■20190320(水曜日:晴れ)

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今朝走っていて、ある家の横を流れる小川脇にありました。

■今朝は走りました。昨夜は沼津医師会の理事会があり、年度末でもあったためか検討事項が多く、終了したのが21時近くになってしまいました。家に帰りお風呂に入ってから、早々に床に入りました。昨日の午前中は、一年に一度の人間ドックを受けました。これまで何度も助けていただいた別宮先生に診ていただいています。私はどうも気管支が弱いようで、いずれ旅立つとすれば、死因は肺炎になるでしょうか。

今朝は7.07 km を走り、これで今月は通算71.36 km、 残り11日で28.63 km となりました。ここ数か月は長い距離を走る LSD を敢行していません。高野コーチに散々アドバイスされてきたのですが、 なんだかんだと休日に用事が入ってしまい、実施する機会を逃しています。ということで今月は10回走り、そのうち8回は7 km 、1回は6 km 、そして一度だけ8 km を走ったのみです。これでは余裕を持ってフルマラソンを走るという、私の究極の目標を達成することは、当分できそうにありません。それに昨日の人間ドックで、最後の結果説明の際に、無理をしてフルマラソンを走るのはやめた方が良いかもしれないよ、と助言されましたので、少しめげてしまいました。まあ、なんだかんだ言っても、とりあえずは月100 km 走るという目標だけは達成していき、可能であれば少しずつ目標を高くしていければと願っています。

■今日の朝刊には呼吸器事件再審決定、と報じられています。滋賀県のある病院で2003年に発生した呼吸器事件から16年を経て、再審開始が確定しました。 殺人罪で懲役12年が確定し、服役して出所した後も、無罪を訴え続けてきた元看護助手のNさんは、父が入院する病院に駆けつけて報告し、「両親が何より望んでいた決定を伝えることができた」と喜びを噛み締めた 、と報道されています。

この記事の解説の中で、供述弱者の捜査に警鐘、とあります。 記事にはこうあります。

殺人を自白したNさんの供述を「取調官に好意を抱き、関係を維持しようと虚偽自白した可能性がある」と疑った大阪高裁。その判断を最高裁が追認したことで、虚偽自白に追い込まれやすい「供述弱者」の取り調べのあり方にも警鐘が鳴らされた。供述弱者の虚偽自白は、 N さんに限ったことではない。未成年や知的障害者の場合には、同様の危険性がつきまとう。だが、取り調べに弁護人が立ち会う制度はない。

神奈川大法科大学院の白取祐司教授(刑事訴訟法)は「虚偽自白を防ぐのに最も有効なのは、弁護人の立会い制度の導入だ。今回の事件が制度化のきっかけになれば良い」と話されています。 私も、その通りだと思います。

アメリカの人気テレビ番組、「ロー&オーダー」を見ていると、つくづく日本とアメリカの司法制度の違いを痛感します。犯罪容疑者に対して、アメリカの制度が過度に人権を尊重している、とも日本人の私には取れますし、逆に日本の制度は人権侵害だ、とアメリカ人なら思うかもしれません。どちらが国際水準に基づいているのかは、どうやら明々白々のようです。 白井聡先生の永続敗戦論ではありませんが、戦前から戦後にかけて、変えておかなければならなかった問題点のいくつもが、いわば棚ざらしの状態のまま戦後の時間が流れているように、私には感じられるのです。