リーダーに不可欠なもの

(土曜日:雨)

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■今朝も雨でした。昨日、今日と二日間休養が取れましたので、明日の焼津マラソンは頑張れそうです。ただ雨が止むのは良いのですが、気温が上がりそうなのが心配です。予想では最高気温 18 度とのこと。ちょっと辛そうです。

 それに手荷物の預かりが不安です。着替えなどの手荷物は、これまでの他の大会ですと無料で預かっておいてくれました。大きなビニール袋に入れて預かってくれるのですが、今回はコインロッカーを用意するのでお金を持ってきてください、という案内が書かれています。

 何千人というランナーが来るわけですから、それだけのコインロッカーを用意してくれるのかどうか。それに有料というのも、いささか不親切です。これまで私が参加したハーフマラソン以上の大会では、全て無料で手荷物は預かってくれました。

 まぁ、とにかく参加してみないことには良さ悪さは分かりませんので明日が楽しみです。ハーフの部は、スタートが 11 時と遅いのが気になりますが、朝8時33分の電車が出かける予定です。

■さて今朝の東京新聞の記事に、JT生命誌研究館館長 中村桂子さんが、「リーダーに不可欠なもの」と題して寄稿されています。

 アメリカ建国の父、ジェンジャミン・フランクリンのエピソードを紹介しています。彼は社会での成功を強く願い、12項目の価値リストを作成しました。

節制、沈黙、規律、決断、節約、勤勉、誠実、正義、中庸、清潔、平静、純潔


 と、いうのです。見ただけで凡人はメゲそうですが、これをある友人に見せたところ、一つだけ大切なモノが欠けている、と言われたのです。それは、「謙虚」です。これを身に付けるのは、なかなかに困難で、フランクリンは後に、「謙虚さを身につけるのは困難だが、それを装うことはできるようになった」と述べました。

 日本のリーダーの発言を聞いていると、明らかにこれまでとは違うことに気が付きます。何と言うのでしょうか、慎みに欠ける、というか、恥じらいがない、というか、発言が空を舞っているのです。誰からも責任を追求される心配がない、という安心感なのか、どうせ何を言っても分かりはしない、と高を括っているのか、その真意は分かりません。人を馬鹿にしている、と言っても言い過ぎでない、とすら感じるのです。言葉に思案の結果という気配が少しも感じられないのです。言葉が劣化している、とでも言うのでしょうか。

 政治家は言葉で国民を説得するのが仕事です。プロゴルファーが幾つのスコアで上がるかが仕事である、と同じぐらい政治家の言葉は重要なのです。ところが、そうした意識があるのか無いのか、そうした切迫感というか責任感が少しも感じられないのです。本当に驚くばかりです。自分たちのレベルが、そうなのだ、と言われれば、あぁ、そうなのか、と肩を落とすしかありません。

 この記事は奥の深い内容を含んでいるので、もう一度読みなおしてみるつもりです。



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