■20181123(金曜日:晴れ)勤労感謝の日

 

川口市立西中学校の前の道、「環状線通り」沿いです。この道を、よく歩きました。

 

 

■今日は走りました。LSDに挑戦です。7時から走り始め、18.92km を2時間10分10秒かけて走りました。残り7日で 10.68km まで来ました。来週の月、水曜日で目標の100キロを超える予定です。帰ってきてシャワーを浴びた後に体重を測ると、なんと 55.45kg で、体脂肪率は 12.20%の痩せ、となりました。脱水です。朝食の美味しかったこと。これも走った後の、ご褒美です。

 

■昨日は午後から保険の再契約手続きがあり、その後、夜は勉強会があり、座長を務めました。これで一つまたお役目が無事に終わり、あとは明日の静岡での眼科医療従事者講座の座長と、その後の講師との懇談会です。さらに来週木曜日に、東部眼科医会役員会が終われば、とりあえず今年の役割は無事に終了となります。その後は、お伊勢マラソンで完走することだけを考えれば良くなります。

 

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■さて今日は勤労感謝の日。休日ですから、ホット一息なのですが、働くことについて考える機会でもあります。働くことは当然、生活のためでもあります。生活できなければ何も始まりません。それでは生活できればよいか、というと働くことには、それ以上の意味があります。今日の東京新聞の社説の題名は、

 

誰かの役に立つ喜び。働くって何だろう。

 
です。 一つの例を挙げています。京都にある一澤信三郎帆布(はんぷ)という根強い人気を誇る老舗カバン店です。一点一点職人が手作りし、修理を受け、長く使い続けるかばんを提供する。京都の店でしか売らない。「目の届く範囲、責任をとれる形で売る」からです。もうけを考えれば、70人いる職人に残業を求め、人数を増やしたほうが良いのでしょう。だが、そうはしないのです。

 

一澤信三郎社長は平然として言います。

 

世間は利益率やら投資効果、利便性のことばかり。だが暮らしに何十年と役立つものは、そんなもんからは生まれまへん。だから、とことん時代に遅れ続けような、って言うてんです。

 

最後に社説は、こう結んでいます。

 

職人の生活を守り、品質を守り、いいものを作り続ける。それが使う人の役に立つ。働くとはつまり、人をつなぎ、人を守るものではないでしょうか。

 

私が一番大切だと思うのは、長く続くことではないでしょうか。ゴーンさんのようにコストをカットして利益を出すことは、もちろん大切です。しかし利益を出すことは目的ではないと思うのです。なぜ利益を出さなければ駄目なのかと言えば、利益が出なければ会社を継続させる事ができないからです。一時的な利益だけでは会社は続きません。短期的な利益と長期的な展望。経営とは、本当に芸術だと私は思います。優れた経営者は、芸術家なのです。

 

数字は大切なのですが、数字だけでは文化は生まれません。長く続く会社には、必ず文化があります。人を引きつける文化があるのです。消費者だけでなく、そこで働く人々にも喜びを与えることができるのです。先程の一澤信三郎帆布も、京セラも、ソニーも、日本電産も、優れた会社には、人を引きつける文化があるのです。一時的にもてはやされる経営者も、長い時間に耐えるのは、並大抵ではできません。

 

やはり時間が最良の篩(ふるい)に違いないのです。