■20180927(木曜日:雨)

 

 

■今朝は雨。ゆっくりと休みました。朝方冷え込むということで、少し厚めの掛け布団で寝ましたが、微妙な冷え込みでした。薄手では寒いのですが、それより少し厚めのものでは、熱がこもってしまって寝苦しいのです。そうした微妙な体温調節機能の衰えが老化なのでしょう。すぐに命にかかわるというわけでもないのですが、生活するうえで付き合わなければならない負担には違いありません。

 

■今朝のNHKニュースでは、ビジネスで取り組む食品ロス解決問題を取り上げていました。一年間に廃棄される食品の量は、アメリカでは日本の10倍と言われています。国が広大なために産地から消費地に届けられる間に、10%以上が食べられなくなったり、カリフォルニアではIT企業が従業員向けに無料のランチを提供しているのですが、無駄になる量が膨大だそうです。ただ程無駄になる物は無いかもしれません。

 

そこで無駄になる食料を処理料を払ってでも提供してもらい、必要な施設などに届けることで、いわば三方良しの事業を立ち上げた会社が取り上げられていました。廃棄する予定の食料を提供する企業には、寄付扱いとされるために税の控除があり、仲介する会社も利益が上がり、食料を提供される施設などは、大変助かるというわけです。

 

ITを駆使して、廃棄される食料がどの程度の量出るのか、そしてどこへ提供するのが一番ふさわしいかなどを決定するのです。ネットへのある投稿によれば、

 

アメリカでは大量の食料が浪費されており、実際に食べる量の3倍の食料が廃棄されている。これほど膨大な資源に恵まれた国にいながら、アメリカ人6人に1人が飢えている。その理由は想像もつかない。結局、それは食料の欠乏の問題ではなく、物流の問題だった。コピアはそこに一石を投じようとしている。

 

このコピアという会社が、取り上げられていました。さて日本では、どうなのだろう、と思って調べると、こんな記事がありました。

 

日本の食品廃棄物は年間2775万トン!飲食店で発生する無断キャンセル… なくならない食品ロス問題に迫る「ガイアの夜明け」

 

記事のページはこちらです。

 

このページの中には、こんな記載もあります。

 

加工食品のロスの問題は、業界の慣習によって助長されてきた。例えば、「3分の1ルール」。賞味期限の3分の1までを小売店 への納品期限、次の3分の1を消費者への販売期限とするというものだ。たとえば、賞味期間6カ月の食品ならば、製造して から2カ月以内に小売店に納品しなければならず、次の2カ月のうちに消費者に売らなければならない。その期限を過ぎると返品や廃棄処分となる。

賞味期限中にも関わらず膨大な食品が 捨てられている。「法的にも科学的にも根拠のない過剰な安全対策」だと荻野さんは言う。賞味期限の近い食品を、廃棄せずに活用するアイデアはないか?そして、企業にとってもビジネスにならないか?食品流通に切り込む荻野社長のチャレンジを追う。

 

日本人はなんて無駄なことをしているのだろう、と驚くばかりです。私自身も無駄の無いように生活したいものです。