2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2017年11月 Page 2 of 3

不屈の母

20171120(月曜日:曇)

文化財の宿 落合楼村上の図書室です。井上靖の直筆の原稿が展示されています。

■昨日はロータリークラブのゴルフコンペがあり、帰ってきてからブログを更新し、あとはSunが九州から帰ってくるまで韓流ドラマ「不屈の嫁」を見直していました。のんびりとした良い時間でした。主演女優のシン・エラさんは、結婚して息子さんが一人産まれた後に、二人の養子を受け入れ子育てをされたそうで、いまはアメリカに留学し博士号を目指して勉学中ということです。

シン・エラは息子のジョンミン、娘のイェウン、イェジンの3人の子どもと一緒に米国ロサンゼルスに2~3年間滞在し、キリスト教のカウンセリング学科教育学を勉強する計画だ、と述べた。

 凄いバイタリティです。まさに不屈の母親です。

■今朝は走りました。6.14km をキロ6分21秒で走りきり、総計 83.64km となりました。 あともう少しのところまで来ましたけれども、 油断は禁物です。 最後の1 m を走り終わるまでは何があるかわかりません。 とにかく風邪をひかないように注意することが何よりも大切です。

■ 今日は寒い1日でした。 東京では 11月としては36年ぶりの寒さということです。 古今亭志ん朝さんも高座で、 冬は寒くて肩は凝るしお酒を飲みすぎるし、 あまり良いことはないので嫌ですね、 と 言っていました。 確かにその通りです。 年を取るとさらに、その感が深まります。

 インフルエンザの予防接種も今がピークでしょうか。 定期的に走り込むようになってからは風邪もひかなくなりました。 でも油断大敵です。

 Takuも、最後の試験が真っ最中。今週の金曜日で終わるようです。 それに無事合格すれば、いよいよ社会人としての第一歩が始まります。

長い21世紀

20171119(日曜日:晴れ)

今日の新沼津カントリークラブの紅葉です。

■今日は沼津四ロータリークラブの仲間による合同ゴルフコンペでした。久しぶりのゴルフでしたが、ばらつきが酷くて参りました。右脚に壁をしっかり作って、左脚への体重移動。そして腕の振りをボールをはらうように打つこと。思い出していたのですが、一貫しませんでした。

 53、48の101回と、最近は100をなかなか切れなくなってきました。それでも天候は最高でしたので、文句を言ったら罰が当たります。仲間とともに楽しむひと時は、とても貴重な時間です。

■昨夜、「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 (集英社新書)水野和夫Kindle 版販売: 株式会社 集英社」を読み終えました。経済の本ですから、専門的な部分は理解できないのですが、歴史が大きな曲がり角に来ていることを金利を通して解説しています。長い16世紀と呼ばれた時代と、いまの長い21世紀を比較し、その類似点の多さから歴史の展開を説いています。

 金利が実質0%になっているドイツと日本の現状。そしてこれからどのような方向へ舵を切るべきか、という解説は、とても説得力があります。 

低体温症

20171118(土曜日:雨)

旅館「落合楼村上の裏を流れる川の様子です。

■いま先程から雨が降り始めました。いま午前7時31分ですが、走っていた時には、まだ雨は降り始めていませんでした。今朝も5時に起きて走り始め、6.17km を走り、これで総計 77.49km を積み重ねました。目標まで残り 22.50km となりました。

■以前夢中になって見た韓流ドラマ「不屈の嫁」のDVDを再度見ています。大掃除で見つけたからです。今月に入ってから勉強を始めた韓国語が時々聞き取れることに細やかな喜びを感じています。

 本当に一言か二言なのですが、やはり聞き取ることができるというのは嬉しいものです。2012年にテレビ放映されましたから、5年ぶりになるのでしょうか。その間に我が家にも色々なことが起こりました。そう何より自分が規則的に走り始めた年でした。

 あれから積み重ねて、走行距離は6、000キロを超えました。その間にはランニングショップの企画に参加し、東京マラソンのコースを走ったこともありました。東京都庁からスタートしてお台場までの旧コースです。あの日は晴天で風が強く、途中から膝の痛みのために走ることができなくなり、ほとんど歩いての完走でしたが、低体温症を体験しました。

 家までは何とか辿り着き、お風呂に入った後にコタツに入っても、震えが止まらないのです。30分ほどガタガタ震えた後、ようやく収まりました。

■今夜はSunが講習会に参加のため福岡に出掛けています。夕食を一緒に食べても良いよ、とNonちゃんが言ってくれました。よく出かける地元のレストラン、象の仔で楽しいひと時を過ごしました。

