2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2018年5月 Page 3 of 4

究極の個人情報

■20180511(金曜日:晴れ)

 

箱根ガラスの森美術館の様子です。5月3日に訪問しました。

 

 

■久しぶりに朝から快晴です。昨日の朝、10キロを走りましたので今朝は休養です。昨日の昼休みは久しぶりにロータリークラブの例会でした。連休の関係で休会が重なっています。二週間ぶり、三週間ぶり、ということになると、縁遠くなってしまいます。会員を増やすために国際ロータリーも規約を改正して、例会の数もこれまでの毎週から最低限月二回開催すれば良い、としましたが、むしろ会う回数が少なくなって会員同士の繋がりが希薄になってしまう心配のほうが大きい、と私は危惧しています。

 

昨日紹介した東京新聞の人気コラム、「太郎の国際通信」。『殺人鬼のDNA』を読み直しました。

 

カリフォルニア州の「黄金州の殺人鬼」捜査は、迷宮入り寸前だったのですが、24年間事件を担当し定年間近だった捜査官が、最後の賭けに打って出ました。犯人のDNAに一致するものはデーターベースにには発見できなかったのですが、ウッブ上に公開されているアプリで、ある調査を行ったのです。

 

つまり犯人のDNAデーターをもとに、この「GEDマッチ」と呼ばれるアプリを使って自主的に全米で登録されたDNAから縁戚関係を調べたのです。人種のるつぼであるアメリカでは、このアプリは人気があり、約100万人分のデーターが登録済みでした。この調査で対象人物を絞り出し、その中の親類縁者を五世代まで遡って更に調査し、最後に二人の人物が浮上しました。

 

そして、その二人の周辺捜査から、廃棄されたもの(恐らくは飲み捨てのコーヒーカップなど)からDNAを採取し犯人が逮捕されたのです。

 

「不可能に近い捜し物」という意味の英語表現、「干し草の山の中から一本の針を探す」捜査だったわけです。しかしこのことは、同時に究極の個人情報であるDNA情報が、もし誤用されたときの事を想像すると、ちょっと恐ろしい気もしてくるのです。

 

 

 

 

DNA

■20180510(木曜日:曇)

 

箱根の山々です。以前はこの山の斜面を利用して、大文字焼きが行われていました。

 

■今朝は五日ぶりに走りました。先週の土曜日に走って以来、今週に入って雨の日が続きました。今日は、10.68km を走り、総計 39.72km を積み重ねました。残り21日で 60.28km です。

 

未だに、どのように走るのが体にとって良いのか分かりません。つまりは30日のうち毎日3キロ強を走っても100キロになりますし、三日ごとに10キロを走っても目標は達成できます。どちらが鍛錬として良いのか、私には分かりません。最近は少し間を空けて休養を取ってから走る方が体は楽に感じます。

 

さらに月一回は長い距離を走れば、それが一番良いのかもしれません。

 

■今朝の東京新聞、「太郎の国際通信」には、『殺人鬼のDNA』と第する記事が掲載されています。

 

アメリカのテレビドラマ、「 Law and Order 」を見ていると、10年以上前の番組ですが、DNAが捜査に与えた影響力の大きさが分かります。さらにアメリカでは、そのDNAを採取する際の手続きが適正に行われているかどうか、そしてそれを証拠として採用するかどうか、という点での争いが難しい法判断を伴っていることを知ります。その判断は判事が下すので、判事の権限は、とても大きいのです。有罪か無罪かは陪審員が決めるわけですが、そこに至るまでの過程において、判事の権限は、とても大きいのです。

 

1990 年 9 月より米 NBC で放送スタートして以来、高い人気を獲得し続け、全 20 シーズンにわたるロングランを記録した犯罪捜査ドラマの金字塔「 LAW & ORDER 」。視聴率が落ちると、すぐにキャンセルとなる厳しい米 TV 業界において、プライム・タイムにおけるドラマの中で前人未到の長寿番組記録を誇ってきた西部劇「ガン・スモーク」とタイとなる偉業である。

 

 

AI

20180509(水曜日:雨)

 

箱根スカイラインからの眺望です。素晴らしい眺めでした。

 

■今朝も雨です。昨夜は冷えました。寝る時から寒さを予想して、薄手の羽毛掛け布団を選びましたが、それでも明け方寒さに耐えきれずに追加しました。暑かったり寒かったり、本当に体がおかしくなりそうですが、こればかりはこちらが適応するしかありません。

