2017ベトナム支援の旅

20171019(木曜日)-24日(火曜日)

 

今回の支援の旅にご寄付・ご後援いただいた皆様に心より感謝いたします。

 

(株)メディオ薬局、富士宮ロータリークラブ、沼津西ロータリークラブ

鈴木良則さま、江田俊彦さま、鈴木和憲さま、成田みちよ さま

あいあい眼科クリニックスタッフ一同

 

20171019日(木曜日) ⇐クリック 羽田空港からハノイ・ノイバイ国際空港へ

ようやくハノイ・ノイバイ国際空港に到着しました。これからバクザン省のホテルに直行です。

 午前中に仕事を終えて、そのまま逃げるように沼津を後にして羽田空港に向かいました。新幹線、京浜急行線を乗り継いで無事に羽田空港交際線ターミナルに到着です。他の仲間は御殿場からバスで向かっていましたが、渋滞に巻き込まれ私のほうが少しだけ早く着きました。

 14時少し前に国際線出発ターミナル L カウンター、ベトナム航空カンターに到着です。みなさんと落ち合い、発券作業も終わって、ほっと一息。次は予約してあったベトナムで使えるWi-Fiルーターを取りにカウンターに向かいました。出発は三階ですので受取カンターも三階にありましたが、私の勘違いで返却のための二階のカウンターに向かってしまいました。三階に戻って無事に受取終了。皆さんのところに戻って入国手続に入りました。

 16時35分発のベトナム航空 VN385 便で旅立ちです。私は2008年からの支援の旅への参加ですが、以前のベトナム航空のサービスは、お世辞にも良いとは言えませんでした。まるで役所へやってきたような気がしました。でも今は違います。格段にサービスが向上しました。客室乗務員は笑顔を欠かしません。

 羽田空港では軽くうどんを食べました。昼食をゆっくり食べる時間が無かったのです。機内食の夕食は和風をいただきました。美味しかったです。5時間ほどの飛行です。順調でした。

 昨年からはハノイ・ノイバイ国際空港には新しいターミナルビルが完成し、国際線と国内線が別れたようです。出国手続きも順調に進み、あとは搭乗を待つばかりです。

 体調を崩して、これまで参加できなかった支援隊の大釜会長が、今年は参加できるまでに回復されたのが、何よりの朗報です。

 いよいよ支援の旅の始まりです。

20171020日(金曜日) ⇐クリック 施設訪問と被害者家庭訪問

今年も医薬品を寄贈していただいた「メディオ薬局」、医療用マスク、清拭用洗剤などなど寄付をいただいた鈴木和憲さん、成田みちよさんには、感謝するばかりです。施設と被害者家庭に寄贈することができました。

 一年ぶりの訪問です。バクザン省職業訓練センターを、まずは訪問です。女医であり所長さんでもあるKhong Thi Thuyさんとお会い出来るのを楽しみにやってきました。

 道路が新しくなり、道順が変わったようです。昨年は川べりの道から一直線に施設へ下りて行ったように記憶していたのですが、今年は変わっていました。どこもかしこも工事のオンパレードのベトナムです。

 施設で皆さんとご挨拶した後で、さっそく持参した支援物資を寄贈しました。医薬品などを提供していただいたメディオ薬局、鈴木和憲さん、成田みちよさんに感謝です。

 被害者の皆さんには、医薬品などの他に生活支援金を寄贈しました。提供していただいた高校の同期生の江田敏彦さん、富士宮ロータリークラブの皆様、沼津ロータリークラブの皆様、そして鈴木良則さんには心から感謝いたします。

20171021日(土曜日) ⇐クリック 終日被害者宅訪問

四軒目の家庭は、グエン・ティ・ニンさん。

 今日は終日、被害者の皆さんを家庭訪問しました。トゥイ施設長の希望で、遠方の被害者宅を回りました。

 最初の家庭は車で一時間以上掛かる山岳地帯にありました。途中から車を降りて、みんなで歩きました。

 母子二人暮しの、その家庭では母親が四歳の子どもさんを自転車で30分以上かけて幼稚園まで毎日送っているそうです。

 それぞれの被害者家庭には、それぞれの悲しみがありました。合計 7 件の家庭訪問を行いました。全ての訪問が終わった頃には、夕焼け空になっていました。

20171022日(日曜日) ⇐クリック 午前中被害者家庭訪問 午後からハノイに移動

2017年10月22日一軒目の訪問先 グエン・ディン・ビンさん。

 午前中に 3軒の被害者家庭を訪問しました。 今年は合計14軒の家庭訪問をしたことになります。 昨年は合計10軒でしたので今年は4軒多い家庭訪問数となりました。

 小学生の頃までは元気な娘さんだったのに 30歳を過ぎて寝たきりになってしまった被害者もいました。親御さんの悲しみは、いかばかりだろうと想像するしかありませんでした。

