■20180909(日曜日:曇)

 

 

■今朝は3時半頃、激しい雨に目が覚めました。午前8時21分現在も、晴れたり激しく雨が降ったり、本当に不安定な天候です。テレビでは、北海道で初めて震度7を記録した胆振東部地震で、死者が35人となった、と報じています。

 

今年の千歳JAL国際マラソンに参加したあと宿泊した白老町は、苫小牧を挟んで、ちょうど反対の西側です。地震の震源地の厚真町は東側になります。千歳を頂点とする二等辺三角形といえば、分かりやすいでしょうか。

 

北海道で初めて記録された震度7の地震です。停電が続発し、混乱に拍車がかかっています。一日も早く日常生活が戻ることを願っています。

 

■さて今日は救急の日。駿東伊豆消防本部主催の「救急フェア2018」で、「目の救急について」と題してお話をしなければなりません。市民向けのお話です。静岡県眼科医会副会長としては、公務と考えなければいけません。

 

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人は毎日得る情報の80%を目から得ています。視覚的な存在なのです。しかし、もし視覚に障害を持ってしまうと、今度は他の五感が研ぎ澄まされてきます。ラフカディオ・ハーンが、そうだったようです。彼の自画像を見ると、左側の顔を見せていない、あるいは目を見開いていないものが、ほとんどです。もともと強度近視で左目は怪我で失明、右目も 0.05 以上は見えていなかった、と言われます。

 

「知られぬ日本の面影」には、朝起きたときに枕の下から響いてくる松江の街の音が、事細かに書かれています。耳の文学でもあったのです。そのあたりも、今日は触れてみようと思っています。これから最後の原稿整理です。