■20181227(木曜日:晴れ)

荒川土手沿いの風景です。遥か遠く京浜東北線の鉄橋が見えています。

■今朝はゆっくりと休みました。2日続けて走りましたので、疲れが溜まってしまったのかもしれません。昨夜は走るつもりで準備は整えたのですが、朝5時に目覚ましが鳴った時には 起きだすのは辛い状態でした。あと3回分の距離が残っていますが、なんとか目標を達成できると思っています。幸い天候の方は何とかなりそうです。今朝のニュースでも東北や北海道では寒気の南下によって、風と雪が強まるようですが、災害や事故が起きないことを祈るばかりです。

さて今朝の東京新聞一面には、「日本 IWC 脱退表明 来年7月30年ぶり商業捕鯨」とあります。政府は26日、クジラの資源管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)に脱退を通告し、来年7月から30年ぶりに商業捕鯨を再開すると表明した、と書かれています。私は1953年昭和28年生まれですので、学校給食でクジラをごちそうとして食べた記憶があります。 貴重なタンパク源だったのです。 そうした記憶を持つ世代からすれば、商業捕鯨を再開しクジラが今よりも容易に手に入り食卓に登ってくれれば、と単純に考えそうですが、もちろんそんな簡単な話ではありません。今後は多様な食文化の尊重を世界に訴える構えである、と記事にもありますが、この点もそれほど綺麗事だけでは済まないようです。

日本が主要な国際機関から脱退したケースは戦後ほとんど例がなく、極めて異例の措置、と記事にもある通り、 国際連盟からの脱退を連想する方も多いのではないでしょうか。なぜ今この時期に決断したのか、詳細はよく分かりません。商業捕鯨が再開されたと言っても、漁獲量が急激に増えるわけではないようですし、そもそも消費量は増えるかどうかも不明です。昔と違い、牛肉その他のタンパク源が溢れている現状において、鯨の肉がどれほど消費されるかはいささか疑問です。せっかく捕獲しても、消費されないのでは、命をないがしろにすることになります。 今後どのような展開になるのか、注視していく必要があるようです。