北海道、桜の開花
(木曜日:晴れ)
■今朝は起きるのが辛かったのですが、何とか走ることが出来ました。疲れが溜まっているのか、眠りのリズムが合わなかったのか、とにかくさんざん逡巡してから床を離れました。さらには走り始めても体が重くて参りました。それでも何とか5キロの道のりを走り切りました。これで、今月は総計 79.99 Km 走ったことになります。あと20キロ。本当に積み重ねです。
■昨日のニュースで、函館で桜が開花した事を知りました。札幌でも開花したようです。先週末出かけた時には、桜のさの字も見ることができませんでしたが、急激に進んだのでしょうか。
JRで札幌から新千歳空港駅に行く間に読んだ、JRのパンフレットには、満開の桜で、まるでピンクの絨毯を敷き詰めたような函館の五稜郭の写真が載っていました。あまりの美しさに、しばし目が離れなくなりました。展望タワーから写した写真のようです。
五稜郭は家族でも出かけましたし、何度か訪れていますが、残念ながら満開の桜の時期はありませんでした。ぜひ機会を作って出かけたいものです。
■さて4月22日の東京新聞8面には、「村上春樹さん、村上文学を語る」という記事が掲載されています。今年こそノーベル文学賞を受賞するのではないか、と毎年ハラハラ・ドキドキさせてくれている村上春樹さんですが、私は残念ながら彼の作品は一冊も読んだことがありません。
「木野」と題した作品に付いて語っています。
「木野は奥さんに対して、怒りを持たなくてはいけない。本当に怒りをもって、本当に悲しむこと。それを通して木野はもう一度、再生してくる。
ネガティブなものに対抗するためには、ポジティブなものを自分で打ち立てなくてはいけない。そのためにはネガティブなものをはっきり見なくてはいけない」
どんなに悲しくても、どんなに苦しくても現実と向き合わなくては、人間は再生することができないのでしょう。人生は、再生の繰り返しに違いありません。ぜひ彼の作品を読みたくなりました。