2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2017年9月

仲間

20170910(日曜日:晴れ)

北海道旅行での光景です。白絹の床です。

■今日は一人で新沼津カントリークラブへ出かけました、メンバーの仲間である手塚さんが、いつでも良いから7時頃来てくれれば、一緒にラウンドしてあげるよ、と誘ってくれています。シングルの名人仲間の、手塚さん、堀田さん、藤岡さんたちが、快く一緒にプレイしてくれます。

私のような下手くそは、こうしたシングルの皆さんとプレイすると大変緊張しますが、同時に大変勉強なり、一日とはいえ上達するから不思議です。同じような腕前の仲間たちでプレイするのも、もちろん楽しいのですが、それとは違った意味で貴重な機会です。

今日は新沼津カントリークラブ一の名手 堀田さんと、藤岡さん、そしてレッスンプロの室田さんと四人でプレイしました。

相変わらずのスコアですが、それでも何とか100回を切り、97回で上がることができました。他の三人は80台ですからレベルが違います。

練習していたアプローチが、全然寄りませんでした。情けないほどに寄りませんでした。それでも楽しい一日でした。皆さん私より年配なのですが、とにかくパワフルです。力強いスイングには、本当に感心するばかりです。

次回のラウンドが楽しみです。

■昨日はNonちゃんとSunと三人で、インド・ネパール料理店でディナーを楽しみました。Nonちゃんは一人で、タイ経由の飛行機でネパールに行ったことがあるようです。お店の店員さんとネパール談義に花を咲かせていたことには、驚きました。我が娘ながら、本当に行動力には感心させられました。

Nonちゃんと三人でディナーを楽しみました。静岡に帰ってきてくれたおかげで、こうした機会もできました。

たくさん食べました。インド料理・ネパール料理。店員さんは皆さんあちらの人ばかり。Nonちゃんは話に花が咲いていました。

ビールもネパールビールも飲みました。のんびりと時間を掛けて歓談しながらの食事は、本当に楽しいひと時でした。

悪病神

20170909(土曜日:曇)

北海道支笏湖畔の様子です。渡辺淳一さんの小説「無影灯」で一躍有名になりました。

■今朝は走りました。今日はNonちゃんとディナーの約束。Nonと三人で楽しく食事をする予定です。そう思ったら元気が出てきました。ということで、目覚ましに気付かずに、5時15分に起き出したのですが、準備運動をしてからスタートしました。寝起きですので、最初の3キロほどは、どうしても体が重くて思ったように脚が前に出ません。

それでも折り返し点の百澤神社を過ぎてからは、次第に速度も上がり、結局 10.08km をキロ6分29秒で完走しました。これで今月は、38.06km を積み重ねました。

■さてサピエンス全史を読み進めていますが、ヨーロッパ人がアメリカ大陸にやってきて暴虐の限りを尽くすのですが、初めて彼らが上陸した時に、現地の人々は香炉を持って彼らの後をついて回った、という記載があります。ヨーロッパ人は自分たちが特別待遇を受けている、と勘違いたのですが、実は単に彼らが臭くて堪らなかっただけだったようです。

ヨーロッパ人は不潔で悪臭いっぱいだったのです。現地人の方が、よほど衛生観念が発達していたのです。しかしながら、その後ヨーロッパ人が持ち込んだ天然痘を初め、現地には無かった伝染病のためもあって、殆どの人々が死に絶えるという恐ろしい事態が発生したのです。まさにヨーロッパ人は悪病神だったのです。

1500年代以降、ヨーロッパが拡張し、新世界が征服されたのですが、いまだに欧米人たちは世界にとって悪病神であり続けているように私には見えるのですが。

サピエンス全史

20170908(金曜日:曇)

神威岬の散策を終えて帰ってきました。駐車場へ向かう最後の坂道です。

■昨夜は東部眼科医会の勉強会があり、21時まで発表を聞きました。こうした勉強会は身近なテーマのことが多く、とても参考になります。演者の先生方は、十分時間を掛けて調べた上で発表されていますので、聞きながらにしていま基本となっている事柄を学ぶことができます。有り難いことです。それと同時に、同じ疾患の、同じような病状を診ても、治療方針について異なる考えがあるのだ、と驚くこともあります。

■昨夜も、

サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 Kindle版

ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳)

