2017年05月05日-07日(金曜日・日曜日:晴れ)

 

■5月5日(金曜日)

 

 

  • 民宿「暖心(のごころ)」に、ようやく到着しました。

 

 

昨日は当番日でした。年に数回、休日当番日が当たるのですが、5月4日はこれまで初めてではないか、と思われるほど大混雑でした。

17時ギリギリまで患者さんが来られました。そして終わってからは、Nonと
Taku と四人でお寿司を食べました。楽しいひと時でした。

そして今日は10時半頃に家を出て、富士山静岡空港へ向かいました。富士山が綺麗に見えたので、家から10分ほどの所にあるスマートインターでなく、バイパスを清水インターまで走りました。富士市に近づくに連れて富士山が、大きく、そしてより綺麗にみることが出来ました。

富士山静岡空港までは、1時間半ほどでした。13時10分発です。地方空港は、とても便利です。車の駐車も無料ですし、ゆとりがあります。飛行機の乗り降りにも、たいして時間がかかりません。

鹿児島空港までは、1時間半ほど。着いてみて驚いたのは、鹿児島空港の大きさでした。10台近くの飛行機が並んでいました。離島への便、海外便などもたくさん飛んでいるようでした。

さっそくレンタカー屋さんに連絡して迎えに来てもらいました。お店に着いて借りたのは、ずいぶんと古い車種でした。15万キロ以上走行した車です。

無事に民宿に着いた、と言いたいのですが、民宿の場所が分かりづらく、迷ってしまいました。

 

 

■5月6日(土曜日)

 

 

  • 民宿にサヨナラをして。

 

民宿の名は、「暖心(のごころ)」。女将さんのお料理が評判です。

地産地消というのでしょうか、地元産の食材に拘った手作りのお料理がネットで絶賛でした。

山の幸ですから山菜が主になりますが、今夜は鹿肉のヒレが登場しました。資格を持った方が近くにいないので、冷凍した上で処理を依頼し食卓に上がっています。

私が一番感激したのは、実は翌朝に味わったお味噌汁でした。具沢山の上に味噌味の素晴らしさ。減塩にまで配慮されていて、とにかく味わい深い味噌汁でした。

 

 

  • 高千穂峡にて。素晴らしい眺めでした。

 

宿を出て、まずは高千穂峡へ向かいました。ボートに乗るのに5時間待ちだ、という宿のご主人のお話を聞いて驚きましたが、まずは行ってみないと分かりません。

幸い朝も早いうちでしたので、駐車場はからくも間に合いました。見事な景色でした。次回はゆっくりとボートに乗りたいものです。

 

 

青島はSunが高校時代の修学旅行で訪れた地。沼津から宮崎県という選択が凄いと思いましたが、思い出の地なのでしょう。

鬼の洗濯岩は、つとに有名のようですが、私は知りませんでした。

早々に車に戻り山道を延岡に向かい、目的地の宮崎県青島へ目指しました。

そして何とか、今日の目的地、指宿(いぶすき)温泉に到着しました。目の前は鹿児島湾です。

到着して、ほっとする間もなく、砂風呂に入るために出かけました。と言っても、三軒ほど隣が砂風呂会館。準備万端で楽しむことができました。私は20分ほど、じっとしていました。圧迫感が結構強く、長時間じっとしているのは大変そうです。このあたりが限界でした。

 

 

■5月7日(日曜日)

 

 

 

 最後の日になりました。朝一番で朝食を取り、そうそうに宿を出て、まずは知覧特攻平和会館を目指しました。

途中左手に見えたのが、薩摩富士こと開聞岳。緑豊かでした。

 

 

 桜島フェリーに乗ろうと知覧から急ぎました。

順調に進むことができましたが、右手に港が見えてきた、その時でした、Sunが突然、桜島が噴火している、と言い出したのです。

それまで何の噴煙も見えなかったのですが、突然のことに驚きました。

 

 

 無事にフェリーで桜島に上陸、桜島といっても完全な島ではないのですね。反対側は辛くも本土と繋がっていたのです。

上陸したのがお昼12時過ぎ。さっそく道の駅で昼食を取り、一休み。

途中の展望台で背後に噴煙を上げる桜島を見て、あとは一直線でレンタカー屋さんへ向かうだけになりました。

そこから、まだ一時間半ほどの道のりが残っていましたが、ここからは問題になりそうな箇所もなく、ひたすらハンドルを握るだけでした。

 

 

■こうして楽しかった二泊三日の旅行も終わりました。いささか時間的に厳しい旅程でしたが終わってみれば楽しい自動車旅行でした。

北海道のドライブも、本当に気分爽やかなのですが、今回の九州ドライブの旅も楽しい時間でした。渋滞する、ということがありませんから、そうしたストレスはありません。

こちらに比較すると湿度が高いためか、同じような気温にも関わらず、少し蒸し暑く感じました。山深い高千穂から鹿児島湾を見渡す指宿温泉まで、盛りだくさんの旅行でした。

次回は、どこへいこうか、と二人で相談するのも楽しいものです。