■20190119(土曜日:晴れ)

サホロスキー場の全景です。ゴンドラリフトの終着点が標高1,000Mです。

■さて昨日の騒動から一夜明けました。ようやく喉の痛みも取れ、まだ時々咳が出るのと、喉の乾燥感は消えないのですが、それでも熱は下がったようですので、大変楽になりました。ゾフルーザの効果というものはどの程度なのか、比較検証しているわけではないので、何とも言えないのですが、48時間以内であれば、かなり効果があるようです。普通の状態であれば、つまりは体調はとても悪いとか、免疫不全状態にあるとかいうのでなければ、基本的には時間とともに回復するのがインフルエンザですので、何もしないでひたすら寝るというのもありなのです。インフルエンザと言うと、すぐにタミフルなどを内服させるのは、世界的に見れば決してありふれたことではありません。極めて日本的なものなのです。

抗インフルエンザ薬の代表である「タミフル」の世界消費量の約75%を日本が占めており、2位の米国の約20%を大きく離してダントツ1位だそうです。日本では、他の国に比べて圧倒的に多くの抗インフルエンザ薬が処方されているという事実があります。他の国は、タミフルを多く使用することでインフルエンザが耐性を獲得し、タミフルが効かなくなってしまうことを懸念して、必要最低限の使用にとどめるという方針をとっています。

私が抗インフルエンザ薬を処方を受けるのが、医学的にみて、どうなのか。米国CDC(Centers for Disease Control and Prevention, アメリカ疾病管理予防センター)が提唱する抗インフルエンザ薬を使用すべき対象を見てみると、

・入院を必要とするような重症な人

・65歳以上の人、5歳未満、特に2歳未満の小児

・妊婦

・気管支喘息、糖尿病、慢性の心臓病など持病がある人、HIVなどによって免疫力が落ちている人

となり、65歳の私も、かろうじて、投与対象者となっています。あまり後ろめたさを感じることなく服用してよかったようです。

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とは言え、日本には薬の使い方に得意性があるのは、間違いありません。それは国民皆保険という制度がもたらしている力が大きいでしょう。無駄な面も多いかもしれないが、それ以上の利益を国民にもたらしている、と考えるのが、正しい認識ではないか、と思います。