■20181102(金曜日:晴れ)

 

甲府へ向かう途中の道の駅で撮りました。

 

■今朝はゆっくりと休みました。月の初めとして頑張って10 kg 超を昨日走りました。月100 km ですから1日3 km 超を走れば目標達成という計算になります。しかし走れない日も当然ありますので、今は1日おきに6 km 超を走るのが 普段のペースになっています。そして、わずかですが足りない分を1日 LSD( Long Slow Distance ) で補うというのが慣例になっています。

 

アメリカでは中間選挙が近づきテレビでも盛んに報道がなされています。トランプ大統領のアメリカファースト、自国第一主義を批判的に報道する内容が多いようです。しかしながら、こうした報道を胡散臭いと私は思っています。グローバリズムを無批判に素晴らしいものだと言いたげなこうした報道は、実はかなり歪曲されていると感じるのです。世界中で沸き起こっている自国第一主義の原因といえば、それは世界的に見られる格差の拡大です。 アメリカでなぜ自国第一主義がこれほど叫ばれるかといえば、グローバリズムの本家本元のようなアメリカにおいて人々を苦しめている、歴史上例を見ないほどの格差の拡大が、その原因なのです。アメリカでは中産階級は消滅しかかっているとさえ言われています。

 

どう考えてもグローバリズムは、それほど賛美すべきことのように私には思えません。 世界中で自国第一主義を唱える有権者が増えているにもかかわらず、日本では全くと言っていいほど、そうした声は沸き起こりません。それが私には実に不思議なのです。では日本では格差の拡大が起きていないのかといえば、子供の7人に1人が貧困だという現実があるのです。 戦後築き上げてきた一億総中流と言われる社会を今食いつぶしているのかもしれません。食い潰し終わった時に広がる社会は、ちょうど今のアメリカのようなものかもしれません。 その時に起こる社会の混乱を私は恐れているのです。