたのも、とてもドライなアメリカ、というよりは意外なほどにウェットなアメリカだった、というのが味噌でしょうか。

■さて地方創生の声が高らかに響き渡っています。ところが現実は、そう甘くありません。以下の記事は、その現実です。

 とにかく予算を分捕ろう、という底意が見え見えです。その分の予算を自分の地域が取らなければ、ただ他の地域に予算が回るだけですから、取れるものは取っておこう、ということです。箱物の、その後の保守・管理は念頭にありません。あとは野となれ山となれ、ということです。

 まじめに地域の未来を考えている人々も、もちろん沢山います。ただし私利私欲で動いている人が、あまりに多すぎます。しかも人の上に立って旗を振っている人が私利私欲で動いていますから手に負えません。結局は子々孫々が、そのツケを払うことになるわけです。そんな先のことは知ったことか、というのが旗を振っている人の言い分でしょう。

 知恵も無いし品格も無い、ということです。実態を知れば知るほど、暗澹たる思いに沈むばかりです。破綻するまで気づかないのでしょうか。



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