 

■さて今朝のNHKニュースでは、昨年新規上場したAIの会社を特集していました。

 

人工知能( AI )開発の HEROZ (ヒーローズ)が20日、東証マザーズに上場した。投資家の期待は大きく、終日買い気配で初値はつかなかった。将棋ゲームで名高い同社は、NEC 出身の2人が2009年に創業。メンバーには将棋有段者のエンジニアも多い。将棋AI の開発で培った技術や知見を惜しみなく産業応用に注ぎ込む。

 「AI の可能性は無限大だ」。ヒーローズの林隆弘最高経営責任者( CEO )は、20日の上場セレモニー後の会見でこう語った。ヒーローズは、将棋ソフト「将棋ウォーズ」などで知られる。これまで実績を持つ B2C (消費者向け)サービスに加え、B2B (産業向け)の事業の柱に据えて、AI を建設業や金融業などに活用する。

 

テレビを見るまで、この会社を知りませんでしたが、時代はまさにAIです。ヒーローズの将棋ソフトは一兆回に及ぶ対局を分析して強くなったそうですが、まさに疲れを知りません。その結果、囲碁においても AI がプロを打ち破ったのですが、私はそこまでやるとは想像していませんでした。

 

大切なのは、林CEOが語っていたのように、人間と AI が敵対するのではなく、助け合うことです。機械と人間が、そうであったように、補完しあって、人間は人間でなければできないことに取り組めばよいのです。人間は疲れるし、飽きてしまうし、その結果間違ってしまいます。その点を AI が補ってくれれば、より良い社会を築くことができそうに私には思えるのですが。

 

 

人類史

20180508(火曜日:雨)

 

柿の花です。ひっそりと咲いています。

 

■昨日から雨が降り続いています。今朝は明け方から寒いほどでした。掛け布団を薄手の羽毛に替えたほどです。先日からパジャマ代わりは半袖のTシャツから長袖に替えました。それが功を奏したのか、暑さ寒さの激しい変動に眠りを妨げられることも少なくなりました。

 

いま読書中の『絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)』(更科 功 著)は、とても興味深い内容です。人類の人類たる所以、つまりは直立二足歩行と犬歯の縮小について推論しています。

 

犬歯つまりは牙が小さくなるということは、相手に危害を加えない、つまりは武器を捨てた、とも言えるのです。『サピエンス』によれば、ホモ・サピエンスが地球上に広がるに連れて、確実に起こったことの一つが、膨大な他の生物の絶滅だったことを考えると、人類が平和主義者だとは、とても思えないだけに、私には奇妙にすら感じられます。

 

約 700 万年前にチンパンジー類と人類は分岐して、別々の進化の道を歩み始めた。チンパンジー類は凶器を持ち続けたのに、なぜ人類は凶器を捨てたのだろうか。

(『絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)』(更科 功 著)

 

 

 

雨の朝

20180507(月曜日:雨)

 

釜山の海です。

 

 

■静かな雨の朝です。今のところ風はほとんどありません。昨日までのゴールデンウィークも無事に終了しました。去年の連休はSunと二人で九州旅行でした。高千穂温泉での民宿で食べた地元の野菜、具沢山の味噌汁は絶品でした。指宿温泉での砂風呂。そして桜島の噴火の様子も間近に見ることができました。

 

ハワイのキラウエア火山のように、間近に溶岩が押し寄せてきたわけではありませんが、噴煙の上がる様を目の前で見ると迫力がありました。もっとも地元の人達は慣れっこになっていて、あまり驚いた様子も見せなかったのが、むしろ私たちには驚きでしたが。

 

 

連休の終わり

20180506(日曜日:晴れ)

 

紫陽花が梅雨に向けて準備中です。

 

 

■今日でゴールデンウィークも終わり。途中二日の平日がありましたが長い休みでした。通常は日曜日だけの休日ですから、二日続けての休日でも随分と楽な一週間、という感じがします。つまりは明日仕事をしなくれて良い休日がある場合です。

 

いったん週休二日に慣れてしまうと、昔には戻ることはできそうにありません。

 

