■20181025(木曜日:晴れ)

 

 

ランニング中にハノイのホテル前で遭遇しました。結婚式を終えたばかりでしょうか。幸あれと祈りました。

 

■今朝は走るつもりだったのですが、さすがに疲れました。歳を取ると疲れが遅れて出てくることは、十分実感していたのですが、不覚でした。ベトナムから帰国したばかりの昨日は、思いのほか元気で、なんだ全然疲れなど無いじゃないか、と錯覚していました。朝起きだして走ることもできました。6日間ほとんど走っていなかったので、体力的には温存されていたためか、むしろ普段よりしっかりと走ることができたほどでした。今朝も大丈夫だろうと、高をくくっていたのですが、やはり甘かったようです。

 

まぁ、無理をしても致し方ありません。また明日走ればよいのです。残り23キロ超です。

 

■さて今朝の東京新聞「視点」欄には、ジャーナリスト・津田大介さんが投稿されています。題して、

 

ネットが民主主義の敵にーーフェイクニュースの影にロシアの世論工作

 

です。2016年のアメリカ大統領選挙でクリントン候補を攻撃するブルグ記事が、SNS上に大量に配信されたのですが、その発信源の多くが欧州の小国マケドニアの若者たちが小遣い稼ぎにやっていた、と思われていたのですが、実はその影に政治的な背景があった、というのです。ロシアやアメリカの極右メディアの関与が疑われている、という内容です。事の真相は不明でしょうが、津田さんの書かれている内容がトランプ大統領側に批判的なのは、よくわかります。

 

昨夜のNHKニュースでは、アメリカの中間選挙前の様子を報道していましたが、民主党支持者は嘘ばかり信じている、と共和党支持者が語っていたのが印象的でした。共和党支持者は嘘ばかり言っている、と民主党支持者は言っていますから、とても奇妙な状況です。嘘ばかりを言っている、という主張が正しいのか、嘘ばかりを信じている、という主張が正しいのか、訳がわからなくなります。

 

やはり大切なのは、自分の頭でしっかりと考えることしかなさそうです。何が真実か、ということは、恐らく誰にも分かりはしない、と私は感じています。これが正しいと最初から断じないことが、恐らくいちばん大切であり、何が真実かではなくて、現実がどう動いているのか、という点を虚心坦懐に追っていくのが、間違った判断をしないためには、一番有効な気がします。

 

もちろん、これも簡単ではありませんが。