■東京オリンピックが三年後に近づきました。何と真夏に開会されます。私達の世代には、東京オリンピックというと、爽やかな秋晴れの青空のもと開催された、という印象がとても強いのですが、いまはそうではありません。

アメリカのテレビ放映の関係で、この時期が選ばれているのです。選手の健康管理など、二の次、三の次なのです。金権まみれ、ここに極まれり、というところでしょう。こんなことが、いつまで続くのでしょうか。

膨大な予算が注ぎ込まれ、そして途中でピンハネされて、政治家などの懐に転がり込む。結局は国民が税金という形で補填されて終わり。残るのは使われもしない巨大な建築物ばかり、となっているのは、ここ最近のオリンピックのパターンのようです。

■何処かで歯止めを掛けないと駄目なのですが、今だけ、金だけ、自分だけ、という風潮は世界中を覆い尽くしています。滅びるしか無いのでしょうか。