この長期の連休は、そうした意味では本当に有り難い連休でした。28日、土曜日の午後から釜山に四人で出かけました。Takuと私は5月1日、2日の平日のために帰国しましたが、NonちゃんとSunは、もう一日滞在して龍頭寺を見学できました。とても良かったようです。次回は私も見に行きたいものです。

 

帰ってきて落ちつく暇もなく二日の夜からは箱根にSunと二人の旅でした。初日は生憎の曇り空。箱根は霧の中に霞んでいましたが、それでも芦ノ湖畔やガラスの森を楽しむことができましたし、4日は最高の青空のもと、富士山を裾野までしっかりと拝むことができました。

 

土曜日は久しぶりのLSD。5時半から2時間走り19キロを積み重ねました。そして今日は久しぶりのゴルフ。手塚さんは来られませんでしたが、清さん、澤野さん、大村さんの四人で楽しくラウンドができました。アウトからの7時27分一番スタート。誰もいないフェアウェイをプレイするのは、とても気持ちの良いものです。

 

ただし今日は出だしで思いっきり躓きました。OBを三発も連発し、なんとスタートホールのスコアは 11 。こんなことは記憶にありません。まぁ、月に一度のラウンドでは致し方ありません。それでも前半はパーを3つ取り、何とか52回で上がることができました。終わってみれば、水平賞の104回。進歩があるような無いような。次回に期待しましょう。

 

 

こどもの日

20180505(土曜日:晴れ)

 

箱根ガラスの森美術館での写真です。清らかな水です。

 

 

■今朝は走りました。箱根の休日から帰ってきて夕食はかつ銀へ行きました。そしてニューウェルサンピア沼津でお風呂に入って帰宅し、体重を測ってみると、何と61キロになっているのです。2日以来、しばらく走りませんでしたし、食べ過ぎなのでしょう。今朝はLSDを敢行しました。

 

2時間4分28秒を走り続け、18.71km を積み重ねました。これで総計は 29.03km となりました。今朝のペースは、6分39秒/km ですから自分としては悪くありません。とにかくゆっくりと走ることだけを心がけました。ただし14キロ過ぎからは右膝が痛み始めて困りました。何度か屈伸運動を繰り返して、何とか完走しました。

 

この右膝の痛みは私のアキレス腱です。長距離を走り始めてから、何度となく苦しんできました。ランナーズ膝と呼ぶようです。不思議なことに何度か屈伸運動をすると、しばらくは痛みが消えるのです。しかし次第に、その寛解期が短くなり、ついには痛みで走り続けることが大変困難になります。とても辛いのです。

 

今日は20キロ足らずでしたから、何とかなりましたが、これがフルマラソンとなると後半は大変です。膝周りの筋肉を鍛えるしかないのでしょうか。

 

■こどもの日に因んで、今朝の東京新聞「筆洗」欄の記事は、興味深いものでした。

 

私の大好きな作家 中島敦が残した子育てに関する『チビの歌』と題した短歌集などを紹介しています。

 

33歳で早逝した作家を思うと切ない、と著者は書いています。

 

親といっても完全ではない。むしろ欠点だらけなのだけれど、なんとか子供を正しい方へ、導きたい。そんな父親の思いと葛藤が、見えてくる。きっと、いい親子の関係だったのだろうと想像できるほほえましさもある

 

とも、著者は書いています。また発達心理学の岡本夏木さんの著書『幼児期』を引用しつつ、岡本さんがしつけについて語る中で、中島敦の子育ての歌を紹介しながら、こうも書かれていることを述べています。

 

欠点を抱えながらも、大好きな親が努力してる姿を子供は手本に育つのだ。親も努力しなければ早起きできないなどと知ることが子供の努力を支えるのだ

 

なるほど。確かにその通りに違いありません。良くも悪くも手本になるのは、一番身近な親をおいて他にありません。努力している親が身近にいれば、人は努力するのが当たり前、と感じるでしょうし、むしろそれが当たり前で、歯を食いしばって努力する、などという悲壮感など持つこともなく、自然に努力が身につくに相違ありません。

 

寝る前には歯を磨く、という事が当たり前になれば、何も歯を食いしばって努力しなくても、自然と毎晩歯を磨いてから寝るようになるのとちょうど同じです。習慣ほど恐ろしいものはありませんし、同時に習慣ほど力強い味方も無いのです。そのことを教えるのが親の務めではないか、とすら私には思えます。

 

 