 Nonちゃんは、とにかく前向きです。父親に似ていません。

 (●^o^●)

 パワーを貰って別れました。次回が楽しみです。

流水不争先(流水先を争わず)

20171117(金曜日:晴れ)

文化財の宿 落合楼村上の庭です。

■今朝は走りませんでした。やはり疲れが残っていました。無理をしても意味がありません。最近は流れに逆らうことは極力避けるようにしています。来る者は拒まず、去る者は追わずです。もし何か役が回ってきたら、はっきりとできないこと以外は受けること。そして可能な限り全力を挙げて務めること。

 目標を設定したら少しずつ毎日、それを遂行すること。もう先が見えているからこそ焦っても仕方ないのです。もう先が見えているからこそ、毎日を大切に少しずつ歩みを続けるのです。その結果は受け入れるしか無いのです。悔やんでも仕方ない。悲しんでも仕方がない。なるようにしかならないのです。

■流水不争先(流水先を争わず)には、以下のような記事がネットに掲載されています。

PHPの『こころにひびくことば』は、立松和平さん(作家)。

流れる水は先を争わず。

 私の座右の銘である。いつも自然体であるがままにいようということだ。

 流れる水は一緒に流れているだけで、まわりを押しのけているわけではない。どんなに急いでも、まことに円満にこの世の摂理の中におさまっているのである。
 人の生き方も、そのようにありたいものだ。

夢で会う

20171116(木曜日:晴れ)

伊豆湯ヶ島温泉の様子です。

■今朝は走りました。昨夜も掛け布団の種類の選択で一悶着ありましたが、試行錯誤の末に何とか結論が出て、安眠ができました。理由が分かりませんが、今日は今までも5本の指に入るほどの速度で走り終えることができました。

 6.16km をキロ6分07秒で走り、総計71.32km を積み上げました。今のところ順調です。

■今朝の東京新聞「洗筆」欄には、

夢で会うふるさとの人みな若く

 という、句が紹介されています。俳号・風天の俳優、渥美清さんの句です。

バス停でごろ寝する旅路の寅さんがそのまま詠みそうな句である。〈みな若く〉なのは、家族が友が若く元気だったころへの郷愁か。夢から目が覚めた時、懐かしき「再会」にほほ笑みながらちょっと涙ぐんでいる寅さんの顔が浮かんでくる

 と、欄にはあります。

もんじゃ力

20171115(水曜日:曇)

文化財の宿 落合楼村上の図書室です。井上靖の直筆の原稿が展示されています。

■今朝はゆっくりと休みました。昨夜は冷え込みのために熟睡できず、途中で掛け布団を厚めの物に替えました。それからは熟睡できたようです。昨年の冬から特に感じるのですが、季節の移り変わりに速やかに体が対応できずに右往左往しています。暑いのか寒いのか、それをそもそも実感しにくくなって来ました。特に床に入ってから、その感を強くしています。寝付けないのが暑いからなのか寒いからなのか、判然としないのです。本当に困ったものです。歳を取るということは、本当に大変なことです。

■さて東京新聞に連載中の「私の東京物語」は、作家のヤン・イーさんの物語です。今日は最後の第10話。もんじゃ焼きのお話。副題は、ー「もんじゃ力」に感謝ーです。

 日本で食べたものの中で一番首をかしげたのがもんじゃ焼きだったというのです。最初に食べた時の感想が、「わけがわからない」だったそうです。中国から両親が来日した機会に、とことんもんじゃ焼きを食べよう、と試みたそうですが、その種類の多さに驚くとともに、韓国のキムチ、インドのカレー、欧米のチーズ、外国人好みのコンビーフなど、なんでも我が味に取り込んでしまう、そのもんじゃ力こそ日本文化そのものだ、と感じたそうです。

 日本は極東。つまりは欧州から見れば東の果です。あとは太平洋があるだけですから、いわば文化の流れのどん詰まり。あらゆる文化が流れ着く終着駅です。それらを独自の味付けで自分たちの生活を豊かにしてきたのが日本です。中国人のヤン・イーさんも受け入れて、今日のヤン・イーさんを作り上げたのも、そのもんじゃ力ではないか、というのがヤンさんの結論です。

 だから日本は隣の国々とは違って素晴らしい文化を持っているのだ、と近頃は大言壮語する人々が増えています。そうした夜郎自大になることだけは避けなければいけない、というのが、司馬遼太郎さんの願いだったのではないでしょうか。

小児科医

20171114(火曜日:曇)

