20170920(水曜日:曇)

安東市河回村に咲き誇るコスモスです。

 

■昨日はソウルから帰国、そして帰宅後その足で医師会の理事会へ向かいました。まさに綱渡りの一日でした。そして今朝は走りました。18日に釜山で早朝に走ったのですが、トイレに行きたくなって途中で戻りましたので、たいした積み上げができませんでした。ホテルのフィットネスクラブで30分間走ったのですが、これはランニング・ウォッチが計測していませんので、記録に残っていません。

ということで、今朝は 9.51km を走り、これで総計 69.98km となりました。残り10日です。

■3泊4日の韓国旅行で一番印象に残ったのは、実は老婆の背中でした。あれは安東市で屋台のオバちゃんと仲良しになったときでした。安東駅から歩いて7分ほどでしたでしょうか、道路の路地の真ん中に屋台が並んでいました。Sunが目が合ったようです。勧められるままに屋台の日本で言うとアンドーナッツでしょうか、揚げたてを買いました。一個100円ほど。これが美味しいのです。中に入っている餡の甘いこと。量もたっぷり。本当に美味しかったのでう。

その手配師のようなオバちゃんととは記念写真を撮りました。そして買ったお昼ごはんをベンチで食べていると、すぐ近くのベンチに小柄なお婆さんが座っていました。背中が曲がった、これまでしてきた苦労の全部が背中に伸し掛かっているのではないか、と思えるような老婆でした。朝鮮戦争で逃げ惑った人々を以前テレビで見ましたが、そんな感じの年寄りでした。

苦労してきたのでしょうね。勇ましく軍事的にケリを付けてしまえ、みたいな風潮が蔓延していますが、悲しい思いをするのは、こんな人々なのです。

威勢のよい政治家というものほど、眉唾ものはありません。そう感じた韓国旅行でした。