■20190109(水曜日:晴れ)

伊豆半島から見た富士山です。頂上に雲がたなびいています。

■今朝はゆっくりと休みました。6時少し前に目が覚めて、目覚ましをかけた6時まで寝てしまうと、今度は起きるのが辛くなってしまいますので、そのまま起きだしました。朝食の準備をする前に、今日はビニールゴミの日ですので、玄関を出て所定の場所へ袋を運びました。年末の休みから今日まで、ビニールゴミを出す日がなかったので、今日は二週間分の量でした。他のどのビニール袋も満杯の状態でした。ここ静岡も東京同様に、二週間ほどまとまった雨がありません。乾燥しきった状態です。火事も心配ですし、風邪やインフルエンザの流行が気がかりです。

昨日は流行性角結膜炎の患者さんが一人来られました。検査で調べてみると陽性でした。アレルギーの患者も、すでに何名か来られています。予測では今年の花粉症はひどいようです。昨年夏のあの猛暑が、その原因です。私も以前は花粉症で症状もかなりひどかったのですが、還暦を過ぎてからでしょうか、症状はかなり穏やかになりました。以前は仕事をしながらも鼻水がひどく、ティッシュペーパーで 鼻をかんでいると何枚あっても足りませんでした。最後はタオルで鼻をかんでいました。最近はそこまで酷いことは、めったにありません。免疫学的にも人間的にも寛容になってきたのでしょうか。

■今朝の東京新聞「この道」は川淵三郎さんの連載71回目です。題名は「なでしこ」。 サッカーの日本女子代表チームに愛称をつけて応援したいという、サッカー協会のある女子職員からの提案がありました。川淵さんがキャプテンに就任した後、教会に提案制度を設けたのです。この提案があった時に川淵さんは最初、「そんなのつけても人気になるわけがない」と思ったそうですが、制度を設けた以上門前払いをするのはまずいので、一般公募をすることにしました。 集まったのは2700通。 「なぎなたジャパン」というのもあったそうですが、中でも多かったのが「なでしこジャパン」。「他の名前もピンとこないし、仕方がないか、で決めた」と川淵さんは正直に書かれています。

その後七夕の日に、澤穂希選手らになでしこの花をあしらった浴衣を着てもらって発表すると瞬く間に定着し、他の競技の代表チームは続々相性をつけるようになりました。「こんなになるとは思ってもいなかった」と、これまた川淵さんは驚いています。友人からは「ホントにいい名前付けたな。漢字で撫子。手を使ってはいけない子だよな」と褒められたましたが、

発表会見前に教えてくれよ。考えもしなかった。

川淵さんは、どこまでも正直な方のようです。2011年女子ワールドカップでの活躍は、未だに忘れることができません。決勝の相手米国には、それまでに20回以上戦って一度も勝っていなかったにも関わらずです。この年、東日本大震災に見舞われた日本を少しでも元気付けたい、という選手たちの思いが、この偉業をもたらしたのです。 最後に川淵三郎さんは、こんなエピソードも紹介されています。この偉業の後協会に、「女の子が股を開くな」「髪を染めるな」「いい気になるな」と信じられない内容の電話が相次いだ、というのです。これまでほとんどなかった女性からの電話が多かったそうです。

記者会見に慣れておらず、ふんぞり返ったような印象を与えたのかもしれないが、あぜんとさせられた。震災で人の心もすさんでいる、そう思わざるを得なかった。

と川淵三郎さんは、これまた正直に述懐されています。