落合楼村上の玄関で撮りました。

■今朝も走りました。5時に掛けた目覚ましで目が覚めたのですが、4時に一度目が覚めてしまっていたので、起き出すのにいささか時間が必要でした。結局5時31分からスタートし、 6.16km を走り、総計 65.15km を積み重ねました。

 昨夜は眠剤を飲まずに休みました。夢をみます。あまり楽しい夢ではありません。何かを忘れてしまって、例えば家の鍵とか、バックとか、困ってしまう夢です。どうしてそんな夢を見るのか、精神分析の対象になるのかもしれませんが、心地よいものではありません。

■さて昨夜は友人の小児科医 古谷先生とNonちゃんと三人でフランス料理を楽しみながら歓談しました。私自身は全くの門外漢ですから、Nonちゃんには何の助言もできません。いつも快くこうした場に来てくださり、古谷先生から貴重なお話を聞かせてもらっています。二人の話を聞いていると、もちろんチンプンカンプンの部分も多々あるのですが、それでも楽しそうに話している二人を見ているのは、こちらまで楽しくなってくるものです。

 少子高齢化が進行し、昔のように子どもたちがウジャウジャいる、という事は無くなりました。ベトナムの農村へ行くと子どもたちが湧いてくるように集まってくるのですが、昔は日本もそうだったのです。しかし数が減ったからといって、子育てが容易になったわけではありません。数が減れば減ったで、昔には無かった問題が出てくるものです。

 小児科医とは、単に子どもの疾患を診ているだけはありません。だから大変なのです。

就学時検診

20171113(月曜日:晴れ)

落合楼村上の我楽多亭の様子です。ゆったりと椅子に座りながら目の前を流れる川の様子を楽しむことができます。

■今朝は走りました。先週の木曜日以来ですから4日ぶりです。三日間どうした訳か走る元気が出ませんでした。昨夜は、その原因が一つ判明しました。寒さです。つまり昨日までは薄い羽毛の掛け布団一枚で寝ていたのですが、どうも寒さで熟睡ができなかったようです。昨夜は、さらに毛布を一枚追加して寝ました。原則我が家はコタツ以外の暖房は使用していません。そのおかげか風邪をひかずに済んでいます。

 毛布のおかげで今朝はすんなり起きることができました。6.15km を走り、総計58.98km を積み重ねました。キロ6分47秒の速度ですから、ずいぶんとゆっくりですが、久しぶりですから仕方ありません。少しでも積み重ねができたことを喜ぶべきです。

■さて今日は就学時検診。来年の一年生の検診です。諸外国で、こうした制度があるのかどうか私には分かりませんが、子どもたちの健康を守るためには大切です。ましてや親御さんたちが自分たちのことで手一杯のために、子どもたちの事まで手も気も回らない、という事態が頻発しています。子どもたちは問題を抱えながらも、放置されがちです。こうした検診で問題が見つかることも多いはずです。

 少なくともベトナムには、こうした制度は無いようです。私達が枯葉剤支援の旅で行った、小学校の眼科検診の際に伺った限りでは、こうした学校検診はない、ということでした。いわゆる発展途上国が、こうした制度を取り入れることで子どもたちの健康を守ることができれば素晴らしい、と毎回思いながら検診をしています。

 

地区大会

20171112(日曜日:晴れ)

地区大会での松村ガバナーのご挨拶です。

■今朝は目覚ましで起きたものの、走る気力が出ませんでした。7時半には原駅で待ち合わせて焼津で行われる年に一度の2620地区の地区大会に出かけます。静岡・山梨のロータリアンが一堂に会する年に一度の機会です。

 焼津は焼津マラソンに参加したことがあるので、駅前から焼津港までは歩きました。今回はバスで焼津の文化センターでに向かいました。車に乗っていると道順が全然分かりません。いつの間にか会場に到着しています。

仲間のみなさんと。

 1,300人が集まるには少し手狭でしたので、休憩時間にみなさんがお茶を飲む広場もぎゅう詰めで、人の背中ばかりが見えるような状態でした。

 ■記念講演は白駒妃登美(しらこま ひとみ)さんの、「歴史が教えてくれる日本人の生き方」でした。白駒さんを私は知りませんでした。

慶応大学を卒業後大手航空会社の国際線乗務員として7年半勤務。その後、大病をわずらい、命と向き合う中で、先人たちの生きざまを振り返り、生き方を変えたことで病状が奇跡的に回復した経験から、その気づきに導いてくれた先人たちの「志」や、そこに生きた人々の「思い」に触れる歴史の講演を始める。