箱根スカイライン

20180504(金曜日:晴れ、強風)

 

杓子峠から見た富士山です。

 

 

■今朝は7時に起きて朝風呂に入りました。朝食後に後片付けを済ませて、忘れ物のないことを確認して部屋を後にしました。

 

まず向かったのは大涌谷へのロープウェイ乗り場です。駅の場所と始発時間を昨日確認しておきました。さて到着してみると危惧していたとおりでした。強風のために欠航だったのです。となると、そのまま車で向かわなければなりません。ところが途中の道路は向かう車で大混雑。9時から駐車場が開きますので、それを待てばなんとかなると、30分以上待ちましたが途中のT字路までも辿り着けません。諦めてUターンしました。

 

昨日走った芦ノ湖スカイラインをもう一度走ろうと決めました。昨日は濃霧のために何も見えない状態でしたが、今日は快晴です。素晴らしい景色が満喫できるはずです。昨日通った道を、また同じように走り無事にスカイラインに乗ることができました。

 

見晴らしは最高でした。

 

素晴らしい眺めでした。山形県の酒田から車で来られたご夫婦とお話をすることができました。

 

 

 

昨日は霧の中、そして今日は青空です。

 

 

 

芦ノ湖のパノマラ写真です。左下が小尻です。

 

 

■最高の天候でした。ただし風が強く、少しすると寒いほどでしたので、眺めを楽しむのも短時間でした。

 

このあと箱根スカイラインから御殿場市に抜けて、Nonちゃんが勤務する病院に寄って、こんなところで仕事をしているんだ、と初めて知りました。東名高速道路御殿場インターを降りると、とても素晴らしい富士山が出迎えてくれるのには驚きました。

 

 

 

 

ガラスの森

20180503(木曜日:曇り後晴れ)

 

部屋から見た箱根の山々です。3日は雨でした。

 

 

■昨日は仕事を終えて落ち着く日間もなく、Sunと二人で箱根へ向かいました。日も暮れて暗闇の中を運転しなければならず、途中道を間違えてしまい到着が遅れました。箱根新道を進んでしまったので、だいぶ遠回りになってしまいました。夜ですと道が分かりにくく、とても間違いやすいのです。

 

途中で切り替えて何とか修正し、宮ノ下から登る形で箱根小涌園ユネッサンに向かいました。

 

驚いたのは、小涌園前の交差点近くにあったコンビニのローソンが無くなっていたことです。箱根駅伝でもテレビ中継で登場する定番のお店だったのですが、閉店していました。宮ノ下から登ってみて、その理由が分かりました。一号線沿いの手前にセブンイレブンが開店していたのです。

 

コンビニ仁義なき戦いの様相です。あれではローソンは場所的にも敵うわけがありません。まさに方丈記の世界です。

 

 ゆく河の流れは、絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮ぶ、うたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく、とゞまりたるためしなし。世中にある、人と栖(すみか)と、又かくのごとし。

 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍(いらか)を争へる、高き卑しき人のすまひは、世々を経て尽きせぬ物なれど、是をまことかと尋(たず) ぬれば、昔しありし家はまれなり。

 

ようやく宿に到着したのは、20時を過ぎていました。さっそくお風呂に入り疲れを流してから二人で乾杯です。箱根に来たのは、もう10年ぶりになるかもしれません。順番で割り当てられた日数だけ宿泊できる会員制の施設なのですが、以前はよく私の両親が利用してくれていました。最初は父が運転して、その後は電車を利用して藤沢から温泉を楽しみに出かけてくれたものです。

 

その両親も体力の衰えから来ることも叶わなくなり、私達もご無沙汰が続きました。今回は、たまたまこのゴールデンウイークに当たりましたので、二人で来ることにしました。新緑が眩しい5月の箱根は最高です。

 

■そして今日は箱根の休日です。朝7時に起きて朝食を取り、車で出発です。芦ノ湖を左回りにぐるりと一周してみようとしたのですが、道路が途絶えていました。そこで逆回りに進路を変えて、まずは「道の駅 箱根峠」に立ち寄りました。いつもの道を通ってこちらに来れば昨夜通るはずだったのですが、昨夜は通らずじまいでした。久しぶりに立ち寄って芦ノ湖を眼下に見ました。

 

道の駅 箱根峠から見た芦ノ湖です。生憎の曇り空でした。

 

