■20181208(土曜日:曇)

おはらい横丁にて。子どもたちの応援が、とても力になりました。ハイタッチしてもらっています。

■今朝は走りました。今月は日曜日にハーフマラソンを走りましたので、今のところ余裕があります。6.18km を積み重ね、残り23日で 66.64km とエプソンのサイトが教えてくれています。33.35km を走りましたので、このペースで行けば、120キロは走ることができる計算ですが、そうは行きません。でも今年最後の月ですし、どの程度積み重ねができるか試してみるのも悪くありません。

■東京新聞「この道」では現在 Jリーグ元チェアマンの川淵三郎さんの連載です。昨日の題名は「開幕」でした。1993年5月15日、国立競技場で Jリーグの開幕セレモニーが行われました。記事によれば当初、川口さんは開会宣言をするつもりはなかったそうです。格式ばったものが好きでなく、大学の入学式や卒業式にも出ていない、というのですから筋金入りです。それでも親しい記者からは歴史的なものだからやった方が良い、と言われて考えを変えたのです。広告代理店の博報堂があいさつまで考えていたようですが、さすがにそれは断って自分で原稿を作られました。それでも川口さんらしく、長いものにはしたくなかった、30秒で終わろう、後に特集などで流される時に、半分で切られてもいいように、とまで考えていたそうです。

スポーツを愛する多くのファンの皆さまに支えられまして、 Jリーグは今日ここに大きな夢の実現に向かってその第一歩を踏み出します。1993年5月15日、 Jリーグの開会を宣言します。 Jリーグチェアマン、川渕三郎

あえて「サッカー」という言葉を使わなかったのは、スポーツファン全体のための Jリーグという思いを伝えたかったからだそうです。 この簡潔明瞭な開会宣言は、いかにも川口さんの人柄を表しているのでしょう。映像に残るから宣言は原稿を見ながらやろうと考えていたそうですが、原稿は見ているようで、見ていなかったというのです。原稿には「夢の実現に向けて」とあるのに「夢の実現に向かって」と言ったことに、後になって気づいたそうです。後に映像を見て、読み終えた原稿を手に持ったままにしていたが、ポケットにしまうのが普通だとすれば、やはり緊張していたようだ、と書かれています。川口さんといえども歴史的な舞台で、やはり平常心ではいられなかったのでしょう。とても興味深い記事でした。