■20190219(火曜日:曇)

今年の富士山は、雪が少ない状態が続いています。

■今朝は走りました。先週の金曜日以来ですので、4日ぶりということになります。4日ぶりとなると、本当に久しぶりという感じがして、もう走ることはできないのではないか、とすら思うようになってしまいます。いつものコースを6.12km走り通算62.99km残り9日で37.00kmとなりました。

4日ぶりとなりますと、休養充分ということですので、走っていてもあまり疲れは感じませんでしたし、ここ数回感じていたのですが、右足の着地を少し工夫してみると、随分と楽に走れるような気がしました。今までよりも親指より、と言いますか、親指からかかとのラインに着地をすることで、膝への負担が随分減ったような気がします。果たして、これが本当なのかどうかは、しばらく続けてみないと分かりません。

いつものコースを40分を切って走ることができ、キロ平均6分26秒だったのですが、これは普段よりもハイペースでした。単に休養十分だったということなのですが、やはりスムーズに走れたというのは嬉しいものです。

■さて、今朝の東京新聞「太郎の国際通信」欄では、アメリカにおける AOC 旋風について木村太郎さんが書かれています。AOCとは、ニューヨーク州第14選挙区選出の民主党の新人下院議員アレクサンドリア・オカシア・コルテスさんのことです。昨年の中間選挙で民主党の大物現職議員を予備選で破り、本戦でも共和党候補に大勝し、二十九歳で史上最年少の女性下院議員となりました。彼女は自らを「民主社会主義者」と自称し、富裕層に 70% の税率を課し、公立大学の無料化や政府主導の国民皆保険などリベラルな政策を主張しています。

彼女が中心となって今月 7 日に「緑のニューディール決議案」が議会に提出されました。その要旨は、地球温暖化が深刻化して、人命や地域の存続、インフラを危機に陥れるだけでなく、経済的にも低所得層に損失を及ぼしているとして、十年間に化石燃料の使用を全廃することや、米国内の全ての建築物をエネルギー効果が向上するように新改築すること、電気自動車の利用を促進し、高速鉄道の建設を進めるなどを挙げるだけでなく、米国民すべてに経済的安定を提供することを保証しています。

またその中には、飛行機の旅をやめたり、排出物が二酸化炭素汚染の原因だとして、牛の飼育を禁止することなども含まれています。また「仕事ができない人、あるいは仕事をしたくない者にも経済的保障を与える」という内容も含まれていました。さすがに、これについては保守派から共産主義だと批判が起こり、彼女の事務所はこの FAQ (補足説明)を撤回しましたが、米国的に言えば革命的な提案であることは間違いなさそうです。「米国の正副大統領は35歳以上」という要件を満たしていないので、彼女は大統領選挙には立候補できないようですが、来年の大統領選挙の行方を左右する大きな要素になってきているようです。

なんにしても、こうした動きが起こるのは、良くも悪くもアメリカという社会のダイナミズム、躍動感というものが、よく示されているように思います。忖度ばかりを繰り返している、今の日本の社会の閉塞感と比較すると、大きな違いのように思われます。