■20181103(日曜日:曇時々雨)

 

山の上ホテルの玄関です。

 

 

■今日は文化の日で休日です。

 

1946 (昭和 21 )年、日本国憲法が公布されたことを記念して、1948 (昭和 23 )年に制定された国民の祝日。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としている

 

と、あります。明日は振替休日で私にとっては2日続きの連休ですが、明日は休日当番日。朝の8時から17時まで籠の鳥です。

 

今日は仲良しのゴル友 長倉さんとプレイすることができました。本当にゴルフは難しいの一言です。今日は4番のミドルホールでOBを連発して、11も叩いてしまいました。最近は100を切るのが大仕事になっています。本当に困ったものです。昔のほうが、ずっと上手かったように思えるのですから、情けない話です。

 

■さて今日は、ゴルフ場に黒い背広を着た一団が待機していて、何事かと思ったら、自動車のライトを作る、某大手企業の取締役員会コンペが行われているようで、そのための待機の社員のみなさんのようでした。サラリーマン勤めをしたことが無い私には、想像できない世界ですが、とても奇異に感じました。

 

10名以上のみなさんが、ただボーと一日外で待機していなければいけない、というのは、ある意味で残酷です。仕事をしているなら、それは致し方ないと思いますが、自分の会社のお偉方のために貴重な休日を一日潰さなければいけない、というのは家族にとっても負担です。

 

いや父親などいないほうが良い、というのならいざ知らず、やはり家族とともに過ごす時間は、とても貴重です。子ども達がいるのなら、なおさらです。仕事といっては、帰宅は子ども達が寝た後ばかり、というのでは、家族の絆も築けません。欧米のように家族で過ごす時間を、何よりも大切にする人々から見ると、大変異様な光景に違いありません。

 

働き方改革といわれています。安くこき使おうという、経済団体の底意がミエミエなのが安倍内閣らしいのですが、それでも改革は必要です。家族で過ごす時間は、取り返しがつきません。仕事が暇になってから一緒に過ごせば良いのだ、という方もいるかもしれませんが、たぶんそれでは遅すぎます。家族にとっても臨界期があるのです。

 

退職して「終わった人」になった時、必要としてくれる人が誰もいなくなった、となるのは必然です。家族のあり方も含めて、我々は働き方を見直す必要があります。

 

つまらないことに社員を巻き込むべきではないと思います。日本の偉い人々は、どうもそのあたりが欧米の偉い人たちと違います。欧米の偉い人々は、本当に能力があります。一人でも、堂々と渡り合える人が偉くなるのです。お付きの人々を引き連れないと渡り合えない偉い人は、もう退いてもらった方が日本のためではないでしょうか。