を読み進めました。なぜヨーロッパの列強が世界を征服し支配することができたのか。それまでの歴史に登場した様々な帝国は、はるか遠く海を超えて、全く見知らぬ土地を略奪、征服しようとは思わなかったそうです。そうした行為を支えた精神的な背景は何だったのか、という説明が下巻にはなされています。

その一つの因子として、無知の自覚、という点があります。幾つかの言葉を紹介すれば、

コロンブスは、無知を自覚していなかったという点で、まだ中世の人間だったのだ。彼は、世界全体を知っているという確信を持っていた。そして、この重大な発見さえ、その確信を揺るがすことはできなかった。

歳月が流れるうちに、知識の征服と領土の征服は、ますます強く結びついていった。

ローマ人やモンゴル人やアステカ族は、知識ではなく、富と権力を求めて新天地を貪欲に征服した。それとは対照的に、ヨーロッパの帝国主義者は、新たな領土とともに新たな知識を獲得することを望み、遠く離れた土地を目指して海へ乗り出していった。

科学者も征服者も無知を認めるところから出発した。両者は、「外の世界がどうなっているか見当もつかない」と口を揃えて言った。両者とも、外に出て行って新たな発見をせずにはいられなかった。そして、そうすることで獲得した新しい知識によって世界を制するという願望を持っていたのだ。」

しかしヨーロッパには偉大な大航海時代も、征服された現地の人間たちにとっては地獄の時代だったことは、間違いないようです。

 

戦えず

20170907(木曜日:曇)

有名なニセコスキー場です。オーストラリアから多くの観光客、スキーヤーが訪れます。ペンション風の建物が、次々と建築中なのに驚きました。

■今朝は走りました。5.73km を走り、総計 27.98km を積み上げました。体が重くて参りました。今朝は資源ごみの回収日。Sunが昨夜準備してくれてありましたので、3つのビニール袋を持って家を出ました。所定の回収ボックスに入れてから、準備運動を始め走り始めました。

左腰の痛みが、なかなか消えません。とは言っても、走っている時には、何の問題もないから不思議です。体をひねる運動、例えばゴルフなどをすると筋肉痛なのでしょうが、再発します。

体を捻る運動というのは、やはり体には負担になるのですね。その点、走るという運動は、至極単純です。ただ腕と脚を前、後ろ、前、後ろと繰り返すだけです。一番自然な運動という気がしています。

■さて今朝の東京新聞には、「太郎の国際通信」が4面に掲載されています。いわく、

米軍は朝鮮半島で戦えず

です。内容は、

米国は北朝鮮との戦争はできない。(中略)米軍は既にアフガニスタンやイラク、シリアで戦っているだけでなく、西欧の抑止力強化にも貢献している。さらに、米軍は予算カットによって兵器の更新や兵員の訓練が満たせない状況が続いているからだ

つまりは予算不足と訓練不足で、とてもあちらでも、こちらでも戦争をするほどの余裕は、いまの米軍には無い、というわけです。

それを、どう考えるか。911以来、世界中で戦争をしてきた米国。その御蔭で世界が平和と安定を取り戻したならいざしらず、結局はテロが止む気配がありません。何とかの一つ覚えのように、北朝鮮に対する圧力を強めるのだ、と叫ぶしか脳のない指導者には、本当に失望させられます。

日本のマスコミでは、本当のことを言っているロシアのプーチン大統領の発言は、付け足し程度にしか報道されません。本当に困ったものです。

分配革命

20170906(水曜日:曇)

支笏洞爺国立公園の案内板です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は9キロ超を走りましたので、天気予報の情報もあり、のんびりと睡眠時間を取りました。

Sunが風邪を引いてしまったようで、咳と鼻水で苦しんでいます。幸い熱はないようですが、体調が本調子でないというのは辛いものです。風邪ぐらいとバカにはできません。とにかく暖かくして休むに限ります。

■さて、民進党の主要人事が決まりました。今日の東京新聞には、前原氏の知恵袋、経済学者の井手英策慶応大学教授のインタービューが掲載されています。

題して、「成長前提 もう無理」です。

成長を前提に、社会のあり方を設計していくのはもう無理。成長から分配に大きくかじを切る『分配革命』を起こすことだ

成長しない社会では、基本的に企業収益は上がらず、個人の収入も増えない。だから収入を増やすのではなく、医療や介護、子育ての自己負担を軽くする『支出が減る社会』つくっていく。教育や住宅など、大きな支出を伴う分野にも公的投資を行い、個人の負担を減らす

