20171223(土曜日:晴れ)

今日のゲレンデは気温のためか重かったのです。

 

今日は天皇陛下の84回目の誕生日。お元気そうです何よりです。長い長い皇室の歴史の中で平成天皇は、新しい天皇像を確立したという意味で、いわゆる中興の祖的な存在になられるに違いありません。新しい憲法のもと、新しい天皇像はどうあるべきか、という点に一生を捧げられたように思えます。平成天皇の姿勢を一言で集約すれば、国民ファースト、と言えます。国民の安寧を何よりも望まれ、全身全霊を持って、その実現のために毎日を送られた、と私には思えます。

 

一部の政治家が唱えるファーストは、結局のところ、自分ファーストに堕してしまった事を思うと、平成天皇の素晴らしさが、改めて実感できます。こうした人間天皇を持つことのできた私たちは本当に幸せです。強くそう感じます。

 

■昨日は一年ぶりのスキーでした。普段のランニングで鍛えていたおかげか、思ったよりは落ちついて滑ることができました。冬休み前の金曜日ということもあったのでしょうか、ゲレンデは閑散。おかげでゆったりと滑ることが出来ました。

 

今回もサホロリゾートを利用していますが、電車に乗ってこちらに来る時に驚きました。サホロリゾートに行くには新得駅で降りてバスに乗ります。JR線では一つ手前の駅がトマムです。そのトマム駅の駅前には、あの有名な星野リゾートやクラブメッドの送迎バスが待ち構えていました。クラブメッドは新たに施設を買収したようです。サホロとトマムの二本立てです。トマムは海外特にオーストラリアからの観光客がとても多いのです。

 

クラブメッドでは子ども達が列を成してスキーのレッスンを受けています。今年の夏はニセコにも行きましたが、あまりの賑わいと多くの建設中の瀟洒な建物に驚きました。海外の方が来日してくれるのは本当に素晴らしいことです。民間レベルでの交流が深まるほど安全保障の面からもプラスです。安全保障というと軍隊や兵器が議論されますが、人の交流こそが最強の安全保障なのです。

 

■今日は10時にゲレンデに行きました。ホテルから送迎バスでゴンドラステーションに到着。第六リフトからスタートです。今日は何としてもゴンドラに乗ってサホロ岳の頂上、海抜千メートルに行くつもりでした。午前中は曇り空で、これでは頂上に行っても綺麗な写真は撮れそうにありませんでしたので、準備運動代わりの滑走に努めました。

小雪がちらつく天候でした。

 

11時半からゴンドラステーションで休憩し筋肉の疲労回復に努めました。小一時間休んでから、いよいよ最後の滑走です。私はゴンドラに乗って頂上に行きました。同席したのは帯広の方でした。車でスキー場まで来るとのこと。十一月にはタイヤをスタッドレスに交換したようです。冬の運転は怖いと、しきりに話されていました。

 

頂上は残念ながら霧に包まれ、滑り始めた時には、数メートル先が見えない状態でした。その為もあって急斜面で転んでしまい、さらには道を間違えるところでした。何とか急斜面を戻って、緩やかなコースを進むことが出来ました。長いコースを最後まで滑走して疲れました。頂上コースは一度で止めました。

サホロ岳1,000メートルから滑走しましたが、気温が上がり雪が重くなり、霧も重なり往生しました。

 

午後一時半にはゲレンデから引き上げスキー用具を返却しました。そして温泉にゆっくり浸かって、四回も温冷水浴を繰り返しました。15時15分の送迎バスでホテルを出発。新得駅には15分で到着。列車を待ちました。スーパー十勝に乗って新得駅から南千歳駅までは、一時間半ほど。私はスマホに録画してあるNHKハングル講座を復習しました。南千歳駅で乗り換え千歳駅に到着。ホテルに入ったのが18時過ぎでした。夕食はホテルの一回にある居酒屋に決めていました。ネットの書き込みもまずまずの店です。

 

北海道の新鮮な食材を満喫しました。北海道の地酒も堪能しました。お刺身の盛り合わせの美味しかったこと。来年の千歳マラソンに参加できるかどうか、Takuの連れ合い次第でしょうか。

 

千歳駅近くのホテル内の居酒屋にて。十分美味しい食材をいただきました。

やはり北海道の食材は格別です。何度来ても、そう思います。