■20190113(日曜日:晴れ)

千歳の日の出です。ホテルの窓から撮りました。右手にあるのが、千歳駅です。

■今朝は7時に目覚まし合わせて起床し、ホテルの一階にあるレストランで朝食を取りました。北海道の食材は、どれをとっても新鮮で美味しいことに、いつも驚きます。昨夜の居酒屋では、春菊のサラダに驚きました。春菊がパリパリしているのです。新鮮なのでしょう。

新千歳駅から南千歳駅に行き、乗り換えました。ここからは8時26分発スーパーとかち号に乗り、新得駅まで一直線です。快晴です。車窓からは雪に覆われた北海道の大地が、延々と続きます。ただ残念なのはJR北海道の車輌の窓は汚いのです。気候の関係で汚れが酷いのでしょうか。景色は最高なだけに、とても残念です。

JR北海道の特急列車スーパーとかち号に乗り、1時間半ほどで新得駅に着きました。雲一つない、まさに快晴の天候です。新得駅の一つ前の駅トマム駅には、星野リゾートからの迎えのバスが駅前に止まっていました。人気があるのでしょう、結構な人数のお客さんが電車から降りていました。

新得駅に着いたのが10時頃。サホロリゾートからの無料送迎バスが出るのは10時10分でした。私も含めて四名のお客さんが乗り、十分ほどでホテルまで着きました。以前クラブメッドに宿泊し、スキーを楽しんでいた頃には、帯広空港まで飛行機で行き、そこから送迎バスで1時間半ほど掛かりました。

さてホテルに10時半に着きましたが、部屋に入れるのは13時からとのことなので、少し休憩してから夕食の予約やスキーのレンタル、昼食のことなどを考えながら時を過ごしています。

レストランで軽く昼食をとりました。私は十勝名物豚丼、Sunは、ざるそばをいただきました。そして12時半からゲレンデに出ました。1年一か月ぶりのスキーです。スキーウェアを着て、レンタルスキーを履いて、ゲレンデに向かうまでに何と労力のかかることか。スキーを始める前までで、すでにバテ気味でした。

それでも一旦ゲレンデに立って滑り始めると、一度取った杵柄でしょうか、体が滑り方を少しずつ思い出してきました。何度かリフトを往復し準備運動も終わった頃、決断をしました。ゴンドラに乗って一番上のゲレンデまで行くことにしたのです。昼食後に乗ったゴンドラで、たまたまオーストラリアからの観光客と同席になりました。5人乗りだったのですが、家族3人、そして一人の中国人と私という組み合わせでした。オーストラリアの方は11日休みを取って観光に来られているようです。きっとクラブメッドに泊まって、こうしてスキー場に来ておられるのでしょう。とにかくオーストラリアの方は豊かです。金銭的にも時間的にも。たいていの方が2週間ほどの休暇を取ってやって来られます。日本では、なかなか考えられないことです。資源も豊かで国自体が豊かなのでしょうが、 働く者の権利が、しっかりと守られているように思います。少なくとも日本の現状とは少し違うようです。

長めの列に並び、ゴンドラに乗ってみると、外国人の方ばかりでした。オーストラリア人が三名と中国人が一名でした。前に座ったオーストラリア人と話し始めました。11日の長期休暇を取っているとのこと。話が弾みました。Ayaちゃんに会うために、五月にメルボルンに行く予定です、とお話しすると、大変興味深そうに、言葉を選びながら、会話が弾みました。

こうして久しぶりにゲレンデで滑ってみると、長い時間滑り続ける事が、体力的に難しい事に気付きました。ゴンドラで山頂まで行き、最上級者コースをおっかなびっくり滑った後に、時計を確認すると、まだ2時間も経っていないことに愕然としました。今日はリフト券を4時間コースにしましたが、これでは4時間は、とても筋肉が持ちそうにないことに気付きました。ということで、もったいない気もしたのですが、怪我をしないように無理をせず3時には上がる事にしました。

上がってみると、Sunも少し前にホテルに帰っていました。膝に負担がかかってしまったようです。着替えを済ませ風呂に向かいました。風呂では冷水浴と温水浴を繰り返し、乳酸の吸収を促し疲労回復を目指しました。効果があると良いのですが。