財源は消費税にならざるを得ないが、国民は負担増を受け入れるのか、という問に対しては、

受益感があれば理解を得られる。今、人々は住宅や大病、老後など大きな支出に備えて自己責任でお金をためているが、その貯蓄を税によって政府に移し、社会で備えるだけだ。誰もが不安から解き放たれる

私も、そのとおりだと思います。ただし、これには基本になる前提が必要です。政府に対する信頼です。北欧諸国のように高率の付加価値税を取られながらも、国は公平に税金を国民のために使っている、という信頼感があれば、異議を唱えることはありません。

ごく一部のお友達のためばかりに、税金が湯水の如く使われては、安心などしていられないはずです。日本の政府や官僚機構への、そこまでの信頼感が国民の間にあるのか。現状では難しい、というのが率直な感想でしょう。

リアリズム

20170905(火曜日:晴れ)

北海道北湯沢温泉に泊まった時に、早朝走ったランニングコースです。実際は自転車のためのコースでしたが。

■今朝は走りました。昨日は走り出したものの途中でトイレに行きたくなって家に戻りました。こればかりは致し方ありません。昨夜は早めに休んで、今朝に備えました。

結局 9.64km を走り、今月の通算距離を 22.25km としました。キロ6分18秒でした。先日のランスマという番組で、体内脂肪を効率的に燃焼させるためのランニングを特集していました。心拍数を基準に運動強度を計算し適切な心拍数を目安に速度を決めて走るのです。

私の安静時心拍数は、60。そして年齢は 64 ですから、これをもとに運動強度を、60-70 % とすると、適切な心拍数は、118から 127となります。分かりやすく 120 前後で走っているのが、一番体には良いようです。となると、心拍測定装置を購入する必要があります。ネットで調べると、いわゆるスマートウォッチが幾つも発売されていて、選択するのに迷うほどです。

例えばアマゾンで、「心拍計」と入力して検索すると、5千円以内で買えるスマートウォッチがいくつもあるのに驚きます。それ自身にはGPS機能は内蔵していないのですが、スマートフォンと連動してランニングの記録も取れるようです。もちろん両方を備えているスマートウォッチもあるのですが、これはかなり高価です。そこまでする必要は普通の人にはありません。

■さて今朝の東京新聞一面には、「北朝鮮 核 脅威の実情」と題した記事が掲載されています。

北朝鮮の指導者は、イラクやリビアの先例を他山の石としている、という内容です。つまりは、

イラクのフセイン政権とリビアのカダフィ政権は、体制転覆を狙う米国と西側の圧力に屈して核を放棄した結果、破滅した。

これは真実なのです。そしてカダフィ政権の転覆に当時の国務長官だったクリントン氏が深く関わっているようです。カダフィ大佐が隠し持っていた金塊が、どのように使われたか、これもまた明らかになっていません。NHKなどはのテレビでは、このような内容が放送されることはありません。

金正恩は決して精神異常などではなくて、冷徹に現実を見据えているのです。

素振り

20170904(月曜日:曇)

 

樽前山から見た苫小牧の様子です。ちょうど支笏湖と反対側を見ています。その向こうは太平洋です。

 

■また一週間が始まりました。昨日は久しぶりに坂口さんと楽しいゴルフを楽しみましたが、疲れました。夕食を近くのインド・ネパール料理屋さんでSun一緒に楽しみ、早めに休みました。

今朝はスッキリと起き出すことができましたが、同じように5時に目覚ましを鳴らしているのですが、日の出が遅くなっているために、少し戸惑いました。そのうち5時に起き出しても、真っ暗な中で準備を初めなければならなくなるのです。

走り出して15分ほどしたところで、お手洗いに行きたくなってきたので、今日のランニングは切り上げることにして家に戻りました。こればかりは致し方ありません。

その代わり、ゴルフクラブでの素振りをしました。昨日のプレイで、とにかく素振りが足りないことを痛感しました。これから素振りを積み重ねていった時の上達が楽しみです。

上達のための正しい練習方法が、どのようなものか、素人にはさっぱり分かりません。プロに習うのが一番の近道なのでしょうが、なかなか億劫で、それもできません。一人で試行錯誤しながら試していくのも無駄といえば無駄ですが、楽しみながら続けるしか無いですね。

