■20180619(火曜日:晴れ)

 

我が家の三階から見た今朝の富士山です。雲の様子が気に入りました。

 

 

■今朝はゆっくりと休みました。5時に目覚ましが鳴ったのですが、ちょうど気持ちのよい睡眠のリズムに入っていました。日曜日には何十年かぶりにゴルフを 1.5 ラウンドをし、そして月曜日にはいつものように走りました。疲れもあったのでしょう。無理をせずに休息日としました。

 

日曜日にゴルフをしていて気付いたのは、ゴルフの腕前は決して上達していないのですが、最後のラウンドに入っても、しっかりと振り切ることができたことです。それだけ足腰がしっかりとしていた、ということです。朝走り込んでいる鍛錬のおかげです。

 

■さて東京新聞の連載、漫画家 倉田真由美さんの「私の東京物語」は、楽しい読み物となっています。成功した漫画家の出世物語としても読めるでしょうけれど、誰もが通ってきた人生の一時期を楽しく、そして切なく思い出させてくれる物語でもあります。

 

第三話は、「就職活動」でした。一橋大学生だった倉田さんが就職活動を始めたのは就職氷河期が始まった直後。一度は本気で漫画家を目指した倉橋さんには、どうも就職活動には身が入らなかったようです。他の学生とは真剣味が違ったようで、採用担当者には、そのあたりを見透かされていたようです。

 

唯一最終面接まで残ったのが、今は無き山一證券。

 

愛読書はなんですか?

『財界人』です。

 

自分を嵩上げするにしても度が過ぎたようです。証券会社が、どんな商品を扱っているのかも知らなかった、と正直に語っています。どうせなら愛読書は、「少年ジャンプ」と言えば良かったとも。

 

あの時山一證券に入社できていたら、どうなっていただろう。「山一證券崩壊の内側」という実体験漫画でデビューして、世間の話題になっていたかもしれないなあと夢想したりする。

 

入社試験に合格していれば、今の彼女の作品は生まれていなかったでしょうから、不合格で正解だったのですが、成功する人というのは失敗を成功に変えることのできる人、とも言えそうです。