現在、講演、テレビ、ラジオ出演回収は、全国各地で年間200回を超える。

 と、パンフレットの紹介にあります。

 ものすごくハイテンションの話しぶりに驚くことから始まりましたが、日本の素晴らしさをこれでもかと繰り返す講演内容は、残念ながら、私などにはどこかのネット記事で、すでに何度か読んだ自虐史観を批判する内容の焼き直しでした。確かに耳に心地よいのです。何しろ日本や日本人の素晴らしさを、壊れた蓄音機のように繰り返すのですから。

 他国と違って日本は素晴らしい、という内容は、もちろん全くの間違いではありません。神話に始まり、日本ほど歴史の長い国は他にないと、どこかの団体が繰り返すような、紋切型の、そしていささか陳腐な褒め言葉は、どうもいただけない、と私は感じざるを得ませんでした。安倍総理が聞いたら涙を流して喜びそうな内容、と言えば分かりやすいかもしれません。

 いわば他国をこき下ろして悦に入る、とでも言うのでしょうか、こうした自愛的な、陶酔的な言葉の数々が、今の日本で蔓延している心理状況を、私はとても危惧しているのです。はっきり言って、こんな言葉の中から前向きな一歩が踏み出せるとは、あるいは今の日本の問題を解決できるとは、私にはとても思えないのです。

 しかし、こうした内容の講演が全国で、いわば引っ張りだこなことは間違いありません。櫻井よしこさんの講演が、全国で引っ張りだこなことと似ているように私には思えました。隣の国々と違って日本は素晴らしい国なのだ、日本人の道徳心は、その国々とは全く違うのだ、という何とかの一つ覚えの内容は、しかしある意味危険極まりないのです。そうしたことさえも忘れてしまっているかもしれない今の日本人の心象風景は、とても危険です。

 多くの日本人が、このような内容に陶酔しているとは思いたくないのですが、残念ながら、このような大会で講師として招聘されているわけですから、ますます私は危惧の念を深めているのです。

 

不屈の嫁

20171111(土曜日:雨)

湯ヶ島温泉の湯道を歩きました。

 

■今朝も5時に起きて走る準備を済ませ玄関を出ました。道路が湿っています。雨が降ったのかな、と思った瞬間、雨が降り始めていることに気づきました。音が次第に大きくなってきました。走るのは諦めて家の中に戻りました。せっかく準備をしたのに、と残念でしたが、雨が降っている時は走らない、と決めています。夏は、多少の雨であれば走りますが、寒い時はいけません。風邪をひいたら本末転倒です。

 ということで、午前5時38分にこうして書いているわけです。通常なら今頃走り出して2キロあたりを、少しずつペースを上げ始めているところでしょうか。

 昨夜は大掃除をしていて、DVDを見つけました。「不屈の嫁」です。2012年に夢中になった韓流ドラマです。ビデオ屋さんで借りれば良かったものを、大枚はたいて買ってしまったのです。借りれば数百円ですが、購入すると1万円以上するのですね。びっくりしました。

 Sunが再録画してくれてあった、あの名作「冬のソナタ」を一ヶ月ほど前に見直してみたのですが、途中で止めました。私にはいささかくどい、と感じられたからです。素晴らしい作品なのですが、私に言わせると、あの時間繋ぎのような展開が、いささか退屈だったのです。あの箇所を過ぎれば、もっと展開が軽快になるのかもしれません。

 それに比較すると、不屈の嫁の展開は無駄が無いように私には思えます。見直してみても飽きることがありませんでした。登場人物が、それぞれ誰かに愛し愛されている。もちろん相思相愛になっていないのが現実です。歌の文句ではありませんが、人は愛さずにはいられないし、愛されずには生きられないのでしょう。でも思うようにならないのです。

 そんな当たり前のことを、とても上手に軽快に描いています。シン・エラさんの魅力だけでなく、脇を固める俳優さんが、どの人も魅力的です。

 前回ハマって見続けた当時は、全く韓国語が分かりませんでした。勉強していないのですから当たり前です。ところが昨夜はDVDを観ていて、とても嬉しかったのです。一箇所だけセリフが聞き取れました。この一ヶ月の学習で、以前は全く分からなかった韓国語が聞き取れたのです。娘が母親に言った、「おかあさん、好きよ!」です。「어머니 사랑해요」と聞き取りましたが、違っているかもしれません。ヘヨ体です。

 まぁ、少しずつ続けていきましょう。それしかありません。

 午前6時4分現在、窓の外では屋根を打つ雨の音が強まっていますし、風の音も聞こえてきます。走らなくて正解でした。

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