 午後からはハノイに戻りました。 現在ニンビン省の枯葉剤被害者協会の会長をされている ベトナム戦争当時の女性部隊の元隊員だったビンさんと夕食を共にするためです。

 自らも枯葉剤の被害者であるビンさんとは 3度目の対面ですが、 甲状腺の手術を受けたものの、かつてあった 皮膚の病変は消失し、 とてもお元気そうに見えたのは何よりでした。

  被害者の皆さんの家庭を精力的に訪問されているようです。 来年はわたくしたちにも、ぜひニンビン省を訪問して欲しいと 話されていました。

 ハノイから車で2時間ほどかかるニンビン省は、ハノイから見るとバクザン省とは反対側の南部にありますので 時間的にはかなりの負担になり、 どちらを訪問すべきか仲間の皆さんと思案する ばかりでした。

20171023 (月曜日) ⇐クリック 終日ハノイで

ハノイでの投宿先コニファーホテル前にて。

 今日は午前中 ハノイ旧市街で ショッピングを楽しみました。 お世話になった皆さんへのお土産を、 みんなで探しました。

 夕方には ベトナム独自の 水中人形劇を 初めて観劇しました。 1時間ほどの上演時間で 料金は500円ほどでした。 観光バスが何台も玄関に横付けされ多くの外国人観光客が 訪れていました。

 最後の夕食はタインさん親子が、ご馳走して下さいました。 ホテルに帰り部屋で 一息ついた後、ホテル前の路上カフェで コーヒーをいただきました。 これからの支援隊の在り方、援助のあり方などについて皆で話し合いました。

 支援隊のメンバーも高齢化のために健康状態の維持も難しく 支援活動を継続するのはとても大変です。 一番若い隊員である竹内さんの大きな力で今年はなんとかスムーズに支援活動が行えましたが、来年以降はたしてどうなるかは、来年になってみるまで分からないのが正直なところです。

 とにもかくにも 健康でなければ ボランティア活動どころではありません。 まずは日々の健康管理に努めて来年またベトナムを訪問できるようにしたいものだと皆さんで話し合いました。

20171024(火曜日) ⇐クリック 朝8時45分の飛行機で帰国

帰国する朝です。5時半にホテルを出ました。ベトナムともさようならです。

 今朝は 4時30分に目覚ましをかけて 5時にはホテルのフロントに集合しました。そして会計を済ませた後に 5時半にホテルを後にしハノイノイバイ国際空港へ向かいました。

 8時45分ノイバイ国際空港発羽田行の便に 乗船するためです。 あっという間の五泊六日のベトナム支援の旅でした。 何事もそうですが過ぎてしまえば、ほんの一瞬にすぎません。

 2017年の支援の旅では 職業訓練センターでの活動、そして14軒の被害者宅の訪問 を行いました。 昨年以上の活動ができたと 自負しています。

 私自身は、 新しい検査機器である スポットビジョンスクリーナーを持参し、 子供達の目の状態を検査することができたのは 収穫でした。 ただし昨年は40名以上の子供さん達が施設に通っていたのですが、今年は14名に減少していたのが 少し残念でした。

 今年検査した子供たちの中では軽度の近視が1名、中等度の乱視が2名発見されました。

 家庭訪問した被害者の家族の中には、かなり進んだ白内障の高齢者もおり、日本であれば手術をしてあげられるのでしょうが、残念ながらベトナムの農村では手の施しようがありません。

 日本に帰ってからは、こうしたベトナム戦争における枯葉剤被害者の状況を、一人でも多くの日本人に知ってもらうための活動がとても大切です。 啓蒙活動は 支援活動と同じほどの大切さを持っているのです。

 来年またベトナムを訪問できることを願って ベトナムを後にしました。