■20190228(木曜日:雨)

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昨年一月に出かけたオーストラリアの市場での様子です。

■今朝は走らずに休みました。昨夜からの天気予報どおり、雨の朝でした。昨日の朝走っておいて、本当に正解でした。雨の朝ですから、放射冷却現象は起きませんので暖かな朝だと予想し、寝巻きも T シャツプラスフリースで寝ていた、これまでの装いから、昨夜はフリースを脱ぎました。これはさすがに、やり過ぎだったようです。寒くて目が覚めてしまい、こうした場合いつもの事なのですが、夢見がとても悪い夜でした。 午前2時頃に目覚めた時に、そのことに気づき、フリースを着てからは、短い時間でしたけれども安眠できました。今日で2月も終わりです。本当に、あっという間の2ヶ月でした。一年の1/6が、過ぎ去ったことになります。

今朝の東京新聞「日々論々・視点」では、ジャーナリストの津田大介さんが書かれています。メディアの泣きどころ熟知ーー経営難 質の高い報道ーーを、と題されています。 この内容を読むと、一見今までの考えと逆のように思えたりもします。つまり既成の大手メディアは、権力に対して 辛辣な批判というものを、日本ではあまりしません。官房長官が記者会見で語っていることを、テレビで見ればよく分かりますが、居並ぶ記者から発せられる質問は 、アメリカ大統領と記者達とのやりとりに比べれば、まさに談合そのもののように、感じられるからです。 まるで質問をさせて頂いていることに、感謝感激しているようにすら思えます。

きっと、あの席に座るのは特権なのでしょう。特別に許していただいて着席しているわけですから、批判できるはずがありません。それは物の道理というものです。ですから、こうした席に座らなくても良いネットメディアというものが、遠慮なく権力に対して批判できるのかと私などは思っていました。 ところが最近は、総理を始めとして、政治家たちが既存の記者クラブを迂回して、自らを褒め称えてくれるネット番組に 嬉々として出演し、メッセージを発信するような事態になっているようです。

どの国においても新聞の発行部数は激減しています。日本新聞協会のデータによれば、2017年から18年にかけて日本の新聞は220万部減少し、現在の発行部数は39,901,576部でピーク時に比べて3/4に落ち込んでいるそうです。アメリカでは地方紙が続々と廃刊されています。 日本では新聞社が、良きにつけ悪きにつけ、ある意味本業以上の副業を持っていることが多いのです。テレビ局が、その代表でしょうか。ほとんど不動産屋ではないか、と思われる新聞社もあります。なんにしても健全なマスコミというのは、民主主義の維持には不可欠のものです。腐敗を防ぐ最も確実な方法は日にさらすことだ、という格言がありますが、民主主義においてはマスメディアが、まさに太陽そのものなのです。