 

友情

20170903(日曜日:晴れ)

 

樽前山の頂上で。噴煙が上がっています。活火山なのです。

 

■今日は久しぶりの新沼津カントリークラブ月例出場でした。友人の坂口さんが、ぜひ一緒にプレイしようと誘ってくれました。誘ってもらわなければ欠場するところでした。

そもそも新沼津カントリークラブの会員にならないか、と誘ってくれたのが、当時小学校の校長先生をしていた坂口さんでした。私は学校医、そして坂口さんは学校長という立場で、どういうわけか馬が合ったのです。

私よりもゴルフは上手ですので、クラスも私より先、先を坂口さんは行っていました。何とか追いついて同じ A クラスで一緒にプレイできるようになったのは、入会して三年ほど経ってからでした。

今日は本当に久しぶりに一緒にプレイしたのですが、本当に驚きました。坂口さんの、その力強さにです。だいたい歳を取ると足腰が弱りますから、しっかりと振り切ることが困難になります。そんなことが全然ないのです。見ていて羨ましいほどに、いや妬ましいほどに力強いのです。

こちらはまだですが、お孫さんもいますから、お爺ちゃんのはずですが、そんなところは微塵もありません。努力もしておられるのでしょう。プレイ中はカートに乗ることなく歩き続けます。たいした精神力です。

毎月 100km を走っている私も、どういうわけかゴルフ場では、すぐに疲れてしまいます。困ったものです。

兎にも角にも気の置けない友人というのは有り難いものです。気を使うことなく時を共に過ごすことができます。でも、向こうは気を使っているのかな? そんなわけないか。

(●^o^●) (●^o^●)

 

周回遅れ

20170902(土曜日:雨)

千歳川でカヌーを楽しむ人々です。支笏湖に源を発する千歳川。まさに生まれたばかりの千歳川です。

■昨夜から雨でした。天気予報でも今日の午前中まで雨とのことでしたので、今朝はのんびりと休みました。昨日は朝10キロを走り、夜は熱燗を一合飲みました。冷たくひえたビールから一気に熱燗です。

(●^o^●) (●^o^●)

その御蔭か昨夜は熟睡できました。暑くもなく寒くもない、ちょうど良い加減の気候なのでしょう。天高く馬肥ゆる秋がやってきた、というところでしょうか。

■さて昨日は民進党の代表選挙があり、前原誠司さんが代表に選ばれました。支持率が一桁台に低迷する野党第一党です。誰も期待していない、というと酷に過ぎるのでしょうが、それが現実です。

しかし、その諦めが日本の将来を間違った方向へ導くのです。日本は隣国と違って素晴らしい国なのだ、という誤った認識。司馬遼太郎さん風に言えば、夜郎自大的な風潮は本当に困ったものです。

健全な民主主義には政権交代が必須です。というのは、実は本当でもあり、建前に過ぎない面もあります。アメリカでトランプ大統領が誕生したのは、民主党と共和党が政権交代を繰り返していながら、中間層の意思を汲み取ってこなかった現実があるからです。1%と99%の人々に国が分裂してしまった背景を、しっかりと学ばないと日本も同じ轍を踏みかねません。

そうした意味では日本は周回遅れなのかもしれません。

加齢

20170901(金曜日:晴れ)

神威岬の様子です。何の花でしょうか。美しい海を悠然と見つめています。

■今日から9月です。先月も月100キロの目標を達成できましたが、月が改まれば、またゼロからの出発です。ランニング・ウォッチで計測を初めて以来、もう少しで総計6千キロに達します。一つの到達点です。

ということで、今朝も走りました。月の初めの日でしたので、頑張って一時間走りました。10.13km をキロ 6分11秒の速度で走りきりました。走り初めは体が重く、先月64歳の誕生日を迎えて、もう年寄りなんだから仕方ないよ、と自分を慰めていたのですが、走るに連れて次第に速度も上がり、自分でもびっくりするほどでした。

歳を取るというのは恐ろしいことです。今までできたことが、できなくなります。もちろん逆に今までできなかったことができるようになる、という面もあります。少しでも後者の面を増やすことができれば、長く生きることは素晴らしいことです。

そうありたいものですが、そう甘くはありません。でも少しずつ毎日積み重ねていけば、願った地点に近づけるのかもしれません。

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