アンネ・フランクの家の前にて

「アンネの日記」で有名なアンネ・フランクの家に行きました。あれは中学校の頃でしょうか。まだ埼玉県川口市に住んでいた頃、10チャンネルの日曜洋画劇場、淀川長治さんが解説をして、「またお会いしましょうね。さよなら、さよなら」と終わっていた番組で、ミリー・パーキンス主演の「アンネの日記」を観た思い出があります。1959年初公開だそうですが、テレビ放映は何年でしたでしょうか。

と、ここまで書いてインターネットで調べると、ちゃんと出ているのですね。1972年昭和47年日曜洋画劇場放映と。つまり、高校を卒業して大学に入った年です。そんな年だったかな?

まさか、自分の目でそのアンネが隠れすんだ家を見に行くことになるとは夢にも思いませんでした。

こんな狭苦しいところで外出もできずに過ごすことは、考えただけでも息が詰まりそうです。そんな生活は2年に及んだそうですが、密告者に通報され秘密警察に捕らえられました。

この隠し扉の奥に隠れていたのです。

隠れ部屋から下を覗いてみました。

Wikipedia によれば、隠れすんだ8名のうち生き残ったのは、父親のオットー・フランクのみでした。この日記は1947年に出版され、現在までに翻訳された言語は55言語、出版部数は2,500万部を超えるといわれています。

こんな悲劇が二度と起こらないことを祈るばかりです。

見学を終えて。もう一度訪れたい気がします。

 

To:いざ、アイルランドへ