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老人と海

■201807134(金曜日:晴れ)

 

今朝の蓮の花です。

 

 

■今朝は走りました。昨夜は足元に置いた扇風機が効果を上げたのか、とても快適に眠ることができました。一番弱い強さで、回転させながら風は頭の上を通過するように、扇風機を掛けっぱなしで寝たのですが、これが正解だったようです。

 

気温も下がってくれたようです。今朝7時前のニュースを見ていると、東京の湿度は 90% と出ています。昨夜も本当に蒸し暑い夜でした。空調を出来る限り弱い設定で運転させていたのですが、部屋の外へ一歩出ると、うだるような暑さが襲ってきます。メルボルンでは、さすがにこうした蒸し暑さは無い、というのがAyaちゃんの感想です。

 

■さて朝の4時半には目が覚めましたので、そのまま起き出して走り出しました。もう少しと思って眠ってしまうと、今度は起き出すことができなくなります。爽やかに目覚めたことに感謝して、準備を始めました。この時間ですと、さすがに蒸し暑いということはありません。気持ちよく準備運動をしてから、スタートです。

 

走り出してみると、体の重いことには参りました。それでもいつものコースを 6.14km 走り、これで総計 45.53km を積み重ね、残り18日で 54.46km となりました。

 

■朝食を食べていると、蝉しぐれが聞こえてきました。道路を挟んで我が家の前にある並木道には、無数のセミがいるようです。市営団地を覆い隠すように大きく成長した並木も、30年前には、まだまだ小さな木ばかりでした。今日まで蝉の声は聞こえてきませんでしたが、今日になって一斉に泣き始めたようです。

 

■昨夜も本を読み進めましたが、再読している向井さんの本の中で、以下の部分は私の愛読書でもあるだけに、目が止まりました。

 

「私はズッと『老人と海』を英語でも日本語訳でも愛読してきた。そして、ズッと大リーグの熱狂的ファンだ。そうした私には或る想いがある。……福田恆存訳も野崎孝訳も文学として優れているけど、マノーリンを20代の「若者」とした日本語訳もいつか読んでみたい。」

(『人に言いたくなるアメリカと野球の「ちょっとイイ話」 (学芸図書)』(向井万起男 著)より)

 

この部分は、私にもよくわかる気がします。高校時代初めて『老人と海』を読みましたが、帰りの電車の中で読みながら、夢中になって読むうちに停車駅を過ぎてしまって、赤羽駅まで行ってしまったこともありました。

 

福田恆存さんの訳で読んでいたためでしょうか、マノーリンはまだあどけなさの残る少年というイメージが私の頭のなかでは浮かぶのですが、ヘミングウェイの文章を読む限り、確かに大学を卒業したばかりの若者であるはずです。つまり、

 

「マノーリンがディック・シスラーの〝父親〟についてこう言っている。「ぼくくらいの年のときには、もう大リーグに入っていたんだよ」(これは福田恆存訳だが、野崎孝訳は表現が違うだけで意味は同じ)。ところで、この〝父親〟とはジョージ・シスラーのことだ。イチローが 2004 年に破るまで年間安打 257 本という大リーグ記録を持っていた男で、大リーグに入ったのは大学で学んだ後の22歳のとき。」

(『人に言いたくなるアメリカと野球の「ちょっとイイ話」 (学芸図書)』(向井万起男 著)より)

 

でも、でもです。やはり私の中では、マノーリンはまだあどけない少年であって欲しいのです。例えばマノーリンが老人を起こすために、まだ未明の薄暗い中、老人の家に行く場面があります。やはり22歳の若者よりは、少年のほうがしっくり来るのですが、どうなのでしょう。スペンサー・トレイシー主演の映画では、どうなっていたでしょうか。確かめてみましょう。

 

 

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