 

道の駅で少し早めに山菜そばを食べて昼食としました。今度は芦ノ湖を右回りに回ってみようと試みました。道の駅を出て芦ノ湖スカイラインに乗りました。生憎の曇り空で、ほとんど霧の中でした。それでも以前パプアニューギニアから我が家にホームステイしたエリカさんと子どもたちと一緒にドライブしたことを思い出しました。あの時は最高の青空でした。

 

 

残念ながら、ただ通り過ぎるだけで今日は終わってしまいました。小尻に抜けて、さてどおしようと相談の末、ガラスの森美術館に行こうと決めました。初めての訪問です。

 

 

  • 写真のガラス工芸の繊細なこと、そしてその小ささに驚きました。

 

 

■初めての訪問でしたが、楽しめました。またちょうど時間も幸いしてミニミニコンサートも鑑賞できました。まるで古い欧州の民家か農家を訪れたような、そんな気になりそうでした。

 

背景になっている箱根の山々が、とても似合っていました。宿に帰って、ゆっくりと風呂に入って二人で乾杯して休みました。

 

 

 

 

 

 

 

箱根の休日

◆20180502(水曜日:曇のち雨)

 

釜山の街角です。海雲台海岸に至るメインストリートの様子です。

 

 

■今朝は走りました。また一ヶ月の挑戦の始まりです。毎月、毎月目標の100キロに向かって最初の1キロを走り始めるわけですが、最近はなるべく最初の走行距離を10キロにしようと心がけています。たった 1/10 なのですが、気持ちの上で 10% を超えた、という事実は重いのです。

 

というわけで、今朝は 10.32km を1時間9分21秒かけて走りきりました。私にしては上出来です。体が重くて、いつまで経っても軽くならずに辟易しましたが、年齢から来る体力の衰えなのでしょう。残念ですが致し方ありません。無理をせずに長続きすることが一番大切です。

 

■昨夜はSunとNonちゃんも帰国しました。一足お先に帰国したTakuと私は昨日から仕事でした。Tomo君が成田まで迎えに行ってくれたようで、本当にご苦労様でした。

 

最後の日には、「海東龍宮寺Haedong Yonggung Temple」を訪れたそうです。断崖絶壁に作られたお寺は見ごたえがあったようです。次回はTakuも私も行きたいものです。

 

■さて今日は仕事を終えて落ち着く日間もなく、Sunと二人で箱根へ向かいました。日も暮れて暗闇の中を運転しなければならず、途中道を間違えてしまい到着が遅れました。箱根新道を進んでしまったので、だいぶ遠回りになってしまいました。夜ですと道が分かりにくく、とても間違いやすいのです。

 

途中で切り替えて何とか修正し、宮ノ下から登る形で箱根小涌園ユネッサンに向かいました。

 

驚いたのは、小涌園前の交差点近くにあったコンビニのローソンが無くなっていたことです。箱根駅伝でもテレビ中継で登場する定番のお店だったのですが、閉店していました。宮ノ下から登ってみて、その理由が分かりました。一号線沿いの手前にセブンイレブンが開店していたのです。

 

コンビニ仁義なき戦いの様相です。あれではローソンは場所的にも敵うわけがありません。まさに方丈記の世界です。

 

 ゆく河の流れは、絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮ぶ、うたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく、とゞまりたるためしなし。世中にある、人と栖(すみか)と、又かくのごとし。

 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍(いらか)を争へる、高き卑しき人のすまひは、世々を経て尽きせぬ物なれど、是をまことかと尋(たず) ぬれば、昔しありし家はまれなり。

 

ようやく宿に到着したのは、20時を過ぎていました。さっそくお風呂に入り疲れを流してから二人で乾杯です。箱根に来たのは、もう10年ぶりになるかもしれません。順番で割り当てられた日数だけ宿泊できる会員制の施設なのですが、以前はよく私の両親が利用してくれていました。最初は父が運転して、その後は電車を利用して藤沢から温泉を楽しみに出かけてくれたものです。

 

その両親も体力の衰えから来ることも叶わなくなり、私達もご無沙汰が続きました。今回は、たまたまこのゴールデンウイークに当たりましたので、二人で来ることにしました。新緑が眩しい5月の箱根は最高です。明日からの箱根の休日を楽しみに床につきました。

 

 

 

 

 

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