20171002(月曜日:曇)

釜山のロッテデパートのデパ地下です。昼食時、多くの人でごった返していました。楽しく昼食を頂きました。

■今朝は走りました。月も改まり、また一からの積み重ねの始まりです。今朝は 5.82km を走りました。体が重くて辛かったのですが、ゆっくりと走っている間に、なんとか体もついてくるようになりました。キロ6分44秒ですから、本当にゆっくりペースです。

■さて今朝の東京新聞朝刊の「本音のコラム」欄に参考になる記事が掲載されていました。小池東京都知事の発言依頼、リセットという言葉が話題になっています。「日本のリセット」です。看護師として精神科で働く著者の、宮子あずささんは、働き始めて間もないころ、こんな言葉を聞いた、というのです。

 人生を生産したいと願う人。親子の関係。人生の選択などなど。そこには不本意の積み重ねがあるのです。人生をやり直したいと泣きじゃくる若い女性に向かって同僚が、こう言葉をかけたのです。

人生をやり直すのは無理。でも、仕切り直しはできるのよ。なんとかなるから大丈夫。

 なるほど。言葉で救われることがあるとすれば、これもその中の一つではないでしょうか。

 小池東京都知事も日本をリセットなど、できるはずがない事は百も承知でしょう。だからこそ、そのできないリセットを掲げることで国民にいっときの希望を掲げようとしているはずです。要は国民がどう捉えて、どのような投票行動をとるか、が問題です。民主党の悪口と北朝鮮の危険性を煽るだけの総理というのも、本当に品性がありません。

 テレビでのやり取りと聞いていると、総理とキャスターの受け答えが、まるで噛み合っていません。たぶん安倍総理が入社試験を受けたら、一社も合格できないのではないか、と思えるほどです。どうして、このような誤魔化しの答弁しかしない総理が、選挙を勝ち抜き、長々と総理を務めているのか。それは国民の精神分析によってしか解明できないと、私は思っています。

  そのあたりを論じた以下の記事は大変参考になります。

いち早く安倍政権の五年間を総括する

  あんな無謀な戦争に、戦前なぜ突入していったのか、と戦後生まれの私たちは理解できないのですが、その時代に生きていた人々には、不思議でも何でもなかったのかもしれません。だからこそ、歴史に学ばなければならないのです。