分水嶺

■20180805(日曜日:曇)

 

 

 

■昨日は地元の故郷祭り。19時半から花火が上がりました。やっぱり夏は花火です。昔は二日間花火を上げていました。今では、それだけの資金を集めるのも、人手をかけるのも難しくなり、何年か前からは一日だけになりました。

 

ちょうど暑さのピークなのか、花火を観終わって家に帰ると、エアコン無しではいられなかった、という思い出ばかりが蘇りますが、今年は、極端な暑さが続いていたためか、それほど感じませんでした。

 

Sunと二人で地元の温泉に入り、一杯やって良い気分になって、施設の屋上から花火を観て、最後は続きを観ながら、ぶらぶら帰宅しました。Takuの結婚式も終わり、一段落付いての夏祭りです。今年の夏は、歴史的な暑さとともに、忘れることはないでしょう。

 

 

 

 

■東京医大の女性受験生への差別的な扱いについて、憲法学者の若尾典子教授が東京新聞に語られています。

 

■憲法上の問題は

『法の下の平等で性別などによる差別を否定した憲法14条に違反している疑いが強い。不正操作は『妊娠や出産を機に職場を離れる女性が多く、系列病院の医師不足を回避する目的』と行動されている。事実なら明らかに女性差別だ。受験では大学の裁量権は認められるが、テストの点数を操作するのはその範疇を超えている 。

■差別された受験生にとって不利益は大きい

職業選択の自由を規定する憲法22条にも違反している疑いがある。医者になるには医大や医学部を卒業し、国家試験に合格しなければならない。大学に入れなければその機会を奪われる。間接的に見えるかもしれないが、女性の労働権も侵害しているのでは 。

■東京医科大特有の問題なのか

私も20年前に女子学生に、受験の面接で男性教授から『結婚や出産で医者を辞めないか』と聞かれた、と相談された。昔からあった問題が表面化していなかっただけで、本当に根が深い問題だ。医学教育の在り方が問われている。

 

 

 

なぜ法曹の世界から、はっきりと憲法違反だ、という声が上がらないのか、不思議です。たぶんアメリカなら、ただでは済まないでしょう。女性のみなさんも、アメリカなら黙っていないはずです。

 

結局は弱者にしわ寄せが来て、泣き寝入り、という事の繰り返しが、今の日本の現状です。そんな社会が長続きするのでしょうか。社会全体で負担を分担して、問題を解決しようとしない限り、一歩も前に進むことはできません。新自由主義の名のもとに、結局は強者の私利私欲ばかりが優遇されていくような社会が、継続可能であるはずがありません。

 

本当にいま、日本は分水嶺に来ていると私は感